シラバス参照

授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2024/03/22 現在

科目名/Subject 生物学II(A)
担当教員(所属)/Instructor 片山 昇 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 共通科目
開講学期/Semester 2024年度/Academic Year  後期/Fall Semester
開講曜限/Class period 水/Wed 1
対象所属/Eligible Faculty 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School,商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School
配当年次/Years 1年 , 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2024/02/19
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
遺伝子組換え植物やiPS細胞など、生物学の新しいテクノロジーは、毎日のようにニュースで取り上げられている。本講義では、社会を発展させてきた生物学の側面を概説しつつ、特に「医療」と「農業」に関するバイオテクノロジーの基本原理とその用語を身につけることを目的とする。授業はパワーポイントを用いて行い、毎回プリントを配布する。

本講義の履修を通して獲得が期待される能力は以下の通りである;
・遺伝子診断や遺伝子の組換えの概要を説明できる
・動物や植物がもつ免疫機構を説明できる
達成目標
/Course Goals
・ゲノムについて説明できる
・免疫について説明できる
・環境保全型農業について説明できる
・社会に果たす生物学の役割を考察できる
授業内容
/Course contents
第1回 イントロダクション
第2回 がんという病気を「細胞」と「DNA」から理解する①
第3回 がんという病気を「細胞」と「DNA」から理解する②
第4回 遺伝子と病気①
第5回 遺伝子と病気② 
第6回 肥満の科学
第7回 遺伝子工学の基礎を学ぶ
第8回 ゲノムプロジェクト
第9回 ES細胞とiPS細胞
第10回 iPS細胞を用いた応用科学
第11回 ヒトはどのように病原体に備えるか?
第12回 植物が病害虫から身を守る方法
第13回 農業害虫とヒトの戦い(総合的害虫管理)
第14回 有用生物の利用と開発
第15回 まとめ
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
本講義の目的は、バイオテクノロジーの基本概念とその用語を身につけることである。日頃からニュースなどで最新の情報を仕入れ、生物学の動向に関心を持つよう心がけていて欲しい。
・シラバスの「授業内容」で分からない単語があれば、授業前にその意味を調べておく
・生命倫理について自分の意見を持っておく
・授業中に配布するプリントで復習する
使用教材
/Teaching materials
特定な書籍を教科書にしないが、以下を参考書とする:武村政春(他)「Primary大学テキスト これだけはおさえたい生命科学」(実教出版)、吉村成弘「大学で学ぶ身近な生物学」(羊土社)、田村隆明「基礎から学ぶ遺伝子工学」(羊土社)
成績評価の方法
/Grading
授業中に実施するレポートの結果を平常点(40点)とし、それに期末試験の結果(60点)を加えた総合100点満点で評価する。
成績評価の基準
/Grading Criteria
秀:成績の総合評価が90点以上
 人間社会の発展に貢献した生物学の役割を正しく理解できている。また、医療と農業に関するバイオテクノロジーの基本原理とその用語を正しく説明できる。
優:89〜80点
 人間社会の発展に貢献した生物学の役割を十分に理解できている。また、医療と農業に関するバイオテクノロジーの基本原理とその用語を正しく説明できる。
良:79〜70点
 人間社会の発展に貢献した生物学の役割を十分に理解できている。また、医療と農業に関するバイオテクノロジーの基本原理とその用語をおおよそ説明できる。
可:69〜60点
 人間社会の発展に貢献した生物学の役割をおおよそ理解できている。また、医療と農業に関するバイオテクノロジーの基本原理とその用語をおおよそ説明できる。
不可:59点以下
 人間社会の発展に貢献した生物学の役割の理解に至っていない。また、医療と農業に関するバイオテクノロジーの基本原理とその用語を説明できていない。
履修上の注意事項
/Remarks
生命科学の技術は日進月歩で発展している。日頃からニュースや新聞をみて、生物学に関する話題をチェックして欲しい。講義で用いるスライドのコピーをプリントとして配布する。プリントの各所に空白を設けているので、講義を聴きながら空白を埋め、「聴くこと」と「書くこと」で要点を覚えて頂きたい。
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当しない/No
授業実施方法
/Method of class
①面接授業/Face-To-Face class
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

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