科目一覧へ戻る | 2024/03/22 現在 |
科目名/Subject | 北海道産業論Ⅰ |
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担当教員(所属)/Instructor | 北川 泰治郎 (グローカル戦略推進センター) , 玉井 健一 (商学部) , 李 濟民 (商学研究科) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 共通科目 |
開講学期/Semester | 2024年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 火/Tue 2 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School,商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School,非正規生商学部特別聴講学生/非正規生商学部特別聴講学生 |
配当年次/Years | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2024/03/08 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
【目的】 本講義は、地域について、経済、経営、大学、企業、食、観光、流通、地域、金融、物流、製造、医療、歴史などをキーワードに、受講生が地域の実情や産業を理解し、地域視点で物事を捉えることの重要性を自覚することを目的としています。また、地域経済の具体的な事例に触れ、これから大学で何に興味を持ち学ぶのか、今後の修学における目標や卒業後のキャリア形成を考える機会にもなると思います。 【方法】 小樽商科大学、帯広畜産大学、北見工業大学の教員に加え、民間企業など地域経済をけん引する経営者、自治体のトップを務める方々を特別講師として招へいし、地域の実情や産業、経済動向など幅広いテーマで講演して頂く、オムニバス形式で進めます。 本講義は、対面方式と遠隔(web)方式を併用した、ハイブリッド型授業で行います。また、令和5年度に開講された北海道産業論Ⅱの履修有無は影響しませんので、北海道産業論Ⅱを履修していなくても学習できますし、履修した学生はさらに地域を牽引する企業の事例を学ぶことができます。なお、講師の特別な事情等により、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります。 |
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達成目標 /Course Goals |
・地域経済や産業、歴史、文化に関する基本的な知識を学び、理解できる ・地域の課題を理解し、事例を通じてその解決手法を考える能力を身に付ける |
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授業内容 /Course contents |
以下の講師陣によるオムニバス形式で授業を進めます。 ・北海道産業概論(講師:小樽商科大学名誉教授 李 濟民) ・北海道経済と産業立地(講師:株式会社苫東代表取締役社長 辻 泰弘 氏) 苫東地域から見える産業、企業立地の事例による北海道経済の動向などについて ・地域の人材(講師:キャリアバンク株式会社常務取締役 益山 健一 氏) 北海道における人材の動向、働き方や今後求められる人材などについて ・地域と伝統(講師:田中酒造株式会社代表取締役社長 田中 一良 氏) 日本酒の歴史や伝統、北海道における日本酒業界の動向や製造業としての事業展開などについて ・オホーツク地域と大学(講師:北見工業大学社会連携推進センター准教授 三枝 昌弘) オホーツク地域の現状や大学との関り、イノベーションの必要性などについて ・地域の医療(講師:渓仁会グループ最高責任者 成田 吉明 氏) 地域に必要な医療の仕組み、地域と連携した取り組み事例などについて ・北海道の物流(講師:北海道物流開発株式会社代表取締役 斉藤 博之 氏) 北海道の物流の現状と課題、新たな物流システムなどについて ・地域と金融(講師:日高信用金庫常務理事 新保 雄司 氏) 日高地域の地域活性化と金融機関の役割などについて ・北海道の農畜産業(講師:帯広畜産大学畜産学部教授 耕野 拓一) 北海道の農畜産業の歴史と現状、今後について ・北海道の観光(講師:鶴雅ホールディングス株式会社代表取締役社長 グループCEO 大西 雅之 氏) 北海道観光業界の現状とアドベンチャーツーリズムなどの新しい展開について ・北海道の企業経営(講師:生活協同組合コープさっぽろ理事長 大見 英明 氏) 北海道の流通、地域の課題に対する新しい取り組みなどについて ・地域の魅力(講師:ニセコ町 町長 片山 健也 氏) 町民と考える地方創生、SDGsの取り組みなどについて ・地域のブランド(講師:小樽商科大学グローカル戦略推進センター教授 北川 泰治郎) 北海道ブランドの現状、ブランディングの重要性などについて ・北海道経済の展望(講師:北海道経済部 部長) 今後の北海道産業、経済の動向について ・講義のまとめ |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
普段から北海道や地域の動向、課題に関するような新聞雑誌、Web等の記事をよく読み情報収集を心がけ、地域の現状に関心を持ってください。また、事前課題は授業の理解を深めるため重要なものなので、必ず取り組むようにしてください。 | ||
使用教材 /Teaching materials |
テキストの指定はありません。 毎回の講義時に、各講師からの資料が配布されます。 レポート等の提出はすべてウエブ学修管理システム(manaba)を使用します。また講義時間中の出席確認、質疑応答等には専用のリアルタイムアンケートアプリ(respon)インストール済みの携帯端末を使用します。 私物のスマートフォンやタブレット端末を講義時に使用してもらいます。 |
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成績評価の方法 /Grading |
「事前課題(事前レポートと事前アンケート)」「講義参加(質疑など講義への積極的参加)」「最終レポート(全ての講義終了後、興味を持った複数のテーマを基にレポートを提出)」により評価します。なお、最終レポートの提出は10回以上の出席を必要とします。 1.事前課題2点×13回 : 26点 2.参加点 : 14点(講義の受講態度、質問等を勘案) 3.最終レポート : 60点(10回以上の出席が必要となります) =最終評価点(1+2+3) |
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成績評価の基準 /Grading Criteria |
秀:90点以上、優:80〜89点、良:70〜79点、可:60〜69点、不可:59点以下 ・秀:地域と産業について秀でた理解力を有し、地域の現状や課題について秀でた分析を行うことができる。 ・優:地域と産業について優れた理解力を有し、地域の現状や課題について優れた分析を行うことができる。 ・良:地域と産業について良い理解力を有し、地域の現状や課題について良い分析を行うことができる。 ・可:地域と産業についての理解力を有し、地域の現状や課題について分析を行うことができる。 ・不可:地域と産業についての理解力に乏しく、地域の現状や課題について分析を行うことができない。 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
出席や事前課題提出の方法、成績評価の方法などを説明するので、できるだけ第1回の授業には出席してください。なお、やむを得ない事情等で欠席された場合のために第1回の講義を4月中はオンデマンド配信する予定です。 社会常識に反する行為(私語、携帯電話など)が見られる場合は、退室を命ずることがあるので注意してください。ただ聞くだけではなく、講義への積極的な参加を望みます。 |
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実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当する/Yes | ||
実務経験の概要 /Outline of their practical experiences |
実務家教員に加え、民間企業などの経営者をはじめ、自治体のトップなど管理職の方々を講師として招へいし、オムニバス形式で実施します。 | ||
実務経験と授業科目との関連性 /Relevance between their practical experiences and the course |
講師の実務経験を十分に活かした授業内容とし、質疑応答時間を確保し、講師、学生双方向の意見交換を行う、コミュニケーションラーニング方式で授業を行います。 | ||
授業実施方法 /Method of class |
①面接授業/Face-To-Face class | ||
遠隔授業 /Online class |
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追加情報 /Additional information |
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追加情報の詳細 /Detailed information on additional information |
北海道の実情や課題中心の授業を行います。 | ||
シラバス作成のためのガイドラインに従って作成した /made this syllabus according to the guidelines |
はい/YES |