科目一覧へ戻る | 2024/03/22 現在 |
科目名/Subject | ミクロ経済学 |
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担当教員(所属)/Instructor | 白田 康洋 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2024年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 月/Mon 3 , 木/Thu 3 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School,商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School |
配当年次/Years | 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 4 |
研究室番号/Office | 白田 康洋(543) |
オフィスアワー/Office hours | 白田 康洋 |
更新日/Date of renewal | 2024/02/16 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
目的:国際標準の学部レベルでのミクロ経済学の理解 本科目は,価格理論とゲーム理論による経済分析を講義する.どのような社会経済においても資源は稀少である.本科目では,その有限の資源が,市場やその他のメカニズムを通じた経済活動の中でどのように配分されるか,また配分されるべきなのかを考察する. 前半は,これらの資源配分の問題を市場メカニズムの理論により分析し,後半は,それらの問題をゲーム理論により分析する. 方法:担当教員による講義 スライドと板書を併用し講義する.授業・試験はすべて日本語で行うが,本学の「No.1グローカル大学宣言」の理念に則り,英語で経済学を学ぶ第一歩としてスライドは英語で書かれたものを使用する. |
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達成目標 /Course Goals |
・国際標準の学部レベルでの価格理論・ゲーム理論による経済分析を理解する. ・国際経済学,公共経済学,産業組織論といった発展的な経済学の内容を理解するための基礎能力を身につける. ・英語を使って経済学を学ぶための第一歩を踏み出す. |
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授業内容 /Course contents |
第1週 Introduction 前半第2-8週 市場理論 第2-3週 消費者行動 第4-5週 生産者行動 第6-8週 市場均衡 後半第9-15週 ゲーム理論 第 9-10週 ゲーム理論の基礎 第11-12週 不完全競争: 独占と複占 第13-14週 不完備市場: 外部性と公共財 第15週 まとめと予備 |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
国際標準の学部レベルでの価格理論・ゲーム理論による経済分析を理解するため,毎回授業内容の予習・復習を必ず行うようにしてください. 事前学習: ・毎回,事前に指示する範囲について,教科書・参考書等の該当部分を読んでおくこと. 事後学習: ・毎回,授業後に練習問題等の課題を出すので,解いて理解を深めること. ・毎回,理解度の確認のため,manabaを通じて小テストを行う予定. |
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使用教材 /Teaching materials |
教科書は次の通り. ・奥野正寛,「ミクロ経済学」,2008年,東京大学出版会 参考書として以下のものをあげておく. ・市場理論:神取道宏「ミクロ経済学の力」,2014年,日本評論社 ・ゲーム理論:岡田章「ゲーム理論・入門」,新版,2014年,有斐閣 ・英語文献:Hal Varian, "Intermediate Microeconomics: A Modern Approach: Media Update", 2019, WW Norton, 9th ed. (Ebook を推奨) また,問題演習には次が有用である. ・奥野正寛編, 「ミクロ経済学演習」,2版,2018年,東京大学出版会 ・岡田章監修, 「ゲーム理論ワークブック」,2015年,有斐閣 本講義で使う数学については次を参照すること. ・尾山大輔・安田洋祐編「経済学で出る数学」2013年,日本評論社 |
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成績評価の方法 /Grading |
以下の計100点で評価する予定: ・期末試験 50点, 小テスト 50点 |
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成績評価の基準 /Grading Criteria |
次の点を合格ラインの水準とする: 基本的なミクロ経済学について理解力を有し、その理論と方法を応用して、さまざまな経済現象について分析できること. 具体的には上記の水準にどの程度到達しているかを踏まえ,秀(90 - 100点),優(80 - 89点),良(70 - 79点),可(60 - 69点)を判断する. 不可(60点未満):以上の水準に達しないこと。 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
・「経済学入門I」,「経済学入門II」及び「経済数学」を履修済み,もしくは同時に履修すること. ・「マクロ経済学」を併せて履修することが望ましい. ・商学部生が経済学を学ぶ意義については,こちらも(https://onl.tw/KEWxZX4)参照してください. ・意欲のある学生は本科目を履修した後,すべて英語で行われるグローカルプログラムの経済学関連科目(ビジネス経済学等)にも是非挑戦してみてください. ・各種公務員試験におけるミクロ経済学の問題にも対応. |
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実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない/No | ||
授業実施方法 /Method of class |
①面接授業/Face-To-Face class | ||
遠隔授業 /Online class |
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