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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2023/08/21 現在

科目名/Subject 産業組織論/Industrial Organization
担当教員(所属)/Instructor 土居 直史 (商学部)
授業科目区分/Category 現代商学専攻博士前期課程 発展科目
開講学期/Semester 2023年度/Academic Year  後期/Fall Semester
開講曜限/Class period 木/Thu 3
対象所属/Eligible Faculty 商学研究科現代商学専攻博士前期課程/Graduate School of CommerceGraduate School of Commerce Major in Modern Commerce
配当年次/Years 2年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2023/02/22
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
この授業では、企業や消費者の行動を分析するために役立つ産業組織論について、その理論と実証方法を身に着けることを目的とします。

基本的には、指定した教材の担当箇所を履修者が発表する形で進めていきます。そのなかで、適宜、担当教員による説明をおこないます。
達成目標
/Course Goals
・産業組織論の理論を使って、現実の企業行動について考えられるようになること。

・需要モデルの推定方法を理解し、適切に推定できるようになること。

・供給モデルと需要推定値を基に、費用を推定できるようになること。
授業内容
/Course contents
第1週 イントロダクション

(理論パート)
第2週 完全競争
第3週 独占
第4週 ゲーム理論の確認
第5週 ベルトランモデル
第6週 クールノーモデル
第7週 シュタッケルベルグモデル
第8週 製品差別化

(実証パート)
第9週 データの分類
第10週 回帰分析と操作変数法の確認
第11週 需要モデルの推定:単一財
第12週 需要モデルの推定:差別化された財
第13週 需要モデルの推定:差別化された財(より高度な需要モデル)
第14週 費用推定

第15週 まとめ
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
産業組織論は、現実の企業や消費者の行動の理解を目指す分野です。そのため、普段から関心をもって経済ニュースに触れてください。具体的には、たとえば以下をおこなってください。

・現実の企業行動や消費者行動について疑問に思う点を挙げておくこと。
・講義で学んだ理論をもとに、その疑問について自分なりに考えること。
・その疑問に対して答えを出すために、講義で学んだ実証手法をどのように使うことができるかを考えること。
使用教材
/Teaching materials
・小田切宏之, 2001,「新しい産業組織論」,有斐閣.
・Belleflamme, P., Peitz, M., 2015. Industrial Organization (2nd ed.). Cambridge University Press.
・Tirole, J., 1988. The Theory of Industrial Organization. MIT Press.
・Ackerberg, D., Benkard, C.L., Berry, S., and A. Pakes (2006) “Econometric Tools for Analyzing Market Outcomes,” in Heckamn, J.J., and E. Leamer (eds.), Hand- book of Econometrics, Volume 6.
成績評価の方法
/Grading
授業への参加度(事前準備に基づく発表):50%
期末試験:50%
成績評価の基準
/Grading Criteria
現代商学専攻の統一基準に従います。
履修上の注意事項
/Remarks
学部レベルのミクロ経済学、統計学、計量経済学の知識を前提として授業をおこないます。
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当しない/No
授業実施方法
/Method of class
○大学院授業/Graduate school class
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

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