科目一覧へ戻る | 2024/01/31 現在 |
科目名/Subject | 商法I(昼間コース) |
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担当教員(所属)/Instructor | 河森 計二 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2023年度/Academic Year 後期/Fall Semester |
開講曜限/Class period | 他 |
対象所属/Eligible Faculty | |
配当年次/Years | 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 4 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2023/09/05 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
この講義は,会社の経営や経済活動を理解するために重要な会社法について,基本的な知識を提供する目的で行います。この講義では、会社形態のなかでその数が最も多く国民経済に影響力のある株式会社を中心に、そもそも会社とは何か、株式会社はどのように設立するのか、株式はどのように取引が行われているのか、会社の役員になるとどのような責任があるのか、株主と役員の利害が衝突した場合はどのように考えるべきか、など、具体的な事例を紹介しながら解説します。 この講義は、manabaに掲載するURLから講義動画を視聴してもらうオンデマンド配信で行います。同じくmanabaに掲載するPowerPointレジュメ、Wordレジュメを参照しながら解説する方法で行います。 |
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達成目標 /Course Goals |
この講義の達成目標は,半年間の授業の受講と復習を中心とした学習によって,会社法の基本的な用語や概念,制度の趣旨等を理解して,表現できるようになることです。細かい知識にとらわれることなく,会社法の諸制度について概要を大まかに説明できるようになることが第一の目標です。半年間の学習を通して,次の各事項を達成することが,この授業の目標となります。 ・会社法の大まかな構成をイメージできるようになること。 ・会社法の条文や裁判例の読み方を身に付けること。 ・会社不の基本的な事例問題に対して,知識を運用して結論を理論的に導き出すこと。 |
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授業内容 /Course contents |
第1回 会社法の概要 第2回 会社の概念①営利性と社団性 第3回 会社の概念②法人性 第4回 有限責任と法人格否認の法理 第5回 会社法における資本制度 第6回 株式会社の設立 第7回 設立における危険な約束 第8回 株主の権利行使事例 第9回 株式総論 第10回 株式の内容と種類 第11回 種類株式とMBO 第12回 募集株式の発行 第13回 不公正発行事例 第14回 新株予約権と主要目的ルール 第15回 新株予約権と会社の利益 第16回 自己株式の取得 第17回 中間まとめ 第18回 株式会社の機関 第19回 株主総会① 第20回 株主総会② 第21回 取締役の選任と解任 第22回 取締役の権限 第23回 取締役の義務と責任 第24回 株主代表訴訟 第25回 第三者に対する権利 第26回 監査役・監査役会 第27回 指名委員会等設置会社、監査等委員会設置会社 第28回 事業と事業譲渡 第29回 会社法における組織再編 第30回 最終まとめ |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
この講義では、会社法を理解するための基本的な知識を提供します。講義で学習した基礎的事項について,復習を中心に勉強することが望ましい。 事前学修の方法 ・講義の単元について教科書を熟読して,理解できる事項と理解できない事項を明確にしておくこと。 事後学修の方法 ・講義の中で用いるレジュメを熟読すること。 ・該当範囲の教科書をよく読むこと。 ・講義で紹介する裁判例や参考文献等を読むこと。 |
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使用教材 /Teaching materials |
伊藤靖史=大杉謙一=田中亘=松井秀征『会社法』(有斐閣) | ||
成績評価の方法 /Grading |
中間レポート試験(35%)と期末レポート試験(50%)の成績を中心に評価を行います。また、毎回講義を視聴した後に、manabaのレポート欄にて出題する択一問題への解答(15%)も評価の対象とします。 | ||
成績評価の基準 /Grading Criteria |
秀:会社法の基礎を十分に理解しており、試験の設問の90%程度を解答する技能がある。 優:会社法の基礎を理解しており、試験の設問の80%程度を解答する技能がある。 良:会社法の基礎を理解しており、試験の設問の70%程度を解答する技能がある。 可:会社法の基礎を理解しており、試験の設問の60%程度を解答する技能がある。 不可:会社法の基礎への理解が不十分であり、試験の設問につき60%まで解答することができない。 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
その他、詳細は第1回動画にてお話しします。 | ||
実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない/No | ||
授業実施方法 /Method of class |
⑥遠隔授業(時間割を指定しないオンデマンド)/Online class(on-demand classes not following class timetable) | ||
遠隔授業 /Online class |
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