科目一覧へ戻る | 2023/04/07 現在 |
科目名/Subject | 現代経営組織特論/Organization Theory |
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担当教員(所属)/Instructor | 加藤 敬太(商学部) |
授業科目区分/Category | 現代商学専攻博士後期課程 組織マネジメント教育研究分野 |
開講学期/Semester | 2023年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 木/Thu 6 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学研究科現代商学専攻博士後期課程/Graduate School of CommerceGraduate School of Commerce Major in Modern Commerce |
配当年次/Years | 1年,2年,3年 |
単位数/Credits | 2.0 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2023/03/02 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
本授業は、経営組織論に関する日本を代表するレビュー論文を輪読していきます。具体的には組織学会の「組織論レビュー」プロジェクトに採択された論文で、マクロ組織論編の2冊・計13本の論文を読んでいきます。本プロジェクトでは、世界の経営組織論の動向をわが国に紹介するだけではなく、各テーマごとに、今後の研究の方向性を知るうえで指針となるものばかりです。多様なレビュー論文を読み込み、受講生の皆さまの研究関心に応じて関連する内容を掘り下げたりしながらのディスカッションができればと思っています。 | ||
達成目標 /Course Goals |
経営組織論の大学院生レベルの基本的な知識を習得することを最終目標とします。ご自身の研究テーマと関連付けて知識を習得することも併せて目標とします。 | ||
授業内容 /Course contents |
レビュー論文の内容は下記の通りです。 受講生と相談のうえ、読むものを決めたいと思います。 『組織論レビューⅡ』: 1 組織アイデンティティ論の発生と発展 佐藤秀典 コメント 山田真茂留 2 ダイナミック・ケイパビリティ 福澤光啓 コメント 藤本隆宏 3 技術の社会的形成 宮尾学 コメント 加藤俊彦 4 資源依存パースペクティブの理論的展開とその評価 小橋勉 コメント 山倉健嗣 5 経営組織のコンピューター・シミュレーション 稲水伸行 コメント 桑田耕太郎 『組織論レビューⅣ』: 1. マクロ現象としての「両利きの経営」とマルチレベル分析への展開 岩尾俊兵・塩谷 剛 2. 知識統合の理論と実践 王 亦軒 コメント 児玉 充 3. 組織ルーティン概念の変遷と今後の展望 吉野直人 コメント 桑田耕太郎 4. ラディカルな組織変革における研究の発展過程 古田成志 コメント 大月博司 5. 組織に対する社会からの評価とその影響 谷口 諒 コメント 山口真一 6. ステータス研究の経営学的意義とその課題 金 柄式 コメント 三橋 平 7. 組織美学の生成と発展 加藤敬太 コメント 山田真茂留 8. 研究開発における組織内・組織間関係 吉岡(小林)徹 コメント 安本雅典 |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
事前に決められた論文を読んできてください。そのうえで授業中にノートを取っていただき復習に活用してください。 | ||
使用教材 /Teaching materials |
組織学会編(2013)『組織論レビューⅡ―外部環境と経営組織―』白桃書房。 組織学会編(2022)『組織論レビューⅣ―マクロ組織と環境のダイナミクス―』白桃書房。 入手方法は初回の授業でお知らせします。 |
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成績評価の方法 /Grading |
授業中のディカッションおよび報告の内容 100% | ||
成績評価の基準 /Grading Criteria |
秀 (100~90) 輪読文献ついて秀でた理解力及び応用力を有している 優 (89~80) 輪読文献について優れた理解力及び応用力を有している 良 (79~70) 輪読文献について良い理解力及び応用力を有している 可 (69~60) 輪読文献について理解力及び応用力を有している 不可(59~0) 輪読文献について十分な理解力又は応用力を有していない |
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履修上の注意事項 /Remarks |
受講生の専門は問いません。ぜひご自分のご専門に基づいて経営組織論に興味を持っていただければ幸いです。 授業はZoomで行います。時間割は仮として木曜日の6講目に設定しています。ただし、受講生の皆さまと相談のうえ、時間割を決めたいと思います。 また、本務校や他大学の後期課程の院生との交流も検討します。 授業内容に関しても、受講生の研究関心に応じて輪読文献の変更も臨機応変に検討します。受講希望の方は、初回のオリエンテーションに必ず出席してください。 |
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実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない/No | ||
授業実施方法 /Method of class |
○大学院授業/Graduate school class | ||
遠隔授業 /Online class |
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