科目一覧へ戻る | 2022/04/06 現在 |
科目名/Subject | ビジネスシステム論 |
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担当教員(所属)/Instructor |
石井 和平(商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2022年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 月/Mon 1 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部/Faculty of Commerce |
配当年次/Years | 3年,4年 |
単位数/Credits | 2.0 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2022/03/04 |
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
企業における業務活動の態様は様々ですが、どの企業にも共通する基本的な仕組みが幾つかあります。具体的には会計システムであり、営業・販売システムであり、商品・サービスの製造・生産システムなどです。それぞれの業務やシステムの内容や関連する理論については、それぞれ単独の講義(例えば生産管理、財務会計、マーケティング等)として扱われることが多いでしょう。また経営システム論や経営情報論、あるいは汎用性のある組織論などの科目名称で、同テーマを扱うことも多く見られます。さらに研究者によって、ビジネスモデルとビジネスシステムの定義を明確にしないで論じている場合や、両者を同じ意味で用いている場合もあり、ビジネスシステム とビジネスモデルの両者を厳密に使い分けることで、かえって混乱が起きる可能性が生じます。 したがって、本講義では、システム一般の知識を前提に、企業や組織で生まれたビジネスモデルについて紹介していくことにします。イノベーションや革新的なビジネスモデルを開拓してきた企業や組織には、常に適切で最適なビジネスシステムが存在していたことは明らかです。様々なビジネスモデルを学びつつ、その企業や組織に内在する個々のシステムについても理解を深めることが、本講義の目的となります。 なお、本講義は、時間割を指定しないオンデマンドを中心とした遠隔授業で実施致します。 |
達成目標 /Course Goals |
本講義では様々なビジネスモデルを紹介することで、以下の知識を得ることが達成目標となります。 ・事業組織の提供する価値の理解とそれを実現するための強みと弱み ・価値を提供するために組織とそのメンバーが実現すべきこと |
授業内容 /Course contents |
1 オリエンテーション(学習する組織とシステム思考) 2 為替・決済システムの発展 3 技術・顧客・流通・サービスの革新 4 自動車産業のビジネスモデル 5 電子企業のビジネスモデル① 6 電子企業のビジネスモデル② 7 ビジネスモデルと起業化 8 小売におけるビジネスモデル① 9 小売におけるビジネスモデル② 10 eマーケットプレイス 11 日本の伝統企業とビジネスシステム 12 広告産業におけるビジネスモデルの発展 13 無料ビジネス 14 ゲーム市場におけるビジネスモデル 15 まとめ (※授業内容の順番や事例は変更になることもあります) |
事前学修・事後学修 /Preparation and review lesson |
事前学修として、講義前にテキストを読んでおいてください。また事後学修として、講義後に課題を出しますので、その課題に答えることで講義内容の理解をさらに深めるよう努めてください。 |
使用教材 /Teaching materials |
資料は適宜提供・配布します。 |
成績評価の方法 /Grading |
成績評価は以下の評価項目に基づいて行います。 毎回の課題の提出:100% *小テストを含むこともあります。 |
成績評価の基準 /Grading Criteria |
課題は以下の評価基準に基づき、課題の提出回数に応じて総合的に評価いたします。 ・各事例の内容および適用すべき理論などをどの程度理解しているか? ・課題に対して積極的な検討や考察が、どの程度行われているか? |
履修上の注意事項 /Remarks |
・レポートにおいて、他人の文章を自らが書いた文章として流用していないこと、また課題提出の締切時間を厳守すること。 |
実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない |