科目一覧へ戻る | 2022/04/06 現在 |
科目名/Subject | 片山 昇 3年ゼミ |
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担当教員(所属)/Instructor | 片山 昇 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2022年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 木/Thu 4 , 木/Thu 5 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部/Faculty of Commerce |
配当年次/Years | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 12 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2022/02/21 |
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
以下のいずれかテーマに関する「実験」を中心とした生態学的研究を、ハイブリッド型(対面授業とZoomによるリアルタイム配信の組み合わせ)で実施する; ①人為的撹乱に対する山菜の応答 ②水性動物による溶存有機物の利用 ③両生類幼生の表現型可塑性 ④外来植物の迅速な進化と生態系プロセス ⑤植物の被食防衛 ⑥昆虫と植物の相利共生 本講義の履修を通して獲得が期待される能力は以下の通りである; ・問題の本質を見抜く直感力 ・問題の構造を説明する論理的思考 ・問題の解決法を提案するプレゼンテーション技術 |
達成目標 /Course Goals |
・問題に回答するための仮説を提唱できる ・仮説検証のための実験デザインを構築できる ・実験で得られた結果を解析できる ・解析した結果を的確に伝えることができる |
授業内容 /Course contents |
本ゼミでは、生態学の学術的な問いに対して仮説を立て、その仮説を主に実験で検証する。得られた結果を卒論としてまとめて頂く。そのために必要な、⑴仮説の立案、⑵実験デザインの構築、⑶データの取得、⑷データの取りまとめ、⑸結果の解釈、などを指導する。実験テーマは基本的に上記の研究主題の中から選んでもらうが、受講者が興味を持ったテーマが他にあればそのテーマを採り入れることも可能である。どちらの場合でも、実験テーマは各自で持ってもらい、主体的に実験に取り組んでもらう。 また、研究を遂行するには他の研究事例を学ぶことも欠かせないので、随時、学術論文の勉強会を実施する。 |
事前学修・事後学修 /Preparation and review lesson |
論文の勉強会では、事前に担当者を振り当てるので、担当者は勉強会までに論文の内容を理解してレジメ(もしくはプレゼンテーションファイル)を作成すること。担当者には勉強会で論文の内容を説明してもらうが、発表者以外のゼミ参加者も疑問に思ったことを積極的に質問し、活発な議論を行ってもらいたい。 |
使用教材 /Teaching materials |
特定な書籍を教科書にしないが、以下を参考書とする:M. ベゴンほか「生態学 個体・個体群・群集の科学」(京都大学出版会)、酒井聡樹「これから論文を書く若者のために」(共立出版)、市原清志「バイオサイエンスの統計学」(南江堂) |
成績評価の方法 /Grading |
受講状況(出席・意欲的な発言)、勉強会で作成したレジメの内容、実験結果をまとめた報告書の内容を総合的に評価する。 |
成績評価の基準 /Grading Criteria |
上記の評価方法に従い、100点満点の総合評価で評価する。 評価基準は以下の通り; 秀(90点以上)、優(89〜80点)、良(79〜70点)、可(69〜60点)、不可(59点以下) |
履修上の注意事項 /Remarks |
上記の研究主題で扱う生物の多くは、4〜8月にかけて出現する。この時期を逃すとデータが取れないので、生物の出現に合わせて実験計画を練ることになる。したがって、履修上のゼミの開講時間外の実験も必要となることを十分に理解してもらいたい。 |
実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない |