科目一覧へ戻る | 2022/04/06 現在 |
科目名/Subject | 現代経済理論I |
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担当教員(所属)/Instructor | 中島 大輔 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2022年度/Academic Year 後期/Fall Semester |
開講曜限/Class period | 月/Mon 5 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部/Faculty of Commerce |
配当年次/Years | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | 中島 大輔 |
オフィスアワー/Office hours | 中島 大輔(By Appointment) |
更新日/Date of renewal | 2022/03/07 |
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
ミクロ経済学・ゲーム理論・オークションの理論・マッチングの理論を応用して、現実の制度を設計するマーケットデザインを学びます。マーケットデザインの具体例としては、インターネットオークション、周波数オークション、研修医マッチング、待機児童問題、臓器移植のマッチングなどがあげられます。 |
達成目標 /Course Goals |
本講義を通じて、オークション理論・マッチング理論の基礎知識を習得し、それが現実の経済制度設計にどのように用いられているかを理解することを目標とします。さらに自ら自分で制度設計をすることができるようになればいうことはありません。 |
授業内容 /Course contents |
この講義は、大学院博士前期課程向けの「ミクロ経済学I」との合同授業です。 そのため、学部レベルのミクロ経済学(本学では2年次配当)・基本的な数学(微積分)などの確実な理解を前提とします。 |
事前学修・事後学修 /Preparation and review lesson |
事前に指定された教科書・論文等を読んでおいてください。 事後には、宿題(Problem Set)などが課されます。 ほぼ毎週5-6時間くらいの講義外での学習が必要になるかと思われます。 |
使用教材 /Teaching materials |
有用な書籍は逐次紹介しますが、履修を検討する学生は授業開始前に 坂井 (2013) マーケットデザイン: 最先端の実用的な経済学(ちくま新書)を読んでおいてください。 講義に用いる教科書としては 坂井(2010)マーケットデザイン入門:オークションとマッチングの経済学 (ミネルヴァ書房) Haeringer (2018) Market Design: Auctions and Matching (MIT Press、邦訳あり) 川越(2015)マーケット・デザイン オークションとマッチングの経済学 (講談社メチエ) などを挙げておきます。ほかにも有益な教科書があれば随時紹介sます。 |
成績評価の方法 /Grading |
履修者の人数によりますが、講義での貢献、Take Home Examを総合して行います。なお、欠席回数が多数に渡る場合は単位を認定しません。 |
成績評価の基準 /Grading Criteria |
経済学科の統一基準に従います。 |
履修上の注意事項 /Remarks |
本講義は、上で述べたように大学院との合同授業です。 したがって、学部「ミクロ経済学」、「経済数学」などの十分な理解を前提とします。これらが欠けている学生の単位取得は不可能です。(救済措置などは行いません) また、本講義を履修する場合 必ず初回講義に出席すること(どうしても出席できない場合は担当教員に事前に相談すること) そのうえで坂井(2013)をよんでレポートを2回目の授業までに提出すること(レポートの詳細は初回講義で指示します) を必須条件とし、これを満たさない学生の履修は認めません。 |
実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない |