科目一覧へ戻る | 2022/04/06 現在 |
科目名/Subject | 経済法 |
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担当教員(所属)/Instructor | 姜 連甲 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2022年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 金/Fri 1 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部/Faculty of Commerce |
配当年次/Years | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2022/02/21 |
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
「経済法」と呼ばれる法分野は、経済活動を規律する法規の総称である。その中心的な位置を占めるのは、経済憲法とも呼ばれる独占禁止法である。同法は国情や政策を色濃く反映する法律でもある。 本講義は、体系的授業構成や審判決の勉強を通じて日本の経済法(独占禁止法)の基本的な枠組みと考え方を身に付けることを基本としつつ、東アジア諸国との比較により、同法は国策を反映する法典であることを理解することを目的とする。 |
達成目標 /Course Goals |
第一目標:独占禁止法を中心とする経済法の体系、基礎的概念及び考え方を習得する。 第二目標:審判決における主要論点を関連する資料を読み的確に把握することを通じて、新たな事例問題を分析検討する能力を身につける。 第三目標:他国との比較を通じ、異なる法文化を理解し国際的視野に立って日本の法律を見る能力を培う。 |
授業内容 /Course contents |
【第1回】 独占禁止法の規制体系と基礎概念 【第2回】 独占禁止法の執行と民事救済 【第3回】 排除型私的独占 【第4回】 支配型私的独占 【第5回】 統合型私的独占 【第6回】 不当な取引制限の基本概念と違法要件 【第7回】 不当な取引制限の行為類型 【第8回】 事業者団体の行動規制 【第9回】 不公正な取引方法の基本概念と違法要件 【第10回】不公正な取引方法の行為類型と事例(1) 【第11回】不公正な取引方法の行為類型と事例(2) 【第12回】景品表示法等 【第13回】下請法 【第14回】結合・集中の規制(2) 【第15回】不正競争防止法 |
事前学修・事後学修 /Preparation and review lesson |
講義内容の理解を深めるために判例や審決の精読は大切である。授業のコマ数が限られているので講義は法の勘所と特に重要な審判決の解説を中心に進められる。そのため、授業外学修において受講者自ら判例や審決を積極的に調べて読んでいくことが大切になってくる。60時間以上の授業外学修を行うようにしてください。 |
使用教材 /Teaching materials |
経済法:独占禁止法と競争政策(第9版) 岸井大太郎ほか 有斐閣 2020年 9784641221512 |
成績評価の方法 /Grading |
期末レポート(100%)により評価する。 なお、加点制度もある。初回ガイダンス時に説明する。 優秀な成績を確実に目指したい方は加点制度のほうも活用する。 |
成績評価の基準 /Grading Criteria |
秀(100~90):経済法についての秀でた理解力を有し、条文を応用して様々な事例について秀でた分析をすることができる。また、高い出席率が要求される。 優(89~80):経済法についての優れた理解力を有し、条文を応用して様々な事例について優れた分析をすることができる。 良(79~70):経済法についての良い理解力を有し、条文を応用して様々な事例について良い分析をすることができる。 可(69~60):経済法についての理解力を有し、事例についても、条文に基づき基本的な分析をすることができる。 不可(59~0):経済法についての十分な理解力を持たず、基本的事例も分析することができない。 |
履修上の注意事項 /Remarks |
受講の際に、教材だけでなく、六法も用意すること。 ただし、用意できない場合は、独占禁止法の条文コピーでも良い。 |
リンク先ホームページアドレス /URL of syllabus or other information |
公正取引委員会:http://www.jftc.go.jp/ |
実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない |