科目一覧へ戻る | 2024/01/31 現在 |
科目名/Subject | 髙橋 優季 4年ゼミ |
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担当教員(所属)/Instructor | 高橋 優季 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2023年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 火/Tue 4 , 火/Tue 5 |
対象所属/Eligible Faculty | |
配当年次/Years | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 12 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2023/02/25 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
今年度、本講義前半ではイギリス20世紀後半末以降のファンタジー文学に焦点をあて、フィリップ・プルマンによる「ダーク・マテリアル」シリーズより『琥珀の望遠鏡』を読みます。 受講生諸君は、今なお多くの愛読者を魅了してやまない魔法の世界に誘われ、作中に重層的に取り込まれた英語圏の思想や文化史を探究します。そうしたプロセスを経て、本シリーズの児童文学とくにファンタジー小説というジャンルにおける重要性の再評価を試みます。 後半は、 1ミステリー小説 2アメリカ文学 3SF小説 のグループに分かれ、各グループが選んだ作品とその魅力について研究発表を行うことを予定しています。自分達の力で、作品の価値を発掘しそれを周囲に分かるように説明することを目標とします。 |
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達成目標 /Course Goals |
現代の私達読者が、異なる時代に外国語で書かれた文学を読む時に必ず要求される作業として、一つ一つの詩語の意味をたとえ自分が「分かり切っている」と思っているはずの英単語でも改めて確認しながら読み進めることが重要です。そうすることで、正確かつ丁寧に英文を読めるようになることが第一の目標です。 また、本作品は映画も有名です。読者の想像力を補強するのに役立つし、また監督や役者による原作解釈に基づく独立した映像作品とみなすこともできます。視覚表現とテキスト解釈との相互関係についても探究・考察を深めることも第二の目標として取り組んでいきます。 |
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授業内容 /Course contents |
すでに受講が決まっている学生ひとりひとりによる研究発表および質疑応答をメインとしていきます。 一回の授業につき2名ずつ、各自の問題意識や研究テーマに基づいて選んだ作品場面について分析や解釈をまとめてきていただき、30分前後の発表をしていただきます。それに対して、他の受講生の皆さんから質問や意見を述べていただいて、研究テーマについての議論や考察を深めていただきます。 1週目:『琥珀の望遠鏡』上巻について1組目の発表・議論 2週目:『琥珀の望遠鏡』上巻について2組目の発表・議論 3週目:『琥珀の望遠鏡』上巻について3組目の発表・議論 4週目:『琥珀の望遠鏡』上巻について4組目の発表・議論 5週目:『琥珀の望遠鏡』下巻について5組目の発表・議論 6週目:『琥珀の望遠鏡』下巻について6組目の発表・議論 7週目:『琥珀の望遠鏡』下巻について7組目の発表・議論 8週目:『琥珀の望遠鏡』下巻について8組目の発表・議論 9週目:『琥珀の望遠鏡』下巻について9組目の発表・議論 10週目:ミステリー小説のグループによる研究発表・議論① 11週目:ミステリー小説のグループによる研究発表・議論② 12週目:ミステリー小説のグループによる研究発表・議論③ 13週目:ミステリー小説のグループによる研究発表・議論④ 14週目:アメリカ文学のグループによる研究発表・議論① 15週目:アメリカ文学のグループによる研究発表・議論② 16週目:アメリカ文学のグループによる研究発表・議論③ 17週目:アメリカ文学のグループによる研究発表・議論④ 18週目:SF小説のグループによる研究発表・議論① 19週目:SF小説のグループによる研究発表・議論② 20週目:SF小説のグループによる研究発表・議論③ 21週目:SF小説のグループによる研究発表・議論④ 22週目:学期のまとめ前半。これまでのまとめとして、学生の興味や関心が最も集中した場面を読み直す・映画としても視聴しなおす。 23週目:学期のまとめ後半。これまでのまとめとして、学生の興味や関心が最も集中した場面を読み直す・映画としても視聴しなおす。 |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
[事前学習] 予習は絶対必要。予め授業で扱うと決められたテキストや資料を、まずは自分で読んで内容を把握してくること。分からない単語なども全て調べてくる。 [事後学習] 各自で復習する。授業のなかで受けた説明をもとに、文法的理解として不足だった部分を見直すことが重要。新しく覚えた単語やフレーズなども、発音と共に繰り返し見て書き取り直し、声に出して読み直すことで知識として定着させる。 |
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使用教材 /Teaching materials |
授業内で指示します。 『琥珀の望遠鏡』(上・下巻)のうち、いずれか1点以上は必要になります ので、ゼミ室に3,4組用意しております。ご自由にお使いください。 日本語訳の購入及び使用については、各自の判断に任せます。数に限りがありますが、教員の側で貸出しもいたします(返却厳守でお願いします)。 補足教材としてのプリントなども増えます。 |
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成績評価の方法 /Grading |
レポート提出評価(70%。回数と提出時期など詳細は授業で指示します。) 予習と参加状況(30%。出席回数ではありません※) ※受け身になって一方的に聴講するのではなく、意見や質問を述べていただけるような積極的な参加を参加状況として評価いたします。 |
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成績評価の基準 /Grading Criteria |
AA(秀)90~100 A (優)80~89 B (良)70~79 C (可)60~69 D (不可)0~59 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
欠席の報告は義務付けません。欠席回数や休んだ授業分のフォローアップなどは自己の責任で管理してください。 授業中に無断で教室を出入りすることはやめてください。 寝ないでください。 辞書はできるだけ持参しましょう。 |
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実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない/No | ||
授業実施方法 /Method of class |
①面接授業/Face-To-Face class | ||
遠隔授業 /Online class |
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