科目一覧へ戻る | 2024/03/22 現在 |
科目名/Subject | 宗教学 |
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担当教員(所属)/Instructor | 堀 雅彦 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 共通科目 |
開講学期/Semester | 2024年度/Academic Year 後期/Fall Semester |
開講曜限/Class period | 木/Thu 4 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School |
配当年次/Years | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2024/03/22 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
▽授業の目的 宗教は個人の自由を奪い、あるいは人と人の間に対立を招くものーーそんなイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。 確かに、それも宗教の一面であることは否定できません。 しかし、それだけなのでしょうか。もし、そうだとしたら、なぜ今も世界各地で多くの人々が宗教なるものを信じ続けるのでしょうか。 この授業では、そのような宗教に対する素朴な疑問を受け止めながら、キリスト教、イスラームなど、名だたる大宗教から、アイヌをはじめとする各地の民族宗教や「名もなき宗教」、さらには現代の新宗教や広義の宗教現象としてのスピリチュアル文化まで(推し活も?)、それぞれの成り立ちと現代社会におけるそのありようの一端を探っていきます(時間の制約上、あくまでも一端を切り取るにとどまりますが、「宗教」の多様性への注目を促すため、幅広い事例を取り上げることを重んじます)。 |
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達成目標 /Course Goals |
1.伝統宗教の成り立ちと思想の基本について説明できるようになる。 2.現在の宗教状況に対する自分なりの関心や問題意識を、正確な知識にもとづいて説明できるようになる。 3.宗教学という学問の基本的な目的と特質を説明できるようになる。 |
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授業内容 /Course contents |
第1回 そもそも「宗教」とは何か/宗教学とは何か 第2回 世界の宗教分布と宗教分類(世界宗教/民族宗教、一神教/多神教、アニミズム、シャーマニズムなど) 第3回 いわゆる民族宗教と、世界各地の「名もなき宗教」について 第4回 アイヌの宗教について:映画、ドキュメンタリーを手掛かりに 第5回 神道と日本の民俗宗教について:映画、ドキュメンタリーを手掛かりに 第6回 世界宗教とは何か:宗教はいかにして世界化するのか 第7回 キリスト教の成り立ちと思想の基本 第8回 キリスト教の現在:映画、ドキュメンタリーを手掛かりに 第9回 イスラームの成り立ちと思想の基本 第10回 イスラームの現在:映画、ドキュメンタリーを手掛かりに 第11回 仏教の成り立ちと思想の基本 第12回 仏教の現在:映画、ドキュメンタリーを手掛かりに 第13回 社会問題化する宗教:カルト問題、靖国をめぐる論争など 第14回 拡散する「宗教」:推し活、スピリチュアル文化など 第15回 まとめ:「宗教」とはつまり、何なのか |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
事前学修:あらかじめ配布する資料に目を通し、疑問点や重要な点に目星をつけながら、授業の前提となる知識を固めておく。 事後学修:授業で使用した資料とノートを見ながら内容を振り返るとともに、気になるトピックについては図書館やウェブを活用して関連情報を調べる。 |
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使用教材 /Teaching materials |
各回に使用する資料を manaba を通して配布。授業ではこれを映写しつつ、解説を加える。 | ||
成績評価の方法 /Grading |
毎回、授業終了後に課題の提出を求める(主に、その回の授業を受けて自身が考えたことをフォームに記述し、締め切りまでに送信)。その内容を下記の基準に基づき、総合的に評価する。 | ||
成績評価の基準 /Grading Criteria |
1)授業内容を(特に重要な点について)正確に把握できているか。 2)授業内容を踏まえ、自分なりの問題関心や見解を明確にできているか。 15回中、12回以上の課題を提出し、概ね上の二つの条件を満たしている場合は優。その中でも特筆すべき理解力や着眼がみられる場合は秀。15回中、特別の理由なしに5回を越えて欠席した場合(課題提出なし)は不可とする。 なお、予習で得ておくべき基礎的な知識も含めて、授業内容をふまえない無理解や度を越えた無知に基づく記述や、資料の拾い読み、流し読みによる誤魔化しの回答は、提出しても評価対象とはせず、場合によっては減点の対象と見なしますので、この点はあらかじめ了承してください。 |
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リンク先ホームページアドレス /URL of syllabus or other information |
なし |
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実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない/No | ||
実務経験の概要 /Outline of their practical experiences |
なし | ||
実務経験と授業科目との関連性 /Relevance between their practical experiences and the course |
なし | ||
備考 /Notes |
なし | ||
授業実施方法 /Method of class |
①面接授業/Face-To-Face class | ||
遠隔授業 /Online class |
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追加情報 /Additional information |
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追加情報の詳細 /Detailed information on additional information |
なし | ||
シラバス作成のためのガイドラインに従って作成した /made this syllabus according to the guidelines |
はい/YES |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |