科目一覧へ戻る | 2024/01/31 現在 |
科目名/Subject | 情報システム構築論 |
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担当教員(所属)/Instructor | 三浦 克宜 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2023年度/Academic Year 後期/Fall Semester |
開講曜限/Class period | 金/Fri 4 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School,商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School |
配当年次/Years | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2023/02/25 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
情報システムは,情報資産(データ)を役立つ形で加工するソフトウェア(SW)および計算基盤となるハードウェア(HW)からなる.近年のクラウドサービスの発展により,HWを自前で準備しないで複数のクラウドサービスを組み合わせて計算基盤を構築したり,情報システム全体をクラウドサービスで構築したりと,クラウドサービスが積極的に活用されている.その他に,多様なインシデントに対して,事業継続や復旧計画を強く意識した情報システム設計が注目されている.そのため,様々な形態の計算資源の中から要求定義に対して適切にアレンジやサイジングできる設計能力が求められる.そこで本授業では,安全で高品質な情報システムの構築に関する方法論の習得を目指す.前半は,情報システムの仕組み,ライフサイクル,情報セキュリティの必要性に関して解説し,後半は,情報セキュリティ技術,クラウドサービスを活用する情報システム設計,高可用性と耐障害性を持つ情報システムに関して解説する.本授業は,理解の程度を確認するために,毎回,小テストとレポートのどちらかを実施する. | ||
達成目標 /Course Goals |
本授業により得られる知識や技術は以下の通りである. 1. 情報システム構築のための基礎知識や方法論を理解し,説明できる. 2. 情報システム構築の将来的な動向を理解した上で方法論を実践できる. |
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授業内容 /Course contents |
本授業は全15回からなり,話題ごとに小テストやレポートを出題する.主に以下の内容について解説する. 第1回目:本授業の概要(必要な基礎知識と最終目標を知る) 第2−4回目:情報システムの仕組みとライフサイクル 第5, 6回目:ライフサイクルの国際基準(共通フレームやISO/IEC15288など)とシステム開発の上流工程 第7, 8回目:情報セキュリティ対策の必要性や勘所 第9−11回目:安全な情報システムのための情報セキュリティ技術 第12, 13回目:クラウドサービスを活用する情報システム設計 第14, 15回目:高可用性と耐障害性を意識した情報システム |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
基礎知識(用語)や技術をより深く理解するために,事前学修としては情報系の書籍やウェブ記事などを読むように心がけること.共通フレーム,ISO15288,クラウドサービス,情報セキュリティなどをキーワードとして参考書籍を探す.例えば,以下の書籍が挙げられる. 1. コンピュータ概論:情報システム入門, 魚田勝臣ほか, ISBN-10:4320124537 2. ユーザのための要求定義ガイド, 情報処理推進機構, ISBN-10:4905318729 3. システム発注から導入までを成功させる90の鉄則, 田村昇平, ISBN-10:4774189251 4. この一冊で全部わかる セキュリティの基本, 大久保隆夫, ISBN-10:4797388803 5. この一冊で全部わかる クラウドの基本, 林雅之, ISBN-10:4797399996 そして,事後学修としては授業資料や参考書籍などに目を通すように心がけること. |
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使用教材 /Teaching materials |
本授業では特に教科書を定めない.授業資料をウェブサイト経由で配布する. | ||
成績評価の方法 /Grading |
レポートは12回実施し,小テストは2回実施する.これらを基に総合的に評価する. | ||
成績評価の基準 /Grading Criteria |
社会情報学科標準成績評価基準に従う. | ||
実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当する/Yes | ||
実務経験の概要 /Outline of their practical experiences |
国立大学の情報系センターにおいて,情報システム(仮想化基盤システム,認証システム,学内ネットワーク,教育システム)の導入および管理運用 | ||
実務経験と授業科目との関連性 /Relevance between their practical experiences and the course |
トレンドの技術や手法などを授業資料に盛り込んで,今知っていて意味のある情報を提供する. | ||
授業実施方法 /Method of class |
①面接授業/Face-To-Face class | ||
遠隔授業 /Online class |
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