科目一覧へ戻る | 2024/01/31 現在 |
科目名/Subject | 上級日本語II |
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担当教員(所属)/Instructor | 大澤 幸 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 外国語科目等 |
開講学期/Semester | 2023年度/Academic Year 後期/Fall Semester |
開講曜限/Class period | 火/Tue 1 , 木/Thu 1 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School,商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School |
配当年次/Years | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | 大澤 幸(1号館413号室) |
オフィスアワー/Office hours | 大澤 幸(火曜日4限、木曜日4限、もしくは事前にメールでアポイントメントをとってください。) |
更新日/Date of renewal | 2023/02/28 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
このコースは「上級日本語I 」を履修した正規留学生、あるいはそれと同等の語学力を持つ日本語学習者を対象とする。主な目的は、日本語で日本社会における家族の在り方とその変容についての学術書(入門編)を正確によみ理解する力をつけるとともに日本における「家族」について、説明文、要約文、意見文と異なるスタイルで文章が書けるようになることである。そのために必要な語彙力や表現を身につけていく。また、映画やアニメなどを使用して、戦後の「家族」がどのように描かれてきたのか、時代とともに変化してきたのかを日本語で正しく理解すること。また、どのような問題があるのかを考察し学術的表現ができるようにする。そのために多くのディスカッションおよび口頭発表も行なってもらう。 | ||
達成目標 /Course Goals |
1. 日本社会における「家族」について学術書(入門編)および短い論文、また新聞記事の内容(語彙・表現を含む)を正確に理解することができる。また、要点をまとめてわかりやすく説明することができる。(要約文が書ける) 2. 日本社会における「家族」について、適切な日本語を用いて、自分の主張を相手にわかりやすく伝えることができる。(意見文が書ける) 3.日本社会における「家族」問題について、ドキュメンタリー、映画、アニメの中でどのように描かれているのかを理解できるようになる。また、その内容を学術的な語彙・表現を使って説明できるようになる。(説明文が書ける) |
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授業内容 /Course contents |
週ごとの授業内容は以下の通りである。ただし、履修者の知識、習得度合いに応じて順番や内容を変更することがある。 第1週目 授業概要説明・あなたにとって「家族」とは何ですか。 第2週目 近代家族の成立 第3週目 結婚・就業・子育て 第4週目 『お早う』(小津安二郎 1959) 第5週目 性的役割分担とジェンダー問題 第7週目 『家族ゲーム』(森田芳光 1983) 第8週目 中間発表 第9週目 家族と貧困 第10週目 『万引き家族』(是枝裕和 2018) 第11週目 『東京ゴッドファーザーズ』(今敏2003) 第12週目 親---成人関係のゆくえ 第13週目 個人と家族のゆくえ 第14週目 『歩いても 歩いても』(是枝裕和 2008) 第15週目 期末発表・総括 |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
事前学修: 授業前に配布された資料を読み、わからない語彙や表現を調べておく。また、資料を要約し授業前に提出すること。 事後学修: 映画などを見た後に必ずその内容についての説明文もしくは意見文を書いてもらう。次の授業前までに必ず提出すること |
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使用教材 /Teaching materials |
(参考資料)『問いから始まる家族社会学』→ 変更する場合あり 必要に応じて資料を配布する。 教材としては学術論文、新聞、雑誌、本、映画、アニメなどを扱う。 |
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成績評価の方法 /Grading |
出席及び参加度 15% 課題および宿題 35% 中間発表 10% 期末発表 15% 学期末レポート 25% |
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成績評価の基準 /Grading Criteria |
秀:100-90% 学術書や論文の日本語表現を十分に理解し、また映画などの内容も正確に理解した上で、その内容についての意見文、説明文、要約文を明確に分けて書くことができる。また学術的な日本語で自分の意見を論理的にわかりやすく書いたり、発表できる。 優:89-80% 学術書や論文の日本語表現を理解し、また映画などの内容も正確に理解した上で、その内容についての異なる文章スタイルを区別して書くことができる。また学術的な日本語で自分の意見を筋立ててわかりやすく書いたり、発表できる。 良:79-70% 学術書や論文の日本語表現をほぼ理解し、また映画などの内容もほぼ理解し、その内容について異なる文章スタイルでそれなりに書くことができる。また学術的な日本語で自分の意見を出来るだけわかりやすく書いたり発表できる。 可:69-60% 学術書や論文の日本語表現、また映画などの内容をそれなりには理解し、その内容について異なるスタイルの文章をどうにか書くことができる。口頭発表も何とかできる。 不可:59%以下 学術書や論文、また映画などの内容もほぼ理解できおらず、その内容について文章を書いたり口頭発表することができない。 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
・日本語能力試験1級の日本語運用力があることが望ましい。 ・毎回、授業前と授業後の課題があるので、必ず期限を守って提出すること。 ・日頃からニュースや新聞、本を読み、日本の「家族」とその問題ついて関心を持つこと。また、自国の「家族」と比較し、相違点を考えること。 ・授業は一般的な講義式とは異なるため、学生の積極的な発言や参加態度が求められる。自分の意見をクラスで積極的に発言すると同時に相手の意見も尊重する態度が望まれる。 |
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実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない/No | ||
授業実施方法 /Method of class |
①面接授業/Face-To-Face class | ||
遠隔授業 /Online class |
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