科目一覧へ戻る | 2024/03/22 現在 |
科目名/Subject | 歴史学I |
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担当教員(所属)/Instructor | 藤本 健太朗(商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 共通科目 |
開講学期/Semester | 2024年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 金/Fri 5 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School,商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School |
配当年次/Years | 1年,2年,3年,4年 |
単位数/Credits | 2.0 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2024/03/01 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
授業の目的: 歴史の「歴」は過去のこと、「史」は文書(またはそれを書く人)を指します。高校までにみなさんが学んできた「歴史」は、過去について書いてある文書(主には教科書)の内容を理解する、というものでしたが、この授業で扱うのは「歴史」ではなく「歴史学」です。ここでの「学」は「考え方」のことで、過去について書かれた文書に基づいて思考する方法論が「歴史学」です。この方法論は、現代に生きる私たちが過去から教訓を得ることはもちろん、現代社会の問題自体を考える際にも非常に有用なものです。この授業では、歴史上の出来事を知識として覚えるのではなく、それを題材としながら、歴史学という一つの思考法を身につけることを目的としています。 授業の方法: 初回は、そもそも歴史学という思考の方法論とは何なのかを学習します。 第2回〜第7回では、歴史学にとって重要な6つの概念について学習します。 第8回〜第10回は、小樽という身近なテーマについて、歴史学的にはどのように考えられるのか、学習します。 第11回〜第15回は、日本の現代史(戦後史)を、世界史や現代の問題とリンクさせながら、いくつかの視点や切り口で考えます。 授業は講義形式で行いますが、毎回の授業中に個人でのワークシートに取り組んでもらいます。 第10回にはグループでのワークシート課題に取り組んでもらい、グループの代表者による短い発表を行います。 |
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達成目標 /Course Goals |
・歴史学的な考え方を理解する ・歴史学的に過去や現代の出来事を捉えることができる ・現代日本や自分の周辺を相対的に捉えることができる ・小樽や世界の歴史的出来事を知る |
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授業内容 /Course contents |
各回の講義内容は次のとおりである。ただし、履修者の知識、習得度合に応じて講義の順番や講義内容を変更する場合がある。 <イントロダクション> 1. 歴史学の考え方 <歴史と概念> 2. 歴史と地理 3. 歴史と宗教 4. 歴史と国家・政治 5. 国際関係・外交・戦争 6. 歴史と人の移動 7. 「ふつうの人々」の歴史 <小樽を歴史学で考える> 8. 小樽の歴史をどう書くか? 9. 世界史の中の小樽を考える 10. 小樽とナホトカの姉妹都市提携を考える <日本現代史を歴史学で考える> 11. 世界史の中の日本を考える 12. 2つの世界大戦と列強日本の終焉 13. 「経済大国」日本のサラリーマンと専業主婦 14. 核エネルギー・コンピューターと日本 15. もう一つの「戦後日本」沖縄 |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
事前学修:取り扱うテーマについて自分なりに調べてみる 事後学修:取り扱ったテーマについて、授業資料や参考文献を元に自分なりに整理する |
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使用教材 /Teaching materials |
醍醐龍馬編『小樽学−港町から地域を考える』(小樽商科大学出版会発行、日本経済評論社発売、2023年) その他、各回の授業の参考文献についてはその都度提示する。 また、以下の参考文献が手元にあると授業の理解がより深まる。 山下範久編著『教養としての世界史の学び方』(東洋経済新報社、2019年) 北村厚著『20世紀のグローバルヒストリー』(ミネルヴァ書房、2021年) 山内昌之、細谷雄一編著『日本近現代史講義』(中公新書、2019年) 講義スライドはmanabaへアップロードする。 |
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成績評価の方法 /Grading |
ワークシート:60点(4点×15回) 期末レポート:40点(絶対評価を行う。レポート課題と提出方法、また評価基準については第1回の授業で提示する) 正当な事由以外で授業を5回以上欠席した、あるいはワークシートの不提出が5回以上であった場合は、期末レポートの提出を受理しない。何を「正当な事由」とするかについては第1回の授業で提示する。 |
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成績評価の基準 /Grading Criteria |
秀:上記の合計点数が 100 点~90 点 優:89 点~80 点 良:79 点~70 点 可:69 点~60 点 不可:59 点以下 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
・インターネットにつながる自分のデバイス(PCやスマホ)を持参することが望ましい(必須ではない) ・高校程度の世界史や日本史の知識を有することが望ましい(必須ではない)。 ・講義に関する情報や他の履修者に関する情報をSNS 等へ提示したり、履修者以外へ教えたりしないこと。 ・毎回の講義においてワークシートを提出する。そのため、欠席が多くなるほど単位取得の可能性が低くなるので注意すること。 |
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実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない/No | ||
授業実施方法 /Method of class |
①面接授業/Face-To-Face class | ||
遠隔授業 /Online class |
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