科目一覧へ戻る | 2022/04/06 現在 |
科目名/Subject | 刑法II |
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担当教員(所属)/Instructor | 菅沼 真也子 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2022年度/Academic Year 後期/Fall Semester |
開講曜限/Class period | 水/Wed 3 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部/Faculty of Commerce |
配当年次/Years | 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2022/02/22 |
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
刑法は法益を保護して社会の秩序を維持するためのものであるが、この法益は、個人的法益・社会的法益・国家的法益に三分される。また、刑法は総則(総論)と各則(各論)とに区別して規定されており、各則には具体的な個々の犯罪の構成要件が書かれている。 本講義では、刑法各則に定められている各犯罪について、犯罪の主体・犯罪の客体・犯罪行為を、それぞれの法規が保護している法益と関連付けて考察し、詳細な解説を加えていく。そして、受講した学生諸君がそれぞれの主要な問題点を正確に理解することを目的とする。 |
達成目標 /Course Goals |
刑法各論の諸問題・諸概念について正確に理解する。 体系的思考を身につける。 |
授業内容 /Course contents |
第1回 イントロダクション・刑法総論と刑法各論 第2回 現代の犯罪傾向における諸問題(少年犯罪・高齢者犯罪) 第3回 個人的法益に対する罪−−生命・身体に対する罪 第4回 個人的法益に対する罪−−人格的法益に対する罪1 第5回 個人的法益に対する罪−−人格的法益に対する罪2 第6回 個人的法益に対する罪−−人格的法益に対する罪3第7回 個人的法益に対する罪−−財産に対する罪1 第8回 個人的法益に対する罪−−財産に対する罪2 第9回 個人的法益に対する罪−−財産に対する罪3 第10回 個人的法益に対する罪−−財産に対する罪4 第11回 個人的法益に対する罪−−財産に対する罪5 第12回 社会的法益に対する罪−−公共危険罪 第13回 社会的法益に対する罪−−取引の安全に対する罪 第14回 国家的法益に対する罪 第15回 小テスト 定期試験 |
事前学修・事後学修 /Preparation and review lesson |
講義前に教科書の該当箇所に目を通しておくこと。 講義後に改めて教科書を読み、理論を正確に理解すること。 |
使用教材 /Teaching materials |
・教科書 島伸一編『たのしい刑法Ⅱ各論〔第2版〕』(弘文堂・2017年) 十河太朗・豊田兼彦・松尾誠紀・森永真綱『START UP刑法判例50!各論』(有斐閣、2017年) ・参考書 山口厚・佐伯仁志編『刑法判例百選Ⅱ各論[第8版]』(有斐閣・2020年) |
成績評価の方法 /Grading |
講義後の課題の提出 10%(出席点として考慮) 小テスト 30% 定期試験 60% |
成績評価の基準 /Grading Criteria |
講義後の課題の受験回数、小テストの点数、および定期試験の成績の合計点により、秀(90〜100)、優(80〜89)、良(70〜79)、可(60〜69)で評価する。 |
履修上の注意事項 /Remarks |
講義には必ず六法を持参すること。 なお、刑法総論を履修したか否かは問わない。 |
実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない |