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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2024/01/31 現在

科目名/Subject 計量経済学
担当教員(所属)/Instructor 田中 晋矢 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 学科別専門科目
開講学期/Semester 2023年度/Academic Year  後期/Fall Semester
開講曜限/Class period 月/Mon 2 , 水/Wed 2
対象所属/Eligible Faculty 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School,商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School
配当年次/Years 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 4
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2023/03/02
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
授業の目的:近年では世界規模で急激な勢いで⾼度情報化が進み,たとえば20世紀末〜21世紀初頭では考えられないくらいの様々な統計データが⼊⼿可能となっています.そのため正しい統計理論に関する知識を有し適切な⽅法で統計データ分析を⾏える⼈材は社会的需要が非常に⼤きいといえるでしょう.本講義では経済・経営を中心に社会科学分野で広く用いられている「回帰分析」と呼ばれる統計分析手法に関する理論的知識と実証分析スキルを修得することが目的です.計量「経済」学という名称であり経済学科が提唱する科目ですが,社会科学分野の統計データ分析者全てに有用な内容を扱いますので経済学科生はもちろん商・企業法・社会情報学科に所属する学生の履修も歓迎します.


授業の方法:対面での講義形式を中心としますが,コンピュータ実習も行います.その際はノートPCを講義に持参してもらいます.
達成目標
/Course Goals
・社会科学分野で主流の統計分析手法といえる回帰分析に関する理論的知識を修得する.

・独力で回帰分析を用いた統計データ分析を行うことのできる実証分析スキルを修得する.
授業内容
/Course contents
第1~3回:2次元データに関する記述統計
第4~7回:最小二乗法と回帰直線
第8~9回:ダミー変数を用いた回帰分析
第10~11回:仮説検定の考え方
第12~16回:線形回帰モデルと統計的推測
第17~18回:最尤法の基礎
第19~20回:離散選択モデル
第21~23回:同時性と操作変数法
第24~27回:パネルデータ分析の基礎
第28回~30回:高次元データ分析の基礎

*受講生の理解度に応じて若干扱う内容の増減があり得ます.
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
事前学修:各講義回においてmanabaで事前に提供される講義資料に目を通し前提知識に不足がある場合には各自でフォローしておくこと.

事後学修:原則として毎講義後に出題される復習課題に取り組むこと.
使用教材
/Teaching materials
担当教員が提供する講義資料を使用します.参考書については適宜講義中で紹介します.
成績評価の方法
/Grading
manabaを通じて複数回提出してもらう課題(40点満点)と定期試験(60点満点)の総合点(100点満点)により評価します.ただし講義中の迷惑行為や課題提出時に不正行為を行った場合にはその程度に応じて減点措置を取ります.
成績評価の基準
/Grading Criteria
「成績評価の方法」における総合点に基づき以下のように決定されます:

100~90 秀
89~80 優
79~70 良
69~60 可 
59~ 不可
履修上の注意事項
/Remarks
「授業の目的」に記載してあるとおり全学科(経済・商・企業法・社会情報)の学生の履修を歓迎しますが,本講義の履修にあたっては以下の条件を必須とします:

・1年次配当科目「統計学(A or B)」を履修済であること.

・高校数学I・II・A・Bで扱うレベルの数学知識を有すること.

・原則として毎授業においてノートPCを持参できること.
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当しない/No
授業実施方法
/Method of class
①面接授業/Face-To-Face class
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

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