科目一覧へ戻る | 2024/01/31 現在 |
科目名/Subject | 特別支援教育 |
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担当教員(所属)/Instructor | 古原 祥子 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 教職科目 |
開講学期/Semester | 2023年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 火/Tue 6 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School,商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School |
配当年次/Years | 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 1 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2023/03/22 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
「特別支援教育」は、障害の程度等に応じて特別の場で指導を行う「特殊教育」から、障害のある幼児、児童及び生徒一人一人の教育的ニーズに応じて適切な教育的支援を行う「特別支援教育」へと転換を図った。 本科目の目的は、今日の「特別支援教育」を正しく理解し、「教育的ニーズに対応した教育とは何か」を考える。また、具体的な実践例から、教育現場での適切な支援や配慮について考える。 授業においては、「特別支援教育」に関する基本的な事項を講義形式で学習するほか、体験やグループ討論を通して理解を深める。 本科目の履修を通して、獲得が期待される能力・技能は以下の通りである。 ・「特別支援教育」に関する基礎的な知識を習得し、説明することができる。 ・教育支援者として、具体的な支援方法を立案することができる |
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達成目標 /Course Goals |
授業の達成目標: 通常の学級にも在籍している発達障害をはじめとする様々な障害等により、特別の支援を必要とする児童及び生徒の学習上または、生活上の困難を理解し、個別の教育的ニーズに対して、他の教員や関係機関と連携しながら組織的に対応していくために必要な支援方法を理解する。 ・今日の「特別支援教育」を正しく理解し、説明することができる。 ・特別の支援を必要とする幼児、児童及び生徒が抱える困難を理解し、説明することができる。 ・個別の教育的ニーズに対する適切な支援方法や配慮を検討することができる。 ・支援に関する校内組織体制や関係機関との連携を理解することができる。 |
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授業内容 /Course contents |
第1回:イントロダクション ・特別支援教育とは 第2回:特別に支援を必要とする幼児、児童及び生徒の理解1 ・特性の理解と基本的な対応 第3回:特別に支援を必要とする幼児、児童及び生徒の理解2 ・チェックシートの活用 ・個別の教育支援計画と個別の指導計画 第4回:校内支援体制と関係機関との連携 ・特別支援教育コーディネータの役割 ・学校での取り組みの事例 第5回:通常学級における具体的な支援と配慮1 ・学習面での支援(ユニバーサルデザインと個への配慮) 第6回:通常学級における具体的な支援と配慮2 ・学級経営上の支援(場面に応じた支援と配慮) 第7回:特別支援教育の動向 「現状と課題」 ・特別支援教育と福祉の連携 ・これからの「特別支援教育」 第8回:まとめ及び確認テスト |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
事前学修 ・学校教育を理解する上で、文部科学省告示「学習指導要領」(中学校・高等学 校)の『総則』における「生徒の発達の支援」の項目に目をとおすこと。 ・日頃から、学校教育関係の新聞記事、報道等に興味を持ち、教育現場の現状 に関心を向けること。 事後学修 ・授業中に紹介する参考文献及び資料をとおして、理解を深めること。 |
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使用教材 /Teaching materials |
使用教材は特に指定しない。随時資料を提示する。 | ||
成績評価の方法 /Grading |
・成績評価の方法: 確認テスト及び指定されたテーマによるレポートの提出とその内容(70%)、授業中の課題に関する発表(30%)によって行う。 |
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成績評価の基準 /Grading Criteria |
上記「成績評価の方法」に関する事項を統合して評価する。 秀(100-90): 「特別支援教育」の内容をほぼ完全に理解し、児童生徒の支援に関して独自の考察を展開できる。 優( 89-80): 「特別支援教育」の内容をほぼ理解し、児童生徒への一般的な考察を展開でき る。 良( 79-70): 「特別支援教育」に関する多くの内容を理解し、児童生徒への一般的な考察を展 開できる。 可( 69-60): 「特別支援教育」に関する基本的な知識を有し、児童生徒への支援に関して間 違った理解はしていない。 不可( 59-0): 「特別支援教育」の内容及び児童生徒への支援を理解していない、または誤っ た理解をしている。さらに、「定期試験欠席届」の実施要項に該当しない理由で、 3回以上欠席した場合、レポート未提出も成績に関わらず不可とする。 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
・欠席は「定期試験欠席届」の実施要項に該当する要件のみ、成績評価の際に考慮する。 ・授業回数が少ないこと、また、授業において映像資料や体験を通したグループ討論を行うことから、欠席は少ないことが望ましい。 ・資料は授業終了時にmanabaへアップする。 |
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実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない/No | ||
実務経験の概要 /Outline of their practical experiences |
(実務経験のある教員が直接担当でなくても、オムニバス形式で企業等から講師を招いて指導を行う授業や、学外インターンシップや実習等の授業も該当) | ||
授業実施方法 /Method of class |
①面接授業/Face-To-Face class | ||
遠隔授業 /Online class |
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