科目一覧へ戻る | 2024/03/22 現在 |
科目名/Subject | 基礎ゼミナール 宮田 賢人 |
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担当教員(所属)/Instructor | 宮田 賢人 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 共通科目 |
開講学期/Semester | 2024年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 水/Wed 1 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School |
配当年次/Years | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2024/02/28 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
授業の目的: 本ゼミナールの目的は、大学での学習に必要不可欠な以下の3つの基礎的なアカデミックスキルを向上させることです。 ① 適切な情報を探索し、それを正確に要約しつつ理解するインプットの能力 ② インプットされた情報を批判的に吟味する能力 ③ 吟味された情報をふまえつつ、自身の主張や見解を論理的かつ説得的に他者に対して提示するアウトプットの能力 授業の方法: 本ゼミナールでは、以下のワークを通じて能力の向上を試みます(履修者の数に応じて、ワーク内容は調整の可能性あり)。 ・信頼性のある情報・文献の探し方についての学修(①のため) ・文献をクリティカル(批判的)に読む方法(②のため) ・学術文献の要約/報告/議論(②のため) ・論証的レポートの書き方についての学修(③のため) ・レポート(2000字程度)の執筆とプレゼンテーション(③のため) なお、本ゼミナールは原則的として「対面」で行います。 |
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達成目標 /Course Goals |
・信頼できる情報へアクセスできるようになる ・テクストの論理を正確に読みとり、また、それを損なうことなく要約できるようになる ・アカデミックライティングの基礎を習得し、論理が明快かつ説得的な文章を書けるようになる ・自身の主張や見解を簡潔かつ論理的に話せるようになる ・「ケア」「依存」「自立/自律」に関する基本的な論点を知る |
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授業内容 /Course contents |
第1回 基礎ゼミナールの目的(イントロダクション) 第2回 図書館ワーク(資料収集の方法) 第3回 クリティカル・リーディング:文献を批判的に読む方法 第4ー10回 文献報告の練習 今年度は「ケア」「依存」「自立/自律」をテーマにします。わたしたちの社会では「一人前の大人として自立して生きること」が良いことであるとされています。しかし、われわれ人間は誰しもが他者に依存して生き、他者からのケアを受けることを必要とする存在であることもまた事実です。ここにおいて「他者に依存して生きることは果たして悪いことなのか?」「他者に対するケアにはいかほどの価値があるのか?」「他者に対するケアの負担をどのように分配するか?」といった、「ケア」「依存」「自立/自律」をめぐるさまざまな論点が浮上します。本ゼミナールでは、以下に挙げる文献を輪読することで、これらの論点について考察を深めます。 輪読文献の例:岡野八代『ケアの倫理学』;小西真理子『共依存の倫理学』など。また、途中に映画鑑賞も挟む予定です(いまのところ『リービング・ラスベガス』)。 第11回 アカデミックライティングの基本:論証型レポートの書き方 第12回 パラグラフ・ライティングの理論 第13回 パラグラフ・ライティングを実践する - レポートの執筆(2000字程度) - 第14回 プレゼンテーション① 第15回 プレゼンテーション② ※ 受講生の人数・関心に応じて、授業内容を微調整する可能性があります。 |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
文献報告の回で報告対象となっているテクストは欠かさず読んだ上で、ゼミナールに出席すること(たとえ、自分が報告担当でない回でもです)。 | ||
使用教材 /Teaching materials |
岡野八代(2023)『ケアの倫理』岩波書店 は購入をお願いします。 その他の資料や文献は該当箇所のコピーを配布します。 また、以下の2つは必ず購入する必要はありませんが、手元において自習の際に参照することを推奨します。 - 戸田山和久(2022)『論文の教室〔最新版〕』、NHK出版 - 福澤一吉(2012)『クリティカル・リーディング』、NHK出版 |
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成績評価の方法 /Grading |
議論やワークへの積極的な参加、課題への真摯な取り組み、文献の報告および出席、の3要素で総合的に評価します。 | ||
成績評価の基準 /Grading Criteria |
最高点を100点とした上で、議論やワークへの積極的な参加(20%)、課題レポート(50%)、文献の報告・出席(30%)の比率で評価します。 成績評価と点数との関係は以下のとおりです。 秀:成績評価の総合点数が100点~90点 優:89点~80点 良:79点~70点 可:69点~60点 不可:59点以下 したがって、「秀」「優」の評価を獲得するためには、議論への積極的参加が不可欠です。また、課題レポートが未提出の場合は、直ちに「不可」の評価となります。さらに、「定期試験欠席届」の実施要項に該当しない事由で、3回以上欠席した場合は、課題レポートを提出した場合であっても不可とします。 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
定員(15名)をオーバーする数の受講生が本ゼミナールを希望した場合は、哲学・倫理学・法哲学・政治哲学・社会哲学・経済哲学に関心のある受講生を優先的に受け入れます(遺憾ながら定員をオーバーしてしまった場合、哲学や倫理学を受講登録していることや、志望理由から興味関心や熱意が読み取れるといった要素を勘案するつもりです) | ||
実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない/No | ||
授業実施方法 /Method of class |
①面接授業/Face-To-Face class | ||
遠隔授業 /Online class |
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