科目一覧へ戻る | 2024/01/31 現在 |
科目名/Subject | 地理学 |
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担当教員(所属)/Instructor | 金森 正郎 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 教職科目 |
開講学期/Semester | 2023年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 金/Fri 7 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School,商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School |
配当年次/Years | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2023/02/27 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
授業の目的: 学校の「地理の授業」は,地理学と社会の重要な接点のひとつです。中学校や高等学校で教えられている単元テーマを取り上げ,そこで教えられている地理学の基礎概念や背景となる学説史上の議論を解説します。また,具体的な地域調査の事例の紹介を通して,地形図読図や主題図作成など地図の利用技術を習得し,地理学の基礎理論を理解します。 |
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達成目標 /Course Goals |
本講義の達成目標は次のとおりである。 ・地理学の基礎概念を理解する。 ・学校地理で扱われるテーマの背景となる議論を理解する。 ・地形図読図や主題図作成のための基礎的な技術を習得する。 |
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授業内容 /Course contents |
各回の講義内容は次のとおりです。ただし,講義の順番や講義内容を変更する場合があります。 第1回:オリエンテーション 第2回:地理学と現実社会,地理的技能① 第3回:気候学と気候区分,地理的技能② 第4回:地形学と大地形区分,地理的技能③ 第5回:小地形,地理的技能④ 第6回:村落の地理,地理的技能⑤ 第7回:都市の地理,地理的技能⑥ 第8回:農業立地と農業地域,地理的技能⑦ 第9回:工業立地と工業地域,地理的技能⑧ 第10回:中心地理論と地域計画,地理的技能⑨ 第11回:「新しい地理学」の登場と展開,地理的技能⑩ 第12回:地誌学と地域研究 第13回:地誌の方法と北海道地誌 第14回:地域調査 第15回:現代社会における地理学の役割 |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
事前学修: 使用教材に示した高等学校用教科書の該当単元の部分を読んで講義に臨んでください。 事後学修: 授業中に紹介した文献は,必ず読んで議論を深めてください。 |
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使用教材 /Teaching materials |
高等学校用教科書を主な題材として扱います。片平博文他『新詳地理探究』帝国書院. その他,議論のために必要な文献を講義中に紹介します。地形図読図ではWebGISを利用しますので,講義時にはインターネット端末があると便利です。 |
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成績評価の方法 /Grading |
課題レポートおよび講義中に示す課題シート(ワークシートや小テスト) | ||
成績評価の基準 /Grading Criteria |
秀:成績評価の総合点数が100点~90点 ・授業における議論や実習に参加し,地理学の基礎概念や学校地理で扱われるテーマの背景となる議論を理解している。また,地形図読図や主題図作成のための技術を習得し,実際の地域の景観を分析することができる。 優:89点~80点 ・授業における議論や実習に参加し,地理学の基礎概念や学校地理で扱われるテーマの背景となる議論を理解している。また,地形図読図や主題図作成のための基礎的な技術を習得し,実際の地域の景観を分析することができる。 良:79点~70点 ・授業における議論や実習に参加し,地理学の基礎概念を理解している。また,地形図読図や主題図作成のための基礎的な技術を習得している。 可:69点~60点 ・授業における議論や実習に参加し,地理学の基礎概念を理解している。また,地形図読図や主題図作成のための初歩的な技術を習得している。 不可:59点以下 ・地理学の基礎概念の理解や形図読図や主題図作成のための初歩的な技術の習得には至っていない。授業における議論や実習に十分に参加しているとはいえない。 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
・毎回の講義において,課題シート(ワークまたは小テスト)を作成する。そのため,欠席が多くなるほど,単位取得の可能性は低くなるので注意すること。 | ||
実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当する/Yes | ||
実務経験の概要 /Outline of their practical experiences |
現役の高等学校教諭として,地理歴史科や公民科の科目を授業し,進路指導や生徒指導などの業務を担当してきた。 | ||
実務経験と授業科目との関連性 /Relevance between their practical experiences and the course |
担当教員は,地理学の専門的知識を背景に地理歴史科や公民科の科目を授業し,地理学の知見やスキルを活かしながら進路指導や生徒指導などの業務を担当してきた。地理学が,学校という社会でどのような役割を果たし,どのような可能性を持つのか,現場で感じる問題意識から講義を行いたい。 | ||
授業実施方法 /Method of class |
②面接授業(ハイブリッド)/Face-To-Face class(including online classes less than 7 weeks) | ||
遠隔授業 /Online class |
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