科目一覧へ戻る | 2024/01/31 現在 |
科目名/Subject | 国際会計論 |
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担当教員(所属)/Instructor | 石井 孝和 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2023年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 水/Wed 1 , 水/Wed 2 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School,商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School |
配当年次/Years | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 4 |
研究室番号/Office | 石井 孝和(4号館3階 353号室) |
オフィスアワー/Office hours | 石井 孝和(随時(ただし、事前にメールでアポイントメントを取ること)) |
更新日/Date of renewal | 2023/02/22 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
授業の目的: 企業活動や資本市場の国際化の進展が目覚ましい今日において、国際的な会計基準である国際財務報告基準(IFRS)の重要性は高まっている。国内の上場企業に対してIFRSの適用を義務付けている国は140ヵ国を超え、わが国においてもIFRSを任意に適用する企業は増加し続けている。本講義では、IFRSの基礎知識や必要性を理解したうえで、会計基準の国際化・統一化がわが国の会計制度に与える影響について考察する力を身に付けることを目指す。 授業の方法: 第1~13回の授業では、国際的な会計基準が現在の形となるに至った歴史的経緯を含む、IFRSを理解するために必要な基礎的な知識について学習する。第14~24回の授業では、IFRSにおける具体的な会計処理方法について修得し、第25回以降では、実際にIFRSを適用して作成された財務諸表をもとに企業の財務分析を行うための手法について習得する。 |
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達成目標 /Course Goals |
本講義の達成目標は次のとおりである。 ・会計基準が国際的に統一されることの意義を説明できる。 ・IFRSの特徴について説明できる。 ・IFRSと日本の会計基準との違いを説明できる。 ・IFRSに基づいて作成された財務諸表を使って基本的な財務分析ができる。 |
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授業内容 /Course contents |
第1回 イントロダクション 第2回 国際会計の歴史 第3回 IFRSの基礎知識 第4回 各国の会計制度①:各国会計制度の類型と日本の会計制度 第5回 各国の会計制度②:英米の会計制度 第6回 各国の会計制度③:独仏日の会計制度 第7回 IFRS適用の効果①:財務報告の質および比較可能性 第8回 IFRS適用の効果②:日本におけるIFRSの任意適用 第9回 IASBの概念フレームワーク①:概念フレームワークの概要と『一般目的財務報告の目的』 第10回 IASBの概念フレームワーク②:『有用な財務情報の質的特性』 第11回 IASBの概念フレームワーク③:『財務諸表と報告企業』 第12回 IASBの概念フレームワーク④:『財務諸表の構成要素』および『認識と認識の中止』 第13回 IASBの概念フレームワーク⑤:『測定』、『表示と開示』および『資本と資本維持の概念』 第14回 収益認識 第15回 有形固定資産の会計 第16回 無形資産の会計 第17回 減損会計 第18回 リース会計 第19回 金融商品の会計①:金融商品の概要と測定 第20回 金融商品の会計②:ヘッジ会計および公正価値測定 第21回 引当金、偶発負債および偶発資産 第22回 従業員給付の会計 第23回 企業結合の会計 第24回 連結会計および持分法 第25回 IFRS財務諸表による財務諸表分析の概要 第26回 IFRS財務諸表による収益性分析 第27回 IFRS財務諸表による効率性分析 第28回 IFRS財務諸表による生産性分析 第29回 IFRS財務諸表による安全性分析 第30回 まとめ |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
事前学修: 日頃から新聞記事やニュース等で報道される企業活動や企業の決算発表に関心を持つこと。 事後学修: 講義資料を読み直し、参考文献等を使って復習すること。 |
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使用教材 /Teaching materials |
テキストは指定せず、教員が作成した講義用スライド資料に基づいて授業を行う。なお、以下の文献を参考図書として挙げておく。 橋本尚・山田善隆『IFRS会計学基本テキスト(第7版)』中央経済社、2018年。 桜井久勝編『テキスト国際会計基準(新訂版)』白桃書房、2018年。 中野貴之編著「IFRS適用の知見」同文舘出版、2020年。 あずさ監査法人IFRSアドバイザリー室『すらすら図解 新・IFRSのしくみ』中央経済社、2016年。 |
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成績評価の方法 /Grading |
中間レポート(40点)および期末試験(60点)により評価する。 | ||
成績評価の基準 /Grading Criteria |
秀(90~100点):国際的な会計基準に関する秀でた理解力を有している。 優(80~89点):国際的な会計基準に関する優れた理解力を有している。 良(70~79点):国際的な会計基準に関するおおよその理解力を有している。 可(60~69点):国際的な会計基準に関する最低限の理解力を有している。 不可(59点以下):国際的な会計基準に関して十分な理解力を有していない。 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
本講義の内容をより深く理解するためには「簿記原理」および「財務会計論」を履修済み(または履修中)であることが望ましい。 | ||
実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない/No | ||
授業実施方法 /Method of class |
②面接授業(ハイブリッド)/Face-To-Face class(including online classes less than 7 weeks) | ||
遠隔授業 /Online class |
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