科目一覧へ戻る | 2024/01/31 現在 |
科目名/Subject | 人間と文化論 |
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担当教員(所属)/Instructor | 宮田 賢人 (商学部) |
授業科目区分/Category | 夜間主コース 専門共通科目 |
開講学期/Semester | 2023年度/Academic Year 後期/Fall Semester |
開講曜限/Class period | 水/Wed 6 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School |
配当年次/Years | 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2023/02/28 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
授業の目的: プラトン、デカルト、ロック、ルソー、カントといった、誰しもがどこかで一度は聞いたことのある大思想家たちは、その著作を通じて、現在のわれわれの思考に基礎を与え、その方向性を大きく規定しています。にもかかわらず、われわれのなかで、直接、それらの著作に触れたことがある人は決して多くはありません。本授業では、誰しもが知っている哲学の古典のうち比較的平易なものを中心に読むことで、われわれの生と社会が依拠している知的枠組について思索を深めます。 授業の方法: ・西洋哲学の古典を受講生で輪読し、ディスカッションします。 ・原則、対面で実施します。 |
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達成目標 /Course Goals |
・自身の生きている社会が前提とし、自らの生を条件づけているさまざまな信念・価値・規範・思考枠組の知的由来を知ること ・テクストの論理を正確に捉える能力および異なる時代の社会的・文化的背景をふまえつつ、立体的にテクストを読み解く能力を向上させること |
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授業内容 /Course contents |
第1回:イントロダクション 第2〜14回:文献の輪読 比較的読みやすい西洋哲学の古典(邦訳)を読みます。予定しているのは以下の通りです。 プラトン『ソクラテスの弁明』 ルネ・デカルト『方法序説』 ジョン・ロック『寛容についての手紙』 ジャン=ジャック・ルソー『不平等起原論』 イマヌエル・カント『啓蒙とは何か』 ※ 履修者の関心に合わせて一部変更の可能性あり。 交代で担当者が文献の要約レジュメを作成し、それをもとにディスカッションを行います。 第15回:まとめと期末レポート出題 |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
事前学習: ・輪読対象の文献は毎回事前に読んできてください(自分が要約を担当しない回でも) 事後学習: ・授業で理解が追いつかなかった箇所は入門書などを使って(あるいは私への質問を通じて)フォローアップしてください。 |
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使用教材 /Teaching materials |
輪読対象の文献についてはコピーを配布します。 | ||
成績評価の方法 /Grading |
平常点(50%)、期末レポート(50%) ・平常点は積極的なディスカッションの参加の有無を重視して評価します。 ・本授業は演習形式なので3回を超える欠席で自動的に不可評価となります。 |
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成績評価の基準 /Grading Criteria |
秀:成績評価の総合点数が100点~90点 優:89点~80点 良:79点~70点 可:69点~60点 不可:59点以下 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
・文献輪読の授業なので、他と比べて読書量の多い授業になります。活字を読むのが苦痛でありなおかつ活字嫌いを克服する意欲の無い学生は付いてくるのが大変かと思います。 ・課題文献は邦訳で読むので外国語で書かれた原著を読む能力は求めません。 ・特別な配慮の必要な学生は事前に申し出てください。学内の規程に即して対応を検討します。 |
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実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない/No | ||
授業実施方法 /Method of class |
①面接授業/Face-To-Face class | ||
遠隔授業 /Online class |
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