科目一覧へ戻る | 2023/08/21 現在 |
科目名/Subject | 行政法研究(基本)/Administrative Law (Basic) |
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担当教員(所属)/Instructor | 齋藤 健一郎 (商学部) |
授業科目区分/Category | 現代商学専攻博士前期課程 基本科目 |
開講学期/Semester | 2023年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 火/Tue 2 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学研究科現代商学専攻博士前期課程/Graduate School of CommerceGraduate School of Commerce Major in Modern Commerce |
配当年次/Years | 1年 , 2年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2023/02/20 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
行政法研究(基本)では、行政法の“基本的”論点を取り上げて、調査、深い理解、批判的・多角的な分析を行うとともに、各論点につき現代的な意義を考えることを目的とする。 演習形式で、行政法の学術文献を読み進める。受講者は、事前に文献を読み、授業では教員も交えて、質疑・議論を行う。 |
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達成目標 /Course Goals |
行政法の“基本的”論点について理解をするとともに、批判的・多角的に分析できるようになる。 | ||
授業内容 /Course contents |
第1週 この授業の概要、各論点の説明 第2週~第15週 毎回、論文を読んできた上で、質疑・議論をする。 *前回開講をした2021年度は以下の論文を読んだ。今年度は、いくつか変更する予定であるので、履修希望者がいる場合には、相談の上で、第1週の授業時までにmanabaで示す。(履修前でも、履修相談をいただければ、その時に示すこともできる。) *順序は、履修者に対してmanabaで示す。 ○ 塩野宏「法治主義と行政法」『行政法概念の諸相』所収 ○ 塩野宏「補助金交付決定をめぐる若干の問題点」『法治主義の諸相』所収 ○ 中川丈久「議会と行政」行政法の新構想Ⅰ ○ 山本隆司「行政裁量の判断過程審査 : その意義,可能性と課題」行政法研究14 号(2016 年)1-24 頁 ○ 山本隆司「行政裁量の判断過程審査の理論と実務」司法研修所論集129 号(2020 年)1-44 頁 ○ 北村和生「行政の情報提供義務と国家賠償責任」行政法研究19 号(2017 年)69-89 頁 ○ 北村喜宣「行政の実効性確保制度」現代行政法講座Ⅰ ○ 斎藤誠「自治・分権と現代行政法」現代行政法講座Ⅰ ○ 山田洋「現代行政法における協働と参加」現代行政法講座Ⅰ ○ 三浦大介「行政手続と行政争訟手続」現代行政法講座Ⅱ ○ 曽我部真裕「憲法 教科書のその先へ(第9 回)外国人の基本権保障のあり方」法学教室483 号(2020年)71-79 頁 ○ 仲野武志「行政上の公表論」髙木光先生退職記念論文集 ○ 馬場健一「行政は司法判断に従うか?――情報公開からみる日本の法治行政の実情」法社会学 85 号 (2019 年)151 – 180 頁 ○ 齋藤健一郎「公立学校教員の採用処分の職権取消し」商学討究69 巻2・3 号(2018 年)309-332 頁 |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
(事前学修) 文献を読む。受講者は全員、質問事項や各自の考えをmanaba で記入すること。論文中の参照文献をできる限り調べること。 (事後学修) 授業時の議論内容を踏まえて、文献を読み直す。 |
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使用教材 /Teaching materials |
「3.授業内容」に示した論文。 コピーを配付する。 |
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成績評価の方法 /Grading |
授業への参加度(質疑・議論の様子) | ||
成績評価の基準 /Grading Criteria |
①文献の内容を過不足なく要約できたか、②批判的・多角的な分析および自身の説得的な主張ができたかを基準にして、評価を行う。①②を満たしているかどうか、満たしている場合にはそれが優れているかどうか、を考慮する。秀(100~90点)、優(89~80点)、良(79~70点)、可(69~60点)、不可(59~0点)で成績評価をする。 | ||
履修上の注意事項 /Remarks |
履修を希望する場合には、履修登録の期限前までに齋藤にメールで連絡をして下さい。 | ||
実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない/No | ||
授業実施方法 /Method of class |
○大学院授業/Graduate school class | ||
遠隔授業 /Online class |
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