科目一覧へ戻る | 2024/03/22 現在 |
科目名/Subject | 日本文学II(B) |
---|---|
担当教員(所属)/Instructor | 中村 史 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 共通科目 |
開講学期/Semester | 2024年度/Academic Year 後期/Fall Semester |
開講曜限/Class period | 金/Fri 5 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School,商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School |
配当年次/Years | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2024/02/29 | ||
---|---|---|---|
授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
この授業では日本の代表的古典文学の幾つか、『蜻蛉日記』『紫式部日記』『宇治拾遺物語』『風土記』を取り扱います。日本の文学と文化の一端を知っていただくことを目的としています。 | ||
達成目標 /Course Goals |
日本の古典文学について自らよりよく知るようになる(それによって人生がより楽しいものとなれば一層望ましい)。機会があれば他の人にもそれを伝えることができるようになる。そういったことを目標としています。 例えば、海外に出たときに、日本のことを話そうとしても知らなければ話すことはできないでしょう。 |
||
授業内容 /Course contents |
各回の授業内容は以下の通りになる予定です。ただし、履修者の理解や習得などの状況を見て順番や内容を変更する場合があります。 第1回:この授業について、『蜻蛉日記』、道綱母と兼家の結婚 第2回:『蜻蛉日記』、道綱母と兼家の他の妻達 第3回:『蜻蛉日記』、『伊勢物語』『源氏物語』『更科日記』との関係 第4回:『蜻蛉日記』、道綱母の物詣で 第5回:『蜻蛉日記』、道綱母の子供達 第6回:『紫式部日記』、敦成親王誕生まで 第7回:『紫式部日記』、敦成親王誕生の祝宴数々 第8回:『紫式部日記』、内裏に戻って 第9回:『紫式部日記』、書簡・随筆 第10回:『紫式部日記』、残る事ども 第11回:『宇治拾遺物語』、序文・冒頭 第12回:『宇治拾遺物語』、神仏霊験譚 第13回:『宇治拾遺物語』、昔話との関係 第14回:『宇治拾遺物語』、天竺の説話 第15回:『宇治拾遺物語』、言葉遊びの説話 |
||
事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
事前には毎回テキストの該当箇所を読み、わからないことを調べておくこと。 事後には授業で指定したレポートを作成すること。また、授業で言及したテーマについて調べ、授業で紹介した図書を読むこと。 その他、各回授業において適宜指示します。 |
||
使用教材 /Teaching materials |
・角川書店編『蜻蛉日記』(角川ソフィア文庫、ビギナーズクラシックス日本の古典、KADOKAWA)紙媒体・本体680円 ・山本淳子編『紫式部日記』(角川ソフィア文庫、ビギナーズクラシックス日本の古典、KADOKAWA)紙媒体・本体760円 ・伊東玉美編『宇治拾遺物語』(角川ソフィア文庫、ビギナーズクラシックス日本の古典、KADOKAWA)紙媒体・本体680円 ・橋本雅之編『風土記』(角川ソフィア文庫、ビギナーズクラシックス日本の古典、KADOKAWA)紙媒体・本体920円 ⇨ 最終レポート用テキスト |
||
成績評価の方法 /Grading |
履修者の状況を見て最終的に決定します。基本的には、各回レポート(15回を目指す)+最終レポートの総合評価により、各回レポート60%、最終レポート40%の比率の予定です。各回レポートのみ、最終レポートのみでは合格点(60点以上)に達しません。 *状況を見て予定を変更することはあり得ます。 |
||
成績評価の基準 /Grading Criteria |
授業で取り扱った古典文学作品やテーマについて、最低限の理解をしていない場合「不可」、最低限の理解をしている場合「可」、良い理解をしている場合「良」、すぐれた理解をしている場合「優」、特にすぐれた理解をしている場合「秀」と評価するのがおおよその基準です。より良い評価を得るためには、履修者の側により多くの努力と誠実さが求められるでしょう。 | ||
履修上の注意事項 /Remarks |
古典文学を対象とする授業であり、古典文学テキストの講読も含まれます。履修者は、古典文法を修得しており、かつ、古文・漢文を一定以上読めることが必須となります。 遠隔・オンデマンド方式の授業となる予定です。金曜日を基準とし、早めにmanabaコースコンテンツに教材を掲載します。一部リアルタイムでの授業や試験が行われる可能性がありますが、その際にはmanabaコースニュースで連絡しますので、ご注意ください。 |
||
実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない/No | ||
授業実施方法 /Method of class |
⑤遠隔授業(時間割を指定するオンデマンド)/Online class(asynchronous on-demand classes following class timetable) | ||
遠隔授業 /Online class |
|