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授業情報／Course information

科目一覧へ戻る 2022/04/06 現在

科目名／Subject 財務会計概論
担当教員（所属）／Instructor 石井 孝和 (商学部)
授業科目区分／Category 夜間主コース　学科別専門科目
開講学期／Semester 2022年度／Academic Year 　前期／Spring Semester
開講曜限／Class period 他
対象所属／Eligible Faculty 商学部夜間主コース／Faculty of CommerceNight School
配当年次／Years 3年 , 4年
単位数／Credits 2
研究室番号／Office 石井 孝和(4号館3階 353号室)
オフィスアワー／Office hours 石井 孝和(随時（ただし、事前にメールでアポイントメントを取ること）)
更新日／Date of renewal 2022/02/18
授業の目的・方法
／Course Objectives and method		 株式投資を行う投資者や企業への融資を行う銀行等の金融機関、さらには企業内部で働く従業員や就職活動を行う学生など、様々な企業の利害関係者が企業の経営内容に関する情報を必要としている。そして、このような企業の経営内容を理解するために必要となってくるのが財務諸表等の会計情報を読み解く能力である。そこで本講義では、企業の利害関係者として財務諸表を利用する側の立場から、企業の現状や問題点等を把握するための分析手法について身に付けることを目的とする。
　なお、本授業は、時間割を指定しないオンデマンド型の遠隔授業により実施することとし、閲覧期間を設けた授業動画をmanabaを通じて配信する。
達成目標
／Course Goals		 企業が公表する財務諸表等の会計数値を用いることにより、様々な側面から企業の経営状況を分析・理解できる。
授業内容
／Course contents		 第1回　イントロダクション：企業の利害関係者と財務諸表の役割
第2回　貸借対照表について
第3回　損益計算書について
第4回　財務諸表分析の基礎知識
第5回　収益性の分析①：ROAとROE
第6回　収益性の分析②：ROEの分解とその他の収益性指標
第7回　効率性の分析
第8回　生産性の分析
第9回　安全性の分析
第10回　成長性の分析
第11回　損益分岐点分析
第12回　キャッシュ・フロー分析
第13回　株式価値評価①：各種の株式価値評価モデル
第14回　株式価値評価②：資本コストの推定と株式価値評価モデルの実践
第15回　経営分析と利益マネジメント
事前学修・事後学修
／Preparation and
review lesson		 事前学修：
　日頃から新聞記事やニュース等で報道される企業活動に関心を持つこと。講義資料にあらかじめ目を通しておき、分からない用語等をチェックしておくこと。
事後学修：
　授業内容を復習し、企業のホームページやEDINET等から実際に公表されている財務諸表を入手して各種指標等の算定を行い、それをもとに企業の分析を行ってみること。
使用教材
／Teaching materials		 テキストは指定せず、教員が作成した講義用スライド資料に基づいて授業を行う。講義用スライド資料はmanabaへアップロードする。なお、以下の文献を参考図書として挙げておく。
桜井久勝『財務諸表分析（第8版）』中央経済社、2020年。
乙政正太『財務諸表分析（第3版）』同文舘出版、2019年。
成績評価の方法
／Grading		 授業内で数回出題する確認テスト（30点）および期末レポート（70点）の結果により評価する。
成績評価の基準
／Grading Criteria		 秀（90～100点）：財務諸表の内容を読み解くための秀でた知識と技術を有している。
優（80～89点）： 財務諸表の内容を読み解くための優れた知識と技術を有している。
良（70～79点）： 財務諸表の内容を読み解くためのおおよその知識と技術を有している。
可（60～69点）： 財務諸表の内容を読み解くための最低限の知識と技術を有している。
不可（59点以下）：財務諸表の内容を読み解くための十分な知識と技術を有していない。
履修上の注意事項
／Remarks		 本講義の内容をより深く理解するためには「簿記原理」または「会計学原理」を履修済み（または履修中）であることが望ましい。
実務経験者による授業
／Courses conducted by the
ones with practical
experiences		 該当しない

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