科目一覧へ戻る | 2022/04/06 現在 |
科目名/Subject | 簿記原理B(昼間コース) |
---|---|
担当教員(所属)/Instructor | 石井 孝和 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2022年度/Academic Year 後期/Fall Semester |
開講曜限/Class period | 月/Mon 5 |
対象所属/Eligible Faculty | |
配当年次/Years | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | 石井 孝和(4号館3階 353号室) |
オフィスアワー/Office hours | 石井 孝和(随時(ただし、事前にメールでアポイントメントを取ること)) |
更新日/Date of renewal | 2022/02/15 |
---|---|
授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
授業の目的: 簿記は、企業等が行う様々な取引活動を効率的かつ体系的に記録し、ある時点での財政状態や一定期間の経営成績を明らかにするために必要とされるものである。本講義では、取引の仕訳から勘定記入、決算手続きまでの一連の流れ理解し、複式簿記についての基礎的な知識や技術を習得することを目的とする。 授業の方法: テキストの該当箇所についてパワーポイントを用いて授業内容の説明を一通り行った後、対応する例題および練習問題を解くことによって会計処理方法についての理解を深めていく。簿記の技術は実際に自分の手を動かして繰り返し記帳作業を行うことによって身に付くものである。そのため、多くの問題を繰り返し解くことによって簿記技術の習得および向上を目指す。 |
達成目標 /Course Goals |
複式簿記の基本構造や簿記一巡の手続きを理解し、日商簿記検定3級レベルの記帳をすることができる。 |
授業内容 /Course contents |
第1回 簿記の意義と役割 第2回 貸借対照表と損益計算書 第3回 取引と勘定および仕訳と転記 第4回 仕訳帳と総勘定元帳および試算表と精算表 第5回 仕訳帳と総勘定元帳の締切りおよび財務諸表の作成 第6回 現金と預金の処理 第7回 商品売買の処理 第8回 売掛金と買掛金および貸し倒れと貸倒引当金 第9回 その他の債権・債務 第10回 手形の取引および有形固定資産の処理 第11回 税金の処理および株式会社の資本 第12回 決算整理①:売上原価の計算、貸し倒れの見積り、当座借越の振替、減価償却 第13回 決算整理②:貯蔵品の棚卸、前払費用・前受収益、未払費用・未収収益 第14回 8桁精算表の作成 第15回 貸借対照表と損益計算書の作成 |
事前学修・事後学修 /Preparation and review lesson |
事前学修: 日頃から新聞記事やニュース等で報道される企業活動に関心を持つこと。テキストの該当箇所に目を通しておき、分からない用語等をチェックしておくこと。 事後学修: 授業内容を復習し、テキストや配布した資料の練習問題を繰り返し解くこと。 |
使用教材 /Teaching materials |
鶴見正史編『複式簿記概論』五絃舎、2020年。なお、講義スライド資料はmanabaへアップロードする。 |
成績評価の方法 /Grading |
授業内で数回出題する確認テスト(20点)および期末試験(80点)の結果により評価する。 |
成績評価の基準 /Grading Criteria |
秀(90~100点):基本的な商業簿記についての秀でた理解力を有している。 優(80~89点): 基本的な商業簿記についての優れた理解力を有している。 良(70~79点): 基本的な商業簿記についておおよその理解力を有している。 可(60~69点): 基本的な商業簿記についての最低限の理解力を有している。 不可(59点以下): 基本的な商業簿記について十分な理解力を有していない。 |
履修上の注意事項 /Remarks |
簿記原理Bを履修可能な学生は、各年次の学生番号の下3桁が251番以降の学生となります。また、授業では電卓を使用しますので、毎回の授業で忘れずに持参するようにしてください。 |
実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない |