シラバス参照

授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2024/01/31 現在

科目名/Subject 経済書講読II
担当教員(所属)/Instructor 小林 流基(商学部)
授業科目区分/Category 夜間主コース 学科別専門科目
開講学期/Semester 2023年度/Academic Year  前期/Spring Semester
開講曜限/Class period
対象所属/Eligible Faculty 商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School
配当年次/Years 3年,4年
単位数/Credits 2.0
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2023/02/28
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
<授業の目的>
本講義では、ミクロ経済学の応用分野である産業組織論や組織の経済学の理論を用いて、市場における企業の戦略や企業内部の意思決定を考察する方法を習得することを目的とします。

<授業の方法>
この授業は、対面の講義形式で行われます。授業で使用するスライドや補足資料がある場合、事前にmanabaにアップロードしますので、各自印刷して準備してください。
達成目標
/Course Goals
・産業組織論や組織の経済学の初歩的な理論モデルについて、数式を用いた表現を理解する。
・理論モデルの前提を理解し、前提から帰結に至るまでを言葉で説明できるようになる。
・理論モデルが想定する状況を現実の市場や企業に当てはめ、考察できるようになる。
授業内容
/Course contents
教科書に指定している『経営の経済学 第3版』を元に講義を行います。1章を1回の授業で取り扱う予定です。受講者の理解度に応じて授業の計画が入れ替え・変更になる場合があります。

第1回 イントロダクション
     市場:市場構造の分析枠組み
第2回 市場:需要の特性
第3回 市場:費用の規定要因
第4回 市場:市場支配力
第5回 小テスト第1回(第1部市場パート)
          競争と戦略:ゲームと戦略
第6回 競争と戦略:寡占と競争
第7回 競争と戦略:競争戦略の分類
第8回 競争と戦略:価格戦略
第9回 競争と戦略:製品戦略
第10回 競争と戦略:流通と販売促進
第11回 競争と戦略:サプライチェーン
第12回 競争と戦略:プラットフォーム
第13回 小テスト第2回(第2部競争と戦略パート)
            組織:情報とインセンティブ
第14回 組織:企業の境界と組織
第15回 組織:産業の境界とイノベーション
            まとめ
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
<事前学習>
・次の授業範囲に該当する教科書の章を読んでおいてください。事前学習の時点で内容を全て理解する必要はありません。わからなかったところをメモしておき、講義を受けたり講義中に質問したりすることで、疑問点を解消するようにしてください。

<事後学習>
・前回の授業範囲について、自身のノートや教科書を復習してください。
・前回の授業範囲で扱った理論や概念をもとに、現実のビジネスに当てはまる状況を考えてみてください。最終レポートは、授業で取り扱った理論・概念をもとに、実際の企業活動を考察するものとなる予定です。
使用教材
/Teaching materials
<教科書>
授業の際、教科書を持参してください。

・丸山雅祥『経営の経済学 第3版』有斐閣、2017年

<参考書>
授業の内容からより詳しく勉強したい方のために、下記参考書の該当する章を授業中に適宜紹介する予定です。

・明城聡・大西宏一郎『産業組織のエッセンス』有斐閣、2022年
・花園誠『産業組織とビジネスの経済学』有斐閣、2018年
・小田切宏之『産業組織論 理論・戦略・政策を学ぶ』有斐閣、2019年
・石橋孝次『産業組織 理論と実証の接合』慶應義塾大学出版会、2021年
成績評価の方法
/Grading
・小テスト:60点(30点×2回)
・最終レポート:40点
成績評価の基準
/Grading Criteria
小テストと最終レポートの合計100点満点より、下記の通りの区分とします。
・秀(100 - 90点)
・優(80 - 89点)
・良(70 - 79点)
・可(60 - 69点)
・不可(0 - 59点)
履修上の注意事項
/Remarks
入門レベルのミクロ経済学を理解していることが望ましいですが、ミクロ経済学の知識がなくても理解できるよう、適宜説明を加えながら授業を行う予定です。
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当しない/No
授業実施方法
/Method of class
①面接授業/Face-To-Face class
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

科目一覧へ戻る