科目一覧へ戻る | 2024/01/31 現在 |
科目名/Subject | 経済史(昼間コース) |
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担当教員(所属)/Instructor | 平井 進 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2023年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 金/Fri 4 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School |
配当年次/Years | 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2023/03/25 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
1)西洋経済史(ヨーロッパ、特に西欧の社会経済史)の基本的な枠組みをいくつかの論点に分けて概説する。したがって、それらの理解が授業の目標となる。そして、本科目の履修は今後の経済史関係の科目の履修の前提・条件となる。 2)本科目は、伝統的な講義形式で行われる。したがって、例えば本学で「アクティブラーニング」といわれる面白おかしい形式等に慣れている人やそうした形式等を期待する人は「退屈」で「何の工夫もない」と感じられるかもしれないことを予め断っておきたい。 |
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達成目標 /Course Goals |
1)西洋経済史の基本的な骨格を学び、それによって近代市民社会の歴史的な成り立ちを理解する。そして、それは、社会科学を学ぶ上での常識的な前提の一部を理解することでもある。 2)社会経済的な観点から歴史の変化を見る目を養う。 |
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授業内容 /Course contents |
概ね以下のような予定ではあるが、変更もあり得る。 1-2)前近代ヨーロッパの地域社会:村落と農業、都市と商工業。 3-4)中世末のヨーロッパ経済と商業革命 。 4-7)農村工業の発展と地域社会への影響 。 8-13)近世国家と重商主義:近代世界システム、ヘゲモニー国家の盛衰(16世紀のスペイン、17世紀のオランダ)、イギリス重商主義の覇権(16・17世紀前半のイングランド経済、イギリス重商主義、その帰結)。 13-14)イギリス産業革命の展開、産業革命の社会的意義 。 14-15)イギリス産業革命の国際的影響:イギリス工業の圧力、西欧・北米の工業化、西欧外への影響。 |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
事前に、高校の世界史の教科書や下記の参考文献などで授業各回に該当しそうな部分を読んでおくのもよい。また、スマホの位置情報サーヴィスがオンにしなっているか、manabaのリマインダ設定を行っているか確認されたい。 事後的に、授業中にノートやメモをとれなかった部分があれば、他の履修者に聞くなどして補足に努めてほしい。もし授業にでれなかった場合は他の受講者から配布物をコピーさせてもらうこと。 |
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使用教材 /Teaching materials |
1)教科書は指定しない。毎週授業前の休み時間に教室でレジュメと資料(図表など)を配布する。余った配布物は授業後処分するので後日配布物を受け取ることができないことに注意されたい。授業に出なかった場合他の受講者からコピーさせてもらうこと。 2)教科書ではないが、特に重要な参考文献として、馬場哲『エレメンタル欧米経済史』晃洋書房。さらに、遅塚忠躬『ヨーロッパの革命』小学館、も役立つだろう。両書は本学図書館の教員指定図書コーナーで閲覧できるので、適宜読むことができる。 |
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成績評価の方法 /Grading |
1)学期末試験(持ち込み不可、記述と論述、事前の問題発表なし)による。このため、単位取得には試験準備で手間暇をかけて真剣に努力することが求められるので試験準備には十分な時間をかけられる人のみが履修していただきたい。したがって、単位取得のみを目的としてこの科目を履修することは適当ではないことに注意されたい。 2)出席点はないが、授業各回にresponで出席をとるので、必ずスマホの位置情報サーヴィスをオンにしておくこと(そうでないと出席判定できず欠席となる)。6回以上欠席した場合には、小樽商科大学履修方法に関する規則第11条の2に基づき、本科目の学期末試験の受験資格と単位取得を認めない。 |
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成績評価の基準 /Grading Criteria |
経済学科共通基準による。 | ||
履修上の注意事項 /Remarks |
1)高校で「世界史」をきちんと勉強したことが履修の前提条件である。「世界史B」を履修し、それで受験したことが望ましく無難だろう。 2)西洋史に関心がある人の履修を歓迎する。ただし、他学科の履修希望者は「履修申し込みレポート」を履修登録締め切り日までに提出すること:400字程度で、なぜこの授業をとるのかを説明し、manaba上のレポート機能で提出されたい。提出されない場合学期末試験を受けても採点せず、単位取得も認めない。 3)本科目は、「実学」や「パンのための学問」の授業ではなく、就職活動や就職後の実務にも公務員試験や各種資格試験にも役立つものではない。したがって、「実学」にしか関心がない人、大学を一種の専門学校として利用している人には向いておらず、西洋史に関心がない人が履修しても意味がない。また、昨今、数学的技法も抽象的概念も出てこない、一話完結の具体的で面白おかしい「お話」が歓迎される傾向にあると聞くが、そうした類いの「お話」ではない。したがって、これらの点からも単位取得のみを目的とした履修には適当ではないことに注意されたい。 4)レジュメに書かれていること以外も、教員の話で重要と思われることはレジュメの余白などにメモを書き込んだり、ノートをとったりすること。授業中は集中して教員の話を聞き、板書されたこと以外も教員の説明を聞いてノートやメモをとる能力と姿勢を身につけていることが履修及び単位取得には必須である。授業中レジュメを眺めて漫然と聞いていたり、スマホをいじっている方には単位取得が困難だろう。 5)質問等はmanabaの個別指導の機能を利用して行うことができる。 6)履修者への連絡・通知などは単位取得や試験に関わるものも含めて授業ではなくmanabaのコースニュースやコンテンツでお伝えするので、重要情報の把握が遅れないようにリマインダメールを受け取るため必ずmanabaのリマインダ設定を行っておくこと。 7)後から苦情をいうのではなく、上記の成績評価や試験の方法に加え、授業の内容・方向性や形式(伝統的な講義形式)・具体的なやり方(音声面なども含む)、評価方法(学期末試験で持ち込み不可、記述式と論述式、問題の事前発表なし)等を理解して同意・了承できる人のみがこの科目を選択して履修登録すること(大学では授業は選択可能)。また、そのために、履修希望者や履修可能性がある人は、履修登録前に必ず第1回・第2回の授業に出席して授業を聞いた上で、自分にあうかどうか、上記の諸点に同意・了承できるかどうかをよく考えて履修するか否かを判断されたい。これらを怠ったことによって生じ得る損失は自己責任となる。 8)本科目の履修は来年度開講予定の「外国経済史I」の履修条件となる。このことにも注意されたい。 |
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実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない/No | ||
備考 /Notes |
授業の内容ややり方、試験の方法を理解して同意・了承した人のみが履修すること。履修希望者や履修の可能性がある人は、必ず第1回・第2回の授業に出席して授業を聞いた上で履修するかどうか判断すること。 | ||
授業実施方法 /Method of class |
①面接授業/Face-To-Face class | ||
遠隔授業 /Online class |
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