科目一覧へ戻る | 2022/04/06 現在 |
科目名/Subject | 会計学特講(北海道税理士会租税講座) |
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担当教員(所属)/Instructor | 石川 業 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2022年度/Academic Year 後期/Fall Semester |
開講曜限/Class period | 水/Wed 2 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部/Faculty of Commerce |
配当年次/Years | 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2022/02/28 |
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
この授業の目的は、北海道税理士会所属の税理士の方々による講義を通して、(1)租税(法)や税理士制度についての理解を深めてもらうこと、および、(2)現場における税理士の実務についての知識を得てもらうこと、にあります。これら2つの目的に関心さえあれば、税理士を目指すわけではなくても履修は歓迎されます。 なお、この授業は、大学における租税に関する教育・研究活動を助成し、もって次世代を担う税理士の輩出・育成を目的として、日本税理士会連合会が2017年度から3年間実施しました寄附講座を継承し、北海道税理士会が派遣する講師によって行われる講義です。 授業の方法は、講義形式です。 |
達成目標 /Course Goals |
達成目標は、授業の目的に照らして次のとおりです。 ・租税(法)や税理士制度についての理解を深めることができる ・現場における税理士の実務についての知識を得ることができる |
授業内容 /Course contents |
「税理士」と聞いて多くの人がまずイメージするのは、試験を含めた「ハードルの高さ」でしょうか。たしかに、そのイメージどおりの部分はありそうです。でも、仕事の重要性や魅力を決めるのは、それに就くための難易度だけではないはず。私たちが特定の職業に憧れたりする理由は、「ハードルの高さ」というよりも、仕事それ自体の内容や魅力であるようにも思えます。そこでこの授業では特に、講師のみなさまにお願いをして、およそ半分の講義が「税理士の実務」に当てられる予定です(学期の中盤)。 他方で現実問題として、税理士等の会計専門職を含めた、経理・税務に関わる仕事に就くためには、一定程度の基礎知識と専門能力が必要です。そこでこの授業では、租税の制度や法、また、税理士の制度と使命・役割についての概論が、実務に関する講義の前後に予定されています(最初の2回の講義と、学期の後半)。 具体的には、各回の授業内容は次のとおり予定されています。 1.税理士制度と税理士の役割 2.我が国の租税制度と税理士の使命 3.税理士の実務(1)税理士の日常 4.税理士の実務(2)創業支援とIPO支援について 5.税理士の実務(3)事業承継について 6.税理士の実務(4)企業再生と経営改善支援について 7.税理士の実務(5)社会保障・税番号制度について 8.税理士の実務(6)国際税務と海外進出支援について 9.国税通則法及び国税徴収法 10.法人税概論 11.所得税概論 12.消費税概論 13.贈与税・相続税概論 14.税金アラカルト 15.税理士制度の現状と課題 |
事前学修・事後学修 /Preparation and review lesson |
講義前というより日頃から、新聞記事、テレビ報道、インターネット等において租税に関する知識を収集しつつ、毎回の講義、そして期末の定期試験に臨むこと。また講義後には、提示された資料等をもとに、授業で興味を持った点について積極的に調べること。 |
使用教材 /Teaching materials |
必要な資料は毎回の講義で配付されます。 |
成績評価の方法 /Grading |
定期試験(100点満点)により評価を行います(なお、どのような姿勢で講義を受講しているか、確認を行う場合があります)。 |
成績評価の基準 /Grading Criteria |
秀(100-90):授業の内容をほぼ完璧に理解している。 優( 89-80):授業の内容を十分に理解している。 良( 79-70):理解が不十分な点はあるが、主要な論点はおおよそ理解している。 可( 69-60):理解が不十分な点は目立つが、主要な論点の基本的な理解はある。 |
実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当する |
実務経験の概要 /Outline of their practical experiences |
いずれの講師も税理士業務について豊富な経験を有しており、その経験に基づいた講義が行われます。 |