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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2024/01/31 現在

科目名/Subject 国際機構論
担当教員(所属)/Instructor 岡田 陽平 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 学科別専門科目
開講学期/Semester 2023年度/Academic Year  前期/Spring Semester
開講曜限/Class period 月/Mon 3 , 他
対象所属/Eligible Faculty 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School,商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School
配当年次/Years 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2023/02/21
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
授業の目的:
国際機構(international organizations)に関連する様々な現象や問題を、主として国際法の視点から理解し、評価できるようになること。

授業の方法:
この授業は、全ての回を対面により実施する。
具体的な事例を用いつつ、国際機構に係る国際法の原則・規則がどのように形成・解釈・適用されるかを学ぶ。
達成目標
/Course Goals
この授業の達成目標は次のとおりである。
・国際社会と国内社会の差異を理解する。
・「国際機構とは何か」という問いに対して、自分なりの答えを与えることができるようになる。
・主権国家と国際機構の異同を説明することができるようになる。
・国際機構をめぐって生じている(法的)諸問題に対して、一定の解決策を提示することができるようになる。
授業内容
/Course contents
各回の内容は次のとおりである。ただし,履修者の数や知識、習得度合に応じて講義の順番や講義内容を変更する場合がある。

第1回 イントロダクション
第2回 事例概観:国際機構は悪をなしえず?
第3回 国内社会と国際社会
第4回 国家間関係を規律する法としての国際法
第5回 国際機構とは?
第6回 国際機構法の誕生:国連賠償事件
第7回 国際機構の法人格と権限:続・国連賠償事件
第8回 国際機構の構成国(加盟国):参加・脱退、権利停止、除名
第9回 国際機構の機関・職員
第10回 国際機構における意思決定
第11回 国際機構の特権免除
第12回 国際機構の国際責任
第13回 国際機構構成国の法的責任
第14回 国際機構のアカウンタビリティ
第15回 まとめ:国際機構の意義と課題
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
事前学修:
講義では、国際機構に関連する様々な事例を用いる。日頃から、新聞記事、雑誌、テレビ報道等において「国際機構」がどのようなかたちで登場するか、関心をもってチェックしておくこと。

事後学修:
各回の最後に、その日扱ったテーマについてより深く学びたい人向けの資料を提示する。
使用教材
/Teaching materials
使用教材は指定しないが,以下の参考文献に目を通しておくと授業の理解がより深まる。

浅田正彦編『国際法』(第5版、東信堂、2022年)(特に第7章)
成績評価の方法
/Grading
期末試験の成績(100%)により評価する。
成績評価の基準
/Grading Criteria
秀:国際機構に係る国際法について、十分な知識を有し、それに基づいて論理的な主張を行い、現実に生じている問題に有効な解決策を提示することができる。
優:国際機構に係る国際法について、十分な知識を有し、それに基づいて論理的な主張を行うことができる。
良:国際機構に係る国際法について、十分な知識を有する。
可:国際機構に係る国際法について、最低限度の基礎知識を有する。
履修上の注意事項
/Remarks
国際法について学んだことがない場合には、国際法の教科書(たとえば、浅田正彦編『国際法』(第5版、東信堂、2022年))に一度目を通しておくことを奨励する。
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当しない/No
授業実施方法
/Method of class
①面接授業/Face-To-Face class
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

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