科目一覧へ戻る | 2022/04/06 現在 |
科目名/Subject | 金融システム論I |
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担当教員(所属)/Instructor | 齋藤 一朗(商学研究科) |
授業科目区分/Category | 夜間主コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2022年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 月/Mon 6 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部/Faculty of Commerce |
配当年次/Years | 3年,4年 |
単位数/Credits | 2.0 |
研究室番号/Office | 斉藤 一朗(1号館340研究室 E-mail:ichiro@res.otaru-uc.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours |
斉藤 一朗( 質問等については、授業後もしくはE-mailにて、随時受け付ける。 特に面談が必要な場合は、E-mailにて、事前に連絡すること。 ) |
更新日/Date of renewal | 2022/01/29 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
高度に分権化された経済社会において、金融取引は経済活動に欠かすことのできないもののひとつであり、そのあり方は、私たちの生活や企業活動に著しい影響を及ぼしています。 本科目では、現代の金融システムに関する基礎的な理論を習得するとともに、それを援用して、現代経済を洞察する力を養います。本科目の履修を通して獲得することが期待される知識・スキルは、以下のとおりです。 ・金融システムの意義と役割を理解し、これを自らの言葉で説明することができる。 ・銀行中心の金融システムと市場中心の金融システムを比較し、それぞれのメリット・デメリットを説明することができる。 授業の方法は主として講義形式で行い、毎回、PowerPoint等で作成した資料に基づいて進め、現代金融の基本的な構図を理解するために必要なフレームワークの解説と、それを援用したいくつかの事例の紹介で構成します。 |
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達成目標 /Course Goals |
本講義の達成目標は以下のとおりです。 ・「情報の不完全性」をキー概念として、金融システムの意義や役割について、自らの言葉で説明できるようになること(基礎理論の習得)。 ・現代の金融システムについて、そのあり方を考察し自らの考えをまとめることができるようになること(課題の発見と解決策の考察)。 |
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授業内容 /Course contents |
授業の内容は、あらまし以下のとおりです。 金融取引とは何か~イントロダクション~(第1回) 貨幣の機能とその形態変化(第2回) 金融の役割とその意義(第3回) 貯蓄・投資と資金の過不足(第4回) 経済活動と資金循環(第5回~第6回) 金融取引と情報の不完全性(第7回~第8回) 金融取引の諸類型(第9回) 金融仲介の基本機能(第10回~第11回) 証券市場の機能(第12回~第13回) 金融システムの基本設計(第14回~第15回) |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review lesson |
本科目では、現代の金融システムに関する基礎的な理論を習得するとともに、それを援用して、現代経済を洞察する力を養うことを目的としています。この目的を達成するために、普段からは金融的な事象や企業財務を取り上げた新聞・雑誌記事等に目を通し、わからない金融用語等については、参考文献や辞典などで自ら調べる習慣を身につけてください。 講義に参加する際には、事前にmanabaから講義資料をダウンロードし、熟読してください。また、講義で取り上げた各回のトピックスをより深く理解するために、いくつかの参考文献を紹介します。講義資料と併せて目を通すようにしてください。 |
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使用教材 /Teaching materials |
テキスト 指定しません 参考文献 参考文献としては、さしあたり以下の文献を挙げておきます。それ以外で必要な文献、資料およびデータについては、適宜、講義の中で指示します。 岡村秀夫ほか『金融の仕組みと働き』有斐閣、2017年 川西諭・山崎福寿『金融のエッセンス』有斐閣、2013年 内田浩史『金融』有斐閣、2016年 福田慎一『金融論 新版』有斐閣、2020年 村瀬英彰『金融論〔第2版〕』日本評論社、2015年 吉野直行ほか『金融経済 理論と実際〔第3版〕』慶應義塾大学出版会、2017年 |
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成績評価の方法 /Grading |
期末定期試験と毎回の講義からのTake away(授業時に用紙を配布)によって評価します。評価項目のウエイトは、以下のとおりです。 Take away 15% 期末定期試験 85% |
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成績評価の基準 /Grading Criteria |
本講義では、現代の金融システムに関する基礎的な理論を習得するとともに、それを援用して、現代経済を洞察する力を養うことを目的としています。 金融システムの意義と役割を理解し、これを自らの言葉で説明することできること、銀行中心の金融システムと市場中心の金融システムを比較し、それぞれのメリット・デメリットを説明することができることを到達目標としています。 これらをおおよそ満たしていることを合格ラインの基準とします。具体的な評価基準については、以下のとおりです。 秀:金融システムに関する理解と課題発見に秀で、論述がきわめて明快であるもの 優:金融システムに関する理解と課題発見に優れ、論述が明快であるもの 良:金融システムに関する理解と課題発見に優れてはいるものの、論述にやや難があるもの 可:金融システムに関する理論を概ね理解してはいるものの、論述が常識的な範疇にとどまるもの |
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履修上の注意事項 /Remarks |
講義内容をより深く理解するためには、先に掲げた参考文献の併読をお薦めします。 金融用語については、Web上での検索のほかに、以下に掲げる辞典があります。 『金融辞典』東洋経済新報社、1994年 『大月・金融辞典』大月書店、2002年 また、日本の金融制度については、以下の文献が基本的な文献としてあります。 鹿野嘉昭『日本の金融制度 第3版』東洋経済新報社、2013年 |
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実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当する | ||
実務経験の概要 /Outline of their practical experiences |
担当教員は、銀行勤務経験があり、理論と実務を架橋しながら授業を進める。 | ||
実務経験と授業科目との関連性 /Relevance between their practical experiences and the course |
担当教員は、銀行員時代、預金、貸出、為替はもとより、証券関連業務の経験もあり、金融理論に実務体験を添えて口述ことができる。 | ||
備考 /Notes |
質問が応ある場合は、適宜、受け付ける。 また、E-Mail(ichiro@res.otaru-uc.ac.jp)によっても、受け付ける。 |
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追加情報(授業の方法等) /Additional information (Method of lesson) |
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No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |