科目一覧へ戻る | 2022/04/06 現在 |
科目名/Subject | 財務管理論 |
---|---|
担当教員(所属)/Instructor | 手島 直樹 (商学研究科) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2022年度/Academic Year 後期/Fall Semester |
開講曜限/Class period | 金/Fri 3 , 金/Fri 4 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部/Faculty of Commerce |
配当年次/Years | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 4 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2022/02/24 |
---|---|
授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
・授業の目的 事業会社の財務担当者、IR担当者、CFOとして財務戦略の立案や投資判断、もしくは投資家として企業評価を行うために必要なスキルを養成することを本授業の目的とする。 ・授業の方法 授業は講義が中心であり、学生によるプレゼンテーションやディスカッションの時間を設けることはないが、授業中の発言や質問は歓迎する。 |
達成目標 /Course Goals |
達成目標は、ファイナンス理論の観点から企業価値創造に資する提言をするために必要な基礎的なスキルを身に付けることである。 |
授業内容 /Course contents |
本授業は大きく分けて以下の4つのパートに分かれる。 ■フェーズ1:投資評価 現在価値、将来価値、資本コスト、投資判断の手法などコーポレートファイナンスの基本中の基本を学ぶ。 ■フェーズ2:企業価値評価 上場企業(キリンホールディングス)をケースとして実際に企業価値評価を実践する。 ■フェーズ3:ファイナンス理論と財務戦略 資本構成や株主還元政策などコーポレートファイナンスの実務において重視される財務戦略に加えて、キャピタル・アロケーション、株式市場のメカニズムなどの企業価値創造に不可欠な知識を学習する。 ■パート4:事業ポートフォリオマネジメント M&Aや事業売却の学術研究とケースを分析することにより、いかに企業価値が創造(破壊)されるのかを考察する。 |
事前学修・事後学修 /Preparation and review lesson |
授業において指示する。 |
使用教材 /Teaching materials |
①パワーポイントをManabaにアップする ②手島直樹「経営者こそ投資家である」日本経済新聞出版(2020年) ③コーポレートガバナンス・コード(日本取引所グループのHPから入手可能) |
成績評価の方法 /Grading |
・最終課題 100%(分析対象企業として上場企業を1社選び、企業価値評価モデルを作成し、理論株価を算出する。また、当該企業に適した財務戦略を策定する。) |
成績評価の基準 /Grading Criteria |
秀(90点から100点):企業において即戦力となれる能力がある 優(80点から89点):ファイナンス理論を十分に理解できている 良(70点から79点):ファイナンス理論を理解できている 可(60点から69点):ファイナンス理論の基本を理解できている |
実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当する |
実務経験の概要 /Outline of their practical experiences |
・アクセンチュアでの経営コンサルタントの経験 ・日産自動車での財務・IRの経験 ・ベンチャー企業の社外役員としての経験 |
実務経験と授業科目との関連性 /Relevance between their practical experiences and the course |
授業では、実務経験に基づく話以外はしない。 |