科目一覧へ戻る | 2024/03/22 現在 |
科目名/Subject | 上級日本語IV |
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担当教員(所属)/Instructor | 大澤 幸 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 外国語科目等 |
開講学期/Semester | 2024年度/Academic Year 後期/Fall Semester |
開講曜限/Class period | 火/Tue 2 , 木/Thu 2 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School,商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School |
配当年次/Years | 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | 大澤 幸(1号館413号室) |
オフィスアワー/Office hours | 大澤 幸(火曜日4限、木曜日4限、もしくは事前にメールでアポイントメントをとってください。) |
更新日/Date of renewal | 2024/02/28 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
このコースは「上級日本語I」、「上級日本語II」および「上級日本語III」を履修した正規留学生、あるいはそれと同等の語学力を持つ日本語学習者を対象とする。このコース前半では、論文を書き上げるために必要な知識と批判的思考力、また自分の意見をわかりやすく伝える日本語能力を身につける。 授業では論文の構成とその書き方を学ぶ。コース後半では、日本のアニメ史、ポストヒューマニズムの概論に触れ、それを用いてサイエンス・フィクションを分析できる力をつける。そのためにも学術論文を読んで、正しく内容を理解する力、また要約できる力も身につけていく。 |
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達成目標 /Course Goals |
1.論文に必要な文体や表現・語彙、構成を理解できる。 2.日本語で自分の考えを論理立て、適切に論文を書くことができる。 3.研究テーマ(e.g ポストヒューマニズム)に使用される語彙・表現を理解し、日本語で明確に説明することができる。 4.先行研究(データを含む)を理解する読解力および要約する力をつける。 5.日本のアニメ史を理解し、映像(特にSFアニメ)を分析できる力をつける。 |
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授業内容 /Course contents |
週ごとの授業内容は以下の通りである。ただし、履修者の知識、習得度合いに応じて順番や内容を変更することがある。 第1週目 授業概要説明・論文の書き方 第2週目 基本的な論文構成・文字・文体・表現方法 第3週目 先行研究・テキスト批評の仕方と効果 第4週目 テーマ・問題の設定 第5週目 本文の組み立て方・結論の書き方 第6週目 注のつけ方・引用の仕方・文献表の作り方 第7週目 日本のアニメ史1 第8週目 日本のアニメ史2 第9週目 日本のアニメ史3・口頭発表の仕方 第10週目 『中間発表』 第11〜12週 『攻殻機動隊』(押井守 1995) 第12〜13週目 『メトロポリス』(りんたろう 2001) 第13〜14週目 『竜とそばかすの姫』(細田守 2021) 第15週目 口頭発表・総括 |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
事前学習: 配布資料を授業前に読み、授業への準備をしてくること。 事後学習: 授業で配布した論文を読み返す。また、毎回授業、学習したことを踏まえた課題を提出するので、期日を守って提出すること。しっかりと時間をかけて課題に取り組むこと。 |
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使用教材 /Teaching materials |
必要に応じて資料を配布する。教材は新聞記事、学術論文、視聴覚メディアを扱う。 (参考図書) 『レポート・論文の書き方入門 第4版』 『ゼロからわかる大学生のためのレポート・論文の書き方』 『はじめてでも、ふたたびでも、これならできる! レポート・論文のまとめ方』 |
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成績評価の方法 /Grading |
出席及び参加度 15% 課題および宿題 35% 中間発表 10% 期末発表 15% 論文 (学期末) 25% |
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成績評価の基準 /Grading Criteria |
秀:100-90% 論文を書くための必要事項を十分に理解し、適切な日本語を用いて論理的に自分の主張を提示できる。また、様々なテーマの学術論文を十分に理解する読解力があり、それを的確に要約することもできる。十分な先行研究やデータがあり、参考文献も適切に入っている論文を書くことができる。 優:89-80% 論文を書くための必要事項を理解し、論理的に自分の主張を提示できる。また、様々なテーマの学術論文を理解し、要約することができる。先行研究やデータ、参考文献などが入っている論文を書くことができる。 良:79-70% 論文を書くための必要事項を理解し、先行研究やデータ、参考文献などが入っている論文を書くことができる。また、学術論文を読解、要約することができる。 可:69-60% 必要事項の欠けている部分もあるが何とか論文を書くことができる。また、学術論文も何とか理解、要約することができる。 不可:59%以下 必要事項の欠けた論文で、主張も明確に表現できていない。また、学術論文を理解する日本語表現や語彙も十分でない。 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
・日本語能力試験1級の日本語運用力があることが望ましい。 ・毎回、配布された資料を授業前に読んで授業に備えること。 ・授業はセミナー形式で行う。そのため、参加者の授業参加度が重要になる。自分の学習に責任を持って行動し、主体的に学ぶ姿勢が望まれる。 |
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実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない/No | ||
授業実施方法 /Method of class |
①面接授業/Face-To-Face class | ||
遠隔授業 /Online class |
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No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |