科目一覧へ戻る | 2024/03/22 現在 |
科目名/Subject | 総合科目II(c社会調査とデータ活用) |
---|---|
担当教員(所属)/Instructor | 田島 貴裕 (グローカル戦略推進センター) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 共通科目 |
開講学期/Semester | 2024年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 水/Wed 3 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School |
配当年次/Years | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | 田島 貴裕(308(1号館)) |
オフィスアワー/Office hours | 田島 貴裕(随時。事前にメールで連絡してください。) |
更新日/Date of renewal | 2024/02/19 | ||
---|---|---|---|
授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
授業の目的: 社会調査の意義と必要性を理解し,社会調査結果を正しく解釈できる知識・技術を修得する。また,社会調査の具体的な方法(企画・設計,調査票の作成,調査方法,結果の処理方法,報告)およびデータ分析手法について学び,実施するための基礎を身につける。 授業の方法: 社会調査を実施する際に必要な理論や手順について学習する。各回の授業後にはmanabaによる課題・小テストを実施する。また,授業の後半回には,社会調査に関するレポートを作成する。 |
||
達成目標 /Course Goals |
本講義の達成目標は次のとおりである。 ・社会調査の意義を説明できる。 ・社会調査の実施手順を説明できる。 ・調査票の間違いを指摘できる。 ・調査報告書の作成方法を習得する。 ・基礎的なデータ分析ができる |
||
授業内容 /Course contents |
各回の講義内容は次のとおりである。ただし,履修者の知識,習得度合に応じて講義の順番や講義内容を変更する場合がある。 第1回 社会調査の概要 第2回 社会調査の種類 第3回 調査の企画と設計 第4回 情報収集と整理 第5回 調査票の質問形式 第6回 調査票の回答形式 第7回 標本抽出の方法 第8回 実査と調査結果の処理 第9回 データ分析と確率統計の基礎 第10回 データ分析①:仮説の検定 第11回 データ分析②:相関関係と因果関係 第12回 データ分析③:平均の差と比率の差 第13回 質的調査 第14回 調査報告書 第15回 まとめ:社会調査の意義と課題 |
||
事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
事前学修: 講義では,各自の問題意識に基づいた調査票及びレポートを作成するので,日頃から,新聞記事,雑誌,テレビ報道等の社会調査結果や調査方法に関心を持つこと。特に,各メディアによる最新の世論調査に目を通しておくこと。 事後学修: 授業で学修した内容について,manabaによる課題・小テストを課すので期日までに提出すること。また,授業で示す社会調査に関するキーワードについて,総務省統計局の各種統計情報や関連するwebサイトを閲覧し,復習すること。 |
||
使用教材 /Teaching materials |
授業は以下の文献を参考にして進めていくので,手元にあると理解が深まる。 社会調査関連: 北川 由紀彦, 山口恵子(2019)社会調査の基礎.放送大学教育振興会 谷岡一郎(2000)「社会調査」のウソ.文藝春秋 統計関連: 栗原伸一・丸山敦史(2017)統計学図鑑.オーム社 レポート関連: 奥田和重,田島貴裕(2024)新入生のためのアカデミック・リテラシー.日本経済評論社 木下是雄(1994)レポートの組み立て方.ちくま学芸文庫 |
||
成績評価の方法 /Grading |
課題・小テスト:70点(5点×14回) 社会調査に関する内容について,毎回の授業で課題・小テストを提示するので,指示する期日までに提出する。 レポート作成:30点(1回) 指示されたテーマに関するレポートを期日までに提出する。 *そのほか,授業中への取組姿勢により各評価点を増減する場合がある。 |
||
成績評価の基準 /Grading Criteria |
秀:成績評価の総合点数が100点~90点 社会調査の意義を理解し,社会調査結果を正しく解釈することができる。また,社会調査の実施に関する一連の流れと,データ分析に関する知識と技術を十分に身に付けている。 優:89点~80点 社会調査の意義を理解し,社会調査結果を正しく解釈することができる。また,社会調査の実施に関する一連の流れと,データ分析に関する知識を身に付けている。 良:79点~70点 社会調査の意義を理解し,社会調査結果を正しく解釈することができる。また,社会調査の実施に関する基礎知識と,データ分析に関して理解している。 可:69点~60点 社会調査の意義を理解し,社会調査結果を正しく解釈することができる。また,社会調査に関する基本的事項を理解している。 不可:59点以下 社会調査の意義および基本的事項の理解には至っていない。また「定期試験欠席届」の実施要項に該当しない事由で,5回以上欠席した場合」や「レポートを提出しない場合」も成績に関わらず不可とする。 |
||
履修上の注意事項 /Remarks |
・「5回以上欠席した場合は不可」としているが,「4回まで欠席できる」という意味ではない。「欠席」や「課題・小テストの未提出」が多くなれば,当然,単位取得の可能性は低くなるので注意すること。 ・欠席は,原則として「定期試験欠席届」の実施要項に該当する要件のみ,成績評価の際に考慮する。該当する要件で欠席した場合は,後日,証明書と欠席届を速やかに提出すること。 ・講義に関する情報や他の履修者に関する情報を,SNS等へ提示したり,履修者以外へ教えたりしないこと。 |
||
実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない/No | ||
授業実施方法 /Method of class |
①面接授業/Face-To-Face class | ||
遠隔授業 /Online class |
|