科目一覧へ戻る | 2022/04/06 現在 |
科目名/Subject | 基礎ゼミナール 山田(久) |
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担当教員(所属)/Instructor | 山田 久就 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 共通科目 |
開講学期/Semester | 2022年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 月/Mon 3 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School |
配当年次/Years | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | 山田 久就(1号棟542号室。) |
オフィスアワー/Office hours |
山田 久就(研究室にいる時は、連絡なしで、いつでも大丈夫です。 メール(hisanari@res.otaru-uc.ac.jp)で連絡があれば、時間を決めることも可能です。 zoomでの対応も可能です。) |
更新日/Date of renewal | 2022/02/24 |
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
【目的】 ・外国人とのコミュニケーションにおける障害という観点から、日本人と外国人の間でのことば、ジェスチャ、表記(たとえば、〇と×)などの表現手段、習慣などの違いについて調査し、まとめる。 【方法】 ・3人づつのグループでの口頭発表を違うテーマで2回行う。1回目の口頭発表のグループの各メンバーは2回目の口頭発表では同じグループに入ることはできないこととする。 ・グループでの口頭発表の後、1人づつでの口頭発表をグループでの2回の口頭発表とは違うテーマで1回行う。 ・グループ発表では、話し合いで、テーマを決める。 ・個人発表では、自分自身の関心からテーマを見つける。 ・口頭発表の司会も学生にしていただきます。 ・テーマに関連する文献(本やインターネットの記事など)を見つけて読み、二次的な(間接的な)資料を集める。 ・二次的な資料をもとに、より一時的な(直接的な)資料を集め、口頭発表(プレゼンテーション)を行う。 ・個人で発表した内容をもとに、論文形式のレポートを書く。 |
達成目標 /Course Goals |
(1)興味ある研究テーマを見つけることができるようになる。 (2)他の人が書いた文献をある程度疑いの目を持って比較できるようになる。 (3)客観的でわかりやすい口頭発表ができるようになる。 (4)客観的でわかりやすく、正しい形式で、レポートを書くことができるようになる。 (5)他の人と上手に議論できるようになる。 |
授業内容 /Course contents |
日本人と外国人が同じあるいはほぼ同じものを表すのに違う音を使うことは当たり前ですが、単語を比喩的に使う場合などにも日本人と外国人の間に違いがあります。たとえば、未熟なことを表すのに日本語では「青い」を使いますが、多くの外国語では違っているようです。ことば以外の表現手段でも、予想しないところで、違っていたりすることが結構あります。人を招くことを表すジェスチャーの違いから招き猫が何をしているのか理解できない外国人もいるようです。また、日本人は正解を〇であらわしますが、多くの外国では違っているようです。日本人と外国人の表現手段、習慣でどのような違いがあるのかについて学生それぞれが調査し、口頭発表し、他の学生と議論し、レポートにまとめます。 【第1回】授業の説明。自分の関心についての紹介。1回目のグループ発表のグループ決定。 【第2回】1回目のグループ発表の準備、話し合い。 【第3回】1回目のグループ発表の準備、話し合い。 【第4回】1回目のグループ発表。 【第5回】1回目のグループ発表、2回目のグループ発表のグループ決定。 【第6回】2回目のグループ発表の準備、話し合い。 【第7回】2回目のグループ発表の準備、話し合い。 【第8回】2回目のグループ発表。 【第9回】2回目のグループ発表。 【第10回】個人発表の準備。指定した本についての議論。 【第11回】個人発表の準備。指定した本についての議論。 【第12回】個人発表。 【第13回】個人発表。 【第14回】個人発表。 【第15回】個人発表の予備。レポートについての説明。まとめ。 参考のために、自己紹介しておきます。私は、言語学が専門で、ロシア語とロシアのコーカサス地方で話されているアバール語(ロシア語とは全く違います)の研究をしています。英語圏には詳しくありません。 |
事前学修・事後学修 /Preparation and review lesson |
(1)指定した本を読む。 (2)資料をできる限り多く集める。 (3)発表の準備をする。 (4)レポートを書く。 |
使用教材 /Teaching materials |
鈴木孝夫の『日本語と外国語』(岩波新書、1990年、990円)を読むことを予定していますが、急いで買う必要はありません。 |
成績評価の方法 /Grading |
・レポートの内容と形式:60%。口頭発表の内容と形式:40%。 ・議論での発言と積極性を含む授業への参加態度が低い場合は、上記による成績(100点満点)から減点(最高で25点)を行います。 |
成績評価の基準 /Grading Criteria |
90-100点:レポートと口頭発表の内容と形式の質がほぼ完全である。 80-89点:レポートと口頭発表の内容と形式の質がかなりある。 70-79点:レポートと口頭発表の内容と形式の質が十分にある。 60-69点:レポートと口頭発表の内容と形式の質が最低限にある。 0-59点:レポートと口頭発表の内容と形式の質が不足している。 |
履修上の注意事項 /Remarks |
・希望者が15名を超える場合には、履修制限を行います。 |
実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない |