科目一覧へ戻る | 2024/01/31 現在 |
科目名/Subject | 言語・文学特別講義(英米文学I) |
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担当教員(所属)/Instructor | 高橋 優季 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 共通科目 |
開講学期/Semester | 2023年度/Academic Year 後期/Fall Semester |
開講曜限/Class period | 月/Mon 3 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School,商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School |
配当年次/Years | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2023/02/25 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
今年度、本講のテーマは「ウィリアム・モリスから学ぶ社会主義」です。19世紀後半のイギリスにおいて「アーツ・アンド・クラフツ運動」を提唱したデザイナーであり文芸家、さらには「モリス商会」経営者であった彼の多岐に渡る活動がいかに社会主義思想にむすびついているのかを学び、現代の資本主義経済における諸問題の本質に向き合うきっかけを探り出すことが目標です。 | ||
達成目標 /Course Goals |
現代の私達読者が、異なる時代に外国語で書かれた文学を読む時に必ず要求される作業として、一つ一つの詩語の意味をたとえ自分が「分かり切っている」と思っているはずの英単語でも改めて確認しながら読み進めることが重要です。そうすることで、正確かつ丁寧に英文を読めるようになることが第一の目標です。 また、文学作品に関連する挿絵や絵画、映像による視覚表現とテキスト解釈との相互関係についても探究・考察を深めることも第二の目標として取り組んでいきます。 |
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授業内容 /Course contents |
授業では以下のテーマとともに作品を読んでいきます。 1~2週目 ウィリアム・モリスとは何者か、その概要。 3~4週目 モリスのデザイン(壁紙、染色、織物)の発展とその動機 5~6週目 モリスと手工芸。機械よりも手工業を選んだ理由とは 7~9週目 アーツ・アンド・クラフツ運動の理想と現実 10~15週目 工芸から社会主義運動へ。モリスの講演と『ユートピアだより』を読む。 6~7週目 日本昔話にも通じる動物たちの恩返し。『グロスターの仕立て屋』と英国アーツ・アンド・クラフツ運動。 8~9週目 ものいう動物たちの不思議。『ナルニア国年代記』で生まれる動物の知性。 10~11週目 百獣の王か、救世主か?『オズの魔法使い』のおくびょうライオンと『ライオンと魔女』のアスラン。 12~13週目 殺人を犯す動物その1。名探偵シャーロック・ホームズが挑む「白銀号事件」。 14~15週目 殺人を犯す動物その2。名探偵デュパンが解明する「モルグ街の殺人」。 |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
[事前学習] 予習は絶対必要。予め授業で扱うと決められたテキストや資料を、まずは自分で読んで内容を把握してくること。分からない単語なども全て調べてくる。 [事後学習] 各自で復習する。授業のなかで受けた説明をもとに、文法的理解として不足だった部分を見直すことが重要。新しく覚えた単語やフレーズなども、発音と共に繰り返し見て書き取り直し、声に出して読み直すことで知識として定着させる。 |
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使用教材 /Teaching materials |
授業内で指示します。主にプリント類が増えます。 | ||
成績評価の方法 /Grading |
授業内で実施するレポート提出評価(50%。回数と提出時期など詳細は授業で指示します。) 試験(50%。出席回数ではありません) |
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成績評価の基準 /Grading Criteria |
AA(秀)90~100 A (優)80~89 B (良)70~79 C (可)60~69 D (不可)0~59 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
欠席の報告は義務付けません。欠席回数や休んだ授業分のフォローアップなどは自己の責任で管理してください。 辞書はできるだけ持参しましょう。 寝ないでください。 |
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実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない/No | ||
授業実施方法 /Method of class |
①面接授業/Face-To-Face class | ||
遠隔授業 /Online class |
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