科目一覧へ戻る | 2024/01/31 現在 |
科目名/Subject | 天野 大輔 3年ゼミ |
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担当教員(所属)/Instructor | 天野 大輔 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2023年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 木/Thu 4 , 木/Thu 5 |
対象所属/Eligible Faculty | |
配当年次/Years | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 0 |
研究室番号/Office | 天野 大輔( 337) |
オフィスアワー/Office hours | 天野 大輔( 講義時間の前後。それ以外の場合は、事前にe-mailで連絡すること。) |
更新日/Date of renewal | 2023/02/27 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
現実の様々な問題に対して、経済学は考え方の指針を与えてくれます。経済学は、その専門的知識を利用したお金を儲けるための手段ではありません。我々を取り巻く世界や社会環境が刻々と変化していく中で、論理的な学習や思考実験の積み重ねを通じて、「社会からの要請」に応えることのできる人材の育成が経済学を学ぶ目的になります。 本ゼミを通じて、現状の日本経済が直面する(労働生産性の向上、財政赤字や少子化対策のような)諸問題を解決するために、あるいは世界において(新型コロナ感染症の拡大やロシアによるウクライナ侵攻のような)不確実性がますます高まりつつある現代社会に生きる皆さんが、将来において眼前に立ちふさがる個別の課題を克服するために、「経済学的な」考え方や論理的な思考および他者への説得的な説明能力がどれだけ有効であり、かつ視野を拡げてくれるかを認識してもらうことを研究指導の目的とします。 |
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達成目標 /Course Goals |
最終的な達成目標は、4年次において卒業論文の作成を通じて、それまでに学んだ経済学の専門的知識と「経済学的な」論理的思考を卒論という「形(かたち)」にまとめることです。したがって、3年次ではそのための学問探究をゼミ形式の授業を通じて積み重ねます。 また、国内外で広く使用されている入門(学部)レベルの応用マクロ経済学あるいは応用ミクロ経済学の著名なテキストを輪読することによって、卒業までに専門的な経済学の一分野を、そして少なくとも基礎的な経済理論を修めることを到達目標とします。 他方、毎回のゼミでの議論を通じて、報告担当者としての口頭発表の論理的な説明能力や発表のパフォーマンスの向上も、併せて重要な達成目標とします。 |
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授業内容 /Course contents |
毎回、以下で指定された、国内外で幅広く使用されている応用経済学の著名なテキストを輪読します。具体的には、事前に決められた報告担当者が割り当てられたテキストの発表担当箇所の内容を事前に入念に調査・下調べをして、ゼミの時間に口頭(日本語)で発表および解説してもらいます。 | ||
事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
報告担当者は、割り当てられたテキストの発表担当箇所に関して、事前の入念な下調べや予習の他に、発表を円滑に行うための資料(調査ノート、ハンドアウトおよび投影資料)作成などの準備を要請します。 また、担当箇所の内容を解読・理解するためには、担当者は事前の下調べや報告準備の際に、先の担当者によって発表された報告内容に関して事後的な復習が必要になります。 |
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使用教材 /Teaching materials |
現状では、以下のテキストを(いずれか、あるいは交互に)輪読する予定です。番号は3年ゼミ生の優先順位を表します。 ① “Introduction to Economic Growth”, Charles I. Jones and Dietrich Vollrath (著), Norton & Co; 3rd International student版, 2013 ② 「ゼミナール ゲーム理論入門」 渡辺 隆裕 (著) 日本経済新聞出版社 2008年 上記①のテキストには和訳本がありますが、和訳本は版が古いので、口頭発表時の使用は厳禁とします。ただし、開講時までに他の最新かつ有意義なテキストが発刊された場合には、上記①②のテキストを変更する場合もあり得ます。 |
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成績評価の方法 /Grading |
成績評価の方法に関して、「3年次のゼミの平常点(つまり、報告内容に対する質疑応答やそれらから派生する議論への参加度・貢献度)および発表のパフォーマンス + 4年次のゼミの平常点および発表のパフォーマンス + 卒論の質」により、総合的かつ集計的に評価されます。 ゼミではフロアの参加者はもちろんのこと、特に発表担当者の無断欠席は厳禁とし、それを重ねた場合は単位不認定(あるいは除籍)の対象とします。 就活および公務員試験時期の欠席回数に関して、フロアの場合の(無断)欠席については、累積で追加的な発表の割り当てや課題(テキストの演習問題の解答など)の提出を要請します。この要請は単位認定の基準に加えます。それ以降の欠席の累積に伴う単位認定については、面談での指導のうえ、経済学科や本学のルールである「統一評価基準」に従って判断します。 |
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成績評価の基準 /Grading Criteria |
成績評価の基準に関して、最終的な成績評価は経済学科の「統一評価基準」に従います。その他の評価方法に関わる事項については、オリエンテーションで確認します。就活および公務員試験時期に許容される欠席数については、単位(クレジット)の認定に関する「統一評価基準」の範囲内とし、それを超える場合については面談等での事前の話し合いを要請します。 また、口頭報告のパフォーマンス評価に関する基準となりうる目安は、以下の通りです。 ①:入門レベルの経済学の基礎的理論を理解している。…可 ②:①に加えて、テキストの理論モデルの分析やその含意を論理的に説明することができる。…良 ③:②に加えて、テキストの報告箇所に掲載された理論モデルを評価したり、経済政策の効果やその限界を論理的に説明することができる。…優 ④:③のレベルにおいて特に優れている。…秀 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
注意事項として、3年ゼミの最終的な内定者が少ない場合には、4年生のゼミの時間帯(火曜日)での合同ゼミになります。 また、ゼミが遠隔方式になった際には、発表担当者は各自で事前にパワーポイントなどを用いて投影資料を作成して、当日はzoom上で共有化して口頭報告してもらいます。その際に、当該資料はフロアのためのハンドアウトとしてmanabaのコースコンテンツの掲示板(スレッド)に事前にULしてもらいます。 |
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実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない/No | ||
実務経験の概要 /Outline of their practical experiences |
該当無し | ||
実務経験と授業科目との関連性 /Relevance between their practical experiences and the course |
該当無し | ||
備考 /Notes |
担当教員との事前連絡はEメールで行うこと。アドレスは以下。 amano@res.otaru-uc.ac.jp |
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授業実施方法 /Method of class |
②面接授業(ハイブリッド)/Face-To-Face class(including online classes less than 7 weeks) | ||
遠隔授業 /Online class |
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