科目一覧へ戻る | 2024/01/31 現在 |
科目名/Subject | 基礎法特講(刑訴) |
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担当教員(所属)/Instructor | 伊比 智 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2023年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 月/Mon 3 , 他 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School,商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School |
配当年次/Years | 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2023/03/01 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
①授業の目的 刑事訴訟法は、犯罪の捜査や刑事裁判等の刑事手続について規律する法である。本授業では、刑事訴訟法の学習を通じて、受講者が、犯罪の捜査や刑事裁判等の刑事手続の一連の流れについて、また、それらの手続がなぜ現在のような形になっているのか、いかなる原理に基づいているのかについて正確に理解することを目的とする。 ②授業の方法 本授業は、集中講義であり、全ての回を対面で講義形式で実施する。 授業は、基本的にテキストに基づいて進めていくが、レジュメやパワーポイントも用いる。 |
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達成目標 /Course Goals |
①刑事手続の一連の流れについて説明できるようになること。 ②各手続の段階について、なぜ現在のような形になっているのかを説明できるようになること。 ③授業で学んだ内容に関わる社会問題について、自分の考えを論理的に組み立てられるようになること。 |
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授業内容 /Course contents |
授業内容は以下のとおりであるが、受講者の関心や授業の進捗状況等に応じて、適宜、変更する場合がある。 第1回 ガイダンス、刑事手続の概要 第2回 捜査の端緒、任意捜査と強制捜査① 第3回 任意捜査と強制捜査② 第4回 逮捕・勾留① 第5回 逮捕・勾留② 第6回 取調べ、弁護権、接見交通権 第7回 捜索・差押え① 第8回 捜索・差押え② 第9回 その他の捜査方法 第10回 公訴の提起 第11回 公判手続① 第12回 公判手続② 第13回 証拠法① 第14回 証拠法② 第15回 裁判、上訴、非常救済手続 |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
①事前学修 可能であれば、犯罪の捜査や刑事裁判を題材とする映像作品をみて刑事手続の大まかなイメージをつかんでおく。教科書の該当箇所、レジュメ、テーマに関する参考文献を事前に読んでおく。わからない点があれば調べたり、授業時に教員に質問する。 ②事後学修 教科書の該当箇所やレジュメ、参考文献を読み返す。授業を受けた上で、新たにわからない点が生じたら、調べたり、教員に質問する。 |
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使用教材 /Teaching materials |
教科書:椎橋隆幸編著『よくわかる刑事訴訟法 第3版』(ミネルヴァ書房、2022年) 参考文献:椎橋隆幸・柳川重規編『刑事訴訟法 基本判例解説[第2版]』(信山社、2018年)、井上正仁・大澤裕・川出敏裕編『刑事訴訟法判例百選[第10版]』(有斐閣、2017年) その他の参考文献については、授業内で案内する。 |
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成績評価の方法 /Grading |
小テスト : 100点 小テストは、1日目から4日目の各授業日の最後にその日の授業内容の理解度を確認するために行い(15点×4)、また、最終日の5日目には全範囲の内容を踏まえた上で実施する(40点)。 |
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成績評価の基準 /Grading Criteria |
授業内で5回実施する小テストの総合点に基づいて、以下のとおり評価する。 秀:100 点~90 点 優:89 点~80 点 良:79 点~70 点 可:69 点~60 点 不可:59 点以下 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
①六法を用意する(いずれの出版社のものでもかまわない)。ただし、e-Gov法令検索 https://elaws.e-gov.go.jp/ などで参照することも認める。 ②私語は厳禁とする。 ③集中講義であり、各授業日で小テストを実施するので、積極的な出席が求められる。 |
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実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない/No | ||
授業実施方法 /Method of class |
①面接授業/Face-To-Face class | ||
遠隔授業 /Online class |
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