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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2023/08/21 現在

科目名/Subject マネジメントサイエンスⅡ/Management ScienceII
担当教員(所属)/Instructor ジョーダン チャールズ(商学部)
授業科目区分/Category 現代商学専攻博士前期課程 基本科目
開講学期/Semester 2023年度/Academic Year  後期/Fall Semester
開講曜限/Class period 月/Mon 3
対象所属/Eligible Faculty 商学研究科現代商学専攻博士前期課程/Graduate School of CommerceGraduate School of Commerce Major in Modern Commerce
配当年次/Years 1年,2年
単位数/Credits 2.0
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2023/02/27
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
この科目では、形式論理の計算問題である充足可能性問題(SAT)について学ぶ。近年ソルバの高速化により、スケジューリング・機械学習・形式検証等の応用が増えて幅広い分野で応用されている。この講義では、形式論理の充足可能性問題(SAT)とその一般化について学ぶ。計算量理論等の理論的な基礎からアルゴリズムと応用、高速な実装の使い方を学ぶ。
教科書として最新の国際標準的な専門書(英語)の一部を使うと予定しているが、テーマによって追加の資料を使う。授業はゼミ形式で行う。
達成目標
/Course Goals
• 命題論理の充足可能性の計算量を理解することによって、計算問題の複雑性を理解する。
• 充足可能性を解くためのアルゴリズムを理解する。
• 充足可能性は実際に応用できる手法を理解する。
• 充足可能性問題の一般化とその複雑性を理解する。
• 充足可能性問題の高速なソルバを利用できる。
授業内容
/Course contents
第1部 命題論理式の充足可能性問題(SAT)とその計算量 (第 1 週〜第 4 週)
• 形式論理の復習
• 命題論理式の定義と標準形
• SAT の計算量
第2部 SAT のアルゴリズムと応用(第 5 週〜第 12 週)
• DPLL アルゴリズム
• CDCL アルゴリズム
• その他のアルゴリズム
• 近年の改善
• SAT の応用
第3部 SAT の一般化 (第 13 週〜第 15 週)
• 量化子付きブール式の場合
• SMT の場合
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
毎回のテーマについて、教科書を事前に読む。復習のため、教科書からの問題を勧める。
使用教材
/Teaching materials
教科書として以下のものの一部を予定しているが、履修者と相談の上で決定する。
Biere, Heule, van Maaren, Walsh. Handbook of Satisfiability (second edition). IOS Press, 2021.
成績評価の方法
/Grading
成績評価は以下の通りにする。
発表:50%、討論への参加状況:50%
成績評価の基準
/Grading Criteria
社会情報コース標準成績評価基準に従う。
履修上の注意事項
/Remarks
履修を予定している学生は事前にメール等で連絡すること。
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当しない/No
授業実施方法
/Method of class
①面接授業/Face-To-Face class
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

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