科目一覧へ戻る | 2022/04/06 現在 |
科目名/Subject | 憲法・基礎II |
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担当教員(所属)/Instructor | 小倉 一志(商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2022年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 月/Mon 4 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部 |
配当年次/Years | 2年,3年,4年 |
単位数/Credits | 2.0 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2022/02/27 |
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
日本国憲法の講義として扱われる内容は、「憲法総論」「基本的人権」「統治機構」の3つのパートから構成されるが、本講義は、「基本的人権」の中でも、「人権各論」の部分を中心に扱う。テキスト(下記参照)の内容に沿いながら、それぞれの規定が持つ意味内容を学説・判例ともからめつつ、明らかにしていきたい。 *〔遠隔授業・オンデマンドによる配信〕として実施する予定です。 |
達成目標 /Course Goals |
本講義の履修を通して獲得が期待される能力・技能は以下のとおりである。 ・憲法、なかでも「基本的人権」の各論点に関する学説・判例を正確に理解し、説明できること |
授業内容 /Course contents |
第1回 基本的人権の全体像1(人権の内容〔自由権・参政権〕) 第2回 基本的人権の全体像2(人権の内容〔社会権〜法の下の平等〕) 第3回 包括的基本権1(幸福追求権の意義) 第4回 包括的基本権2(プライバシーの権利、自己決定権) 第5回 法の下の平等1(憲法における平等原則、法の下の平等の意味) 第6回 法の下の平等2(平等違反の違憲審査基準、平等の具体的内容) 第7回 法の下の平等3(尊属殺重罰規定の合憲性、議員定数不均衡の合憲性) 第8回 精神的自由権1(思想・良心の自由) 第9回 精神的自由権2(信教の自由) 第10回 精神的自由権3(学問の自由) 第11回 経済的自由権1(職業選択の自由) 第12回 経済的自由権2(居住・移転の自由) 第13回 経済的自由権3(財産権) 第14回 社会権1(生存権) 第15回 社会権2(教育を受ける権利、労働基本権) *上記は目安としてお示しするものに過ぎませんので、鵜呑みにしないでください。 **包括的基本権・法の下の平等は、「人権総論」に位置付けられるものですが、昨年度の憲法基礎1では扱われていない、とのことですので、今年度の憲法基礎2で扱うことにします。その一方で、表現の自由(集会の自由等も含む)は昨年度の憲法基礎1で扱われたそうなので、今年度の憲法基礎2では扱いません。 ***参政権、人身の自由、国務請求権(受益権)などについては、「基本的人権の全体像」の中で扱います。 ****今年度は、イントロダクションを省略します。 |
事前学修・事後学修 /Preparation and review lesson |
〔事前学修〕 テキスト・判例集の該当箇所に目を通しておくこと(授業時間と同程度)。 〔事後学修〕 ノート(板書を写すだけではなく、口頭での説明なども書き入れること)・テキスト・判例集などを使って復習をすること(授業時間と同程度)。 |
使用教材 /Teaching materials |
芦部信喜(高橋和之補訂)『憲法〔第7版〕』(岩波書店・2019年)、柏﨑敏義・加藤一彦編『新 憲法判例特選〔第3版〕』(敬文堂・2021年)及び、六法(出版社、サイズは問いません)。 |
成績評価の方法 /Grading |
成績評価は、公平性の観点から「対面による期末試験」によることとします。期末試験の詳細については、テストの時期が近くなりましたら、manabaのコースでアナウンスします。 |
成績評価の基準 /Grading Criteria |
秀(100〜90):「基本的人権」について秀でた理解力を有している場合。 優(89〜80):「基本的人権」について優れた理解力を有している場合。 良(79〜70):「基本的人権」について良い理解力を有している場合。 可(69〜60):「基本的人権」について理解力を有している場合。 不可(59〜0):「基本的人権」について必要とされる理解力を有していない場合。 *なお、括弧内の点数はテストの「素点」と同一ではありません。 |
履修上の注意事項 /Remarks |
・manabaに掲載されているURLなどの情報、アップロードされているデータなどを無断で他人と共有する行為は禁止されています(違反した場合には、懲戒処分の対象になります)。大学から出されている「【重要】オンライン授業の受講にあたっての注意事項について」を確認した上で履修してください。 ・テキスト・判例集・六法は必ず用意すること。 ・講義内容の予習・復習をきちんと行うこと。「基本的人権」に関する基礎的な知識は高校までの政経などで修得済みの学生が多いと思いますが、この授業は「『大学』の『専門科目』」として開講されるものです。努努(ゆめゆめ)油断なさらぬように。 |
実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない |