シラバス参照

授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2024/03/22 現在

科目名/Subject 言語・文学特別講義(言語学)
担当教員(所属)/Instructor 權 恩熙 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 共通科目
開講学期/Semester 2024年度/Academic Year  後期/Fall Semester
開講曜限/Class period 月/Mon 3
対象所属/Eligible Faculty 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School,商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School
配当年次/Years 1年 , 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2024/02/22
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
■ 授業の目的
言語学のさまざまな分野の基礎知識を学び,その背景,理論,研究方法などを理解する。また、言語学の基礎を学ぶことによって、言葉への関心を深めることを目的とする。

■ 授業の方法
 言語の音声,語や文の構造,言葉の意味,社会の中での言語のあり方,などのテーマについて,教科書の説明や身近な事例などをもとに紹介する。基本的にはパワーポイント・スライドを活用した講義形式で行うが、適宜グループワークを通して討論・発表をさせることもある。
達成目標
/Course Goals
(1)ことばをめぐる世界の状況、ことばのはたらき、習得、役割、研究による知見などを理解し、基本用語や概念が説明できる。
(2)言語学研究の基本用語とその概念が説明できる。
(3)上記の言語研究の知見を応用して、ことばのとらえ方、用い方が柔軟になる。
(4)ことばに限らず、ものごとの背後にある「しくみ」を⾒出す感覚を⾝につける。
授業内容
/Course contents
※ 状況によってシラバスの内容が一部変更になる場合がある。
【第 1 回】ガイダンス、「言語」と「言語学」
【第 2 回】音の作り方(音声学)
【第 3 回】音の使い方(音韻論)
【第 4 回】単語のしくみ (形態論)
【第 5 回】単語のしくみ (語彙論)
【第 6 回】意味の世界(認知言語学)
【第 7 回】単語間の意味関係(意味論)
【第 8 回】談話と会話のしくみ(語用論)
【第 9 回】「社会言語学」とは何か ~映画とミュージカル「マイ・フェア・レディ」鑑賞~
【第10回】言語のバリエーション ~地域方言、社会方言、性別と年齢と言葉~
【第11回】言語の選択 ~多言語使用、ダイグロシア、コード切り替え~
【第12回】言語の接触① ~ピジン(横浜ピジン)・クレオール(宜蘭クレオール)、移民言語(日系カナダ人の言語事情)~
【第13回】言語の接触② ~小笠原諸島の混合言語、ニカラグア手話、ニセコ町の言語景観~
【第14回】言語とコンテキスト ~アコモデーション理論、フォリナー・トーク、ポライトネス・ストラテジー~
【第15回】在日コリアンの言語事情 ~ドキュメンタリー映画「ウリハッキョ」から見る北海道朝鮮学校~

※ 9回目以降から社会言語学の諸テーマが中心となる。
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
<事前学修> 教材の該当箇所を読み、よく分からない単語や概念を調べておくこと。

<事後学修> 授業内容を復習するとともに、各章の最後にある問題や教員からの問いについて自分なりの答えをまとめて提出すること。
使用教材
/Teaching materials
[教材] 高橋留美・大塚みさ・杉本淳子・田中幹大『やさしい言語学』(研究社)ISBN: 978-4327377489

[参考書] 東照二『社会言語学入門<改訂版> 生きた言葉のおもしろさに迫る』(研究社)ISBN: 978-4327401573

※1~8回目の授業は「教材」の1~10章、9~15回目の授業は「教材」の11~12章と「参考書」の内容を扱う。
※9回目以降からは事前にパワーポイント資料(PDF)を配布するため、参考書の購入は必須ではない。
成績評価の方法
/Grading
定期試験40%、期末レポート40%、平常点20%(リアクションペーパー、課題の提出、積極性など)

※出席点はありません。なお、出席は基本的に自己管理です。学期途中に出欠状況を教えてくれとの要求には対応できません。
成績評価の基準
/Grading Criteria
秀(90~100点):この授業で学んだ内容について完全に理解している。
優(80~89点):この授業で学んだ内容についてかなりに理解している。
良(70~79点):この授業で学んだ内容についてよく理解している。
可(60~69点):この授業で学んだ内容について最低限は理解している。
不可(59点以下):この授業で学んだ内容への理解が不足している。

※5回以上正当な理由なく欠席した場合、成績評価の対象外とする。(「定期試験欠席届」の実施要項に該当する要件は「欠席」扱いとしない)
履修上の注意事項
/Remarks
(1)欠席回数が5回以上になると単位取得資格を失う。
(2)すでに「言語学」に関する単位を取得済みである場合は、履修できない。
(3)ほぼ全履修者にとって初めての内容であることが考えられるため、予習は必要ないが、毎回の授業の復習をしておくこと。使用するテキスト以外に授業中に配布したプリントも試験範囲に含まれるため、その内容も確認しておくこと。
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当しない/No
授業実施方法
/Method of class
①面接授業/Face-To-Face class
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class
追加情報
/Additional information
地域(北海道)に関する学習内容を含む/Includes learning content on region(Hokkaido)
シラバス作成のためのガイドラインに従って作成した
/made this syllabus according to the guidelines
はい/YES
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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