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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2022/04/06 現在

科目名/Subject マーケティング行動論
担当教員(所属)/Instructor 猪口 純路 (商学研究科)
授業科目区分/Category 昼間コース 学科別専門科目
開講学期/Semester 2022年度/Academic Year  前期/Spring Semester
開講曜限/Class period 木/Thu 1 , 木/Thu 2
対象所属/Eligible Faculty 商学部/Faculty of Commerce
配当年次/Years 3年 , 4年
単位数/Credits 4
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2022/02/28
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
本授業は「地域とマーケティング」を基本テーマとして、マーケティングの理論と実践について理解を深めることを目的とする。
 地域とマーケティングの関わりとして、地域を市場セグメントととらえるエリア・マーケティング、地域の自立や地域経済の活性化にたいしマーケティングの概念・技法を適用していこうとする地域マーケティング、さらに地域企業や地場産品の市場開拓にかかわる地域ブランド化などがある。本授業では、これらのトピックに関して、その理論的側面と実践的課題について検討する。
 授業は受講者参加型で進める。受講者は理論的知識を習得することと、高度なケース分析を行う能力を養うことができる。
達成目標
/Course Goals
・地域に対するマーケティングの関わりが理解できる
・ブランド論の基礎概念を理解できる
・ブランドが機能する基礎的な論理が理解できる
・地域ブランディングの基本的なプロセスが理解できる
授業内容
/Course contents
理論的検討
・地域とマーケティングの理論的基礎
・地域ブランド化
・地域企業の市場開拓

ケース分析と問題解決
・テーマ・オーナー企業の地域ブランド化に関するケース分析と問題解決提案
事前学修・事後学修
/Preparation and
review lesson
毎回の授業参加に際して、授業でディスカッションを行うために、テーマとなる製品や組織について、履修者各自による情報収集や予備分析などの事前課題を課す。
使用教材
/Teaching materials
テキストは使用しない。授業で用いる資料は適宜配布する。
参考文献としては以下がある。
電通ap編『地域ブランド・マネジメント』有斐閣、2009。
田村正紀『ブランドの誕生』千倉書房、2011。
成績評価の方法
/Grading
授業の課題への取り組みの程度、課題プレゼンテーション、ならびにレポート総合的に評価する。試験は行わない。
成績評価の基準
/Grading Criteria
次の4事項から評価を行う。
1.地域へのマーケティング・アプローチの特性と実践について十分に理解する。
2.クラスで課題報告とディスカッションに積極的に参加する。
3.レポートの作成・報告に積極的に取り組み、質の高い成果を達成する。
4.テーマ・オーナー企業からの課題に積極的に取り組み、質の高いプレゼンテーションを行う。


 秀:4事項について非常に優れた達成度である。
 優:4事項について優れた達成度である。
 良:4事項について十分な達成度である。
 可:4事項について最低限の達成度である。
履修上の注意事項
/Remarks
マーケティングを既修であることが望ましい。
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当する
実務経験の概要
/Outline of their practical
experiences
本講義の実践部分については、製菓企業であるmorimotoをテーマオーナーとし、その経営陣が3回程度の登壇を見込んでいる。
実務経験と授業科目との関連性
/Relevance between their
practical experiences and
the course
地域企業であり、かつ地域産品を材料として使用するmorimotoのブランディングについての情報提供や学生の考えへのフィードバックを得られることで、受講生は、地域とブランディング、地域企業とブランディングについての理解を深められる。
備考
/Notes
本講義においては、ごく基本的なマーケティング・リサーチの経験を通じて、数理データ・サイエンスの初歩的な考え方も学びます。

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