科目一覧へ戻る | 2022/04/06 現在 |
科目名/Subject | 生物学I |
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担当教員(所属)/Instructor | 片山 昇 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 共通科目 |
開講学期/Semester | 2022年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 木/Thu 2 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School |
配当年次/Years | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2022/02/21 |
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
「生きている」とはどういうことだろうか?この難題に取り組む科学が生物学であり、生物を学ぶことは、ヒトを含めた生物の「生きる意義」を理解することでもある。本講義では、生命体を構成する物質、遺伝子、個体、生態系の仕組みなど、ミクロからマクロまでの生命現象について概説し、生命を尊重できる豊かな人格を形成することを目的とする。授業はオンデマンド型の遠隔形式で行い、週に1度manabaで動画を配信する。 本講義の履修を通して獲得が期待される能力は以下の通りである; ・生命が維持される仕組みを説明できる ・生態系や生物多様性に関する諸問題を説明できる |
達成目標 /Course Goals |
・生物に興味をもつ ・生命体をつくる物質について説明できる ・遺伝子の実態と進化の仕組みを説明できる ・生物と環境との相互作用を説明できる |
授業内容 /Course contents |
第1回 イントロダクション 生物とは何か 第2回 細胞 − 生命の基本単位 第3回 生命体を構成する物質 第4回 活動エネルギーの生産(代謝) 第5回 無機物から栄養を作る(光合成と窒素同化) 第6回 遺伝子の実態と機能 第7回 細胞の分裂と分化(初期発生) 第8回 生物が自己を維持する仕組み①(情報伝達系) 第9回 生物が自己を維持する仕組み②(生体防御) 第10回 基本的な遺伝の仕組み 第11回 生命の起源と進化 第12回 生物と環境がつくる生態系 第13回 生物多様性とは 第14回 生物多様性の減少の原因 第15回 まとめ |
事前学修・事後学修 /Preparation and review lesson |
基礎生物学に関する知識を吸収し生命現象を思考することで、生命を尊重できる豊かな人格の形成を本講義の目的とする。この目的達成のため、日頃から生物に関する一般向けの書籍や科学雑誌を読む習慣を身につけていて欲しい。 ・生物学に関する基礎的な単語の意味を調べる ・授業中に配布するプリント(講義スライド)で復習する |
使用教材 /Teaching materials |
特定な書籍を教科書にしないが、以下を参考書とする:今井一志(他)「やさしい基礎生物学 第2版」(羊土社)、D.サダヴァ「アメリカ版 大学生物学の教科書1〜5」(講談社) |
成績評価の方法 /Grading |
授業中に実施するレポートの結果を平常点(40点)とし、それに期末試験の結果(60点)を加えた総合100点満点で評価する。なお、期末試験は原則、対面で実施する予定である。 |
成績評価の基準 /Grading Criteria |
秀:成績の総合評価が90点以上 生物が生きることの意義を良く理解し、生命体の構成要素の仕組みを正しく説明できる。また、生命を尊重できる豊かな人格を形成している。 優:89〜80点 生物が生きることの意義を理解し、生命体の構成要素の仕組みを正しく説明できる。また、生命を尊重できる豊かな人格を形成している。 良:79〜70点 生物が生きることの意義を理解し、生命体の構成要素の仕組みを正しく説明できる。 可:69〜60点 生物が生きることの意義をおおよそ理解し、生命体の構成要素の仕組みをおおよそ説明できる。 不可:59点以下 生物が生きることの意義の理解に至っていない。また、生命体の構成要素の仕組みを説明できていない。 |
履修上の注意事項 /Remarks |
・講義で用いるスライドのコピーをpdfとして配布する。プリントの各所に空白を設けているので、講義を聴きながら空白を埋め、「聴くこと」と「書くこと」で要点を覚えてもらいたい。 ・授業動画等のアップロードスケジュールは4月上旬にmanabaのコースニュースで連絡する。 |
実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない |