科目一覧へ戻る | 2024/03/22 現在 |
科目名/Subject | 歴史学II(昼間コース) |
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担当教員(所属)/Instructor | 藤本 健太朗 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 共通科目 |
開講学期/Semester | 2024年度/Academic Year 後期/Fall Semester |
開講曜限/Class period | 水/Wed 1 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School |
配当年次/Years | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2024/03/01 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
授業の目的: 授業では「現代史」を扱います。「現代史」とは、時代区分の中で最も新しい20世紀という時代の歴史、あるいは、現代世界を歴史学的に考えることを言います。現在、わたしたちが住んでいる世界では、地球上の遠く離れたところで生じた事件(たとえばウクライナの戦争)を、ほとんど瞬時のうちに世界中で共有しています。また、それらの事件はただちに自分たちの生活に影響をおよぼします。このような相関関係に人類社会がおかれるようになったのが20世紀であり、真の意味での「世界史」はこのような現代世界においてはじめて可能になりました(参考:http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/contemporary_history/ch-message/)。私たちが2024年現在抱えている諸問題は、20世紀の歴史から生じているものが非常に多くあります。授業では、20世紀の歴史と、21世紀現在の諸問題を、ともに歴史学的に考えることで、私たちが抱える問題により多面的に対処する方法を身につけることを目的としています。 授業の方法: 初回は、歴史学の考え方、現代史という概念、現代と歴史の関係について学習します。 第2回〜第10回では、20世紀の歴史について考えます。第2回で大まかな流れを掴み、第3回以降は20世紀の歴史における重要なトピックについて考えます。 第11回〜第15回は、2024年の我々が抱える諸問題について、それまでに学習した内容を元にしながら歴史学的に考えます。 授業は講義形式で行いますが、毎回の授業中に個人でのワークシートに取り組んでもらいます。 |
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達成目標 /Course Goals |
・歴史学的な考え方を理解する ・現代世界を歴史学的に捉えることができる ・現代日本や自分の周辺を相対的に捉えることができる ・20世紀の社会と文化を知る |
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授業内容 /Course contents |
各回の講義内容は次のとおりである。ただし、履修者の知識、習得度合に応じて講義の順番や講義内容を変更する場合がある。 <イントロダクション> 1. 歴史学の考え方、現代史と現代 <20世紀の歴史> 2. 20世紀の歴史 〜地続きの過去〜 3. ソ連という社会実験 〜スターリンからプーチンへ〜 4. 2つの世界大戦〜国連で平和は守れるのか?〜 5. ファシズム・ナチズム 〜「ナチスはいいこともした」のか?〜 6. アメリカの「正義」〜トランプ支持者は何に怒っているのか?〜 7. ヨーロッパ統合 〜ヨーロッパとは何か?〜 8. イスラーム世界 〜なぜ中東はわかりにくいのか〜 9. 大衆社会 〜民主主義は最善なのか?〜 <2024現代社会の問題を歴史学で考える> 10. ウクライナ問題 11. 中東問題 12. 環境問題 13. 人種とジェンダーをめぐる問題 14. 領土問題 15. 移民をめぐる問題 |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
事前学修:取り扱うテーマについて自分なりに調べてみる 事後学修:取り扱ったテーマについて、授業資料や参考文献を元に自分なりに整理する |
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使用教材 /Teaching materials |
使用教材は指定しない。各回の授業の参考文献についてはその都度提示する。 以下の参考文献が手元にあると授業の理解がより深まる。 山下範久編著『教養としての世界史の学び方』(東洋経済新報社、2019年) 小澤卓也、田中聡、水野博子編著『教養のための現代史入門』(ミネルヴァ書房、2015年) 喜多千草編著『20世紀の社会と文化』(ミネルヴァ書房、2024年) 講義スライドはmanabaへアップロードする。 |
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成績評価の方法 /Grading |
ワークシート:60点(4点×15回) 期末レポート:40点(絶対評価を行う。レポート課題と提出方法、また評価基準については第1回の授業で提示する) 正当な事由以外で授業を5回以上欠席した、あるいはワークシートの不提出が5回以上であった場合は、期末レポートの提出を受理しない。何を「正当な事由」とするかについては第1回の授業で提示する。 |
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成績評価の基準 /Grading Criteria |
秀:上記の合計点数が 100 点~90 点 優:89 点~80 点 良:79 点~70 点 可:69 点~60 点 不可:59 点以下 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
・インターネットにつながる自分のデバイス(PCやスマホ)を持参することが望ましい(必須ではない) ・高校程度の世界史や日本史の知識を有することが望ましい(必須ではない)。 ・2024年度前期の歴史学Iを履修していることが望ましい(必須ではない)。 ・講義に関する情報や他の履修者に関する情報をSNS 等へ提示したり、履修者以外へ教えたりしないこと。 ・毎回の講義においてワークシートを提出する。そのため、欠席が多くなるほど単位取得の可能性が低くなるので注意すること。 |
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実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない/No | ||
授業実施方法 /Method of class |
①面接授業/Face-To-Face class | ||
遠隔授業 /Online class |
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