科目一覧へ戻る | 2022/04/06 現在 |
科目名/Subject | 外国語コミュニケーションⅠa |
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担当教員(所属)/Instructor | 小澤 卓哉 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 共通科目 |
開講学期/Semester | 2022年度/Academic Year 後期/Fall Semester |
開講曜限/Class period | 火/Tue 3 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部/Faculty of Commerce |
配当年次/Years | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2022/02/28 |
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
フランス語Ⅰ-2を履修中の学生を対象とした補完的・発展的授業です。 フランス語Ⅰ-1で身につけたフランス語を基礎にして、異文化コミュニケーションにおけるフランス語運用力の向上を目指します。既習者の復習やより深い理解のための教科書を使用し、さまざまな聞き取りや表現の練習を通して、フランス語を聞いて理解して話せるようになることを目的とします。 授業中は、学生個人での作業や教員と学生との日本語のやりとりは必要最小限に、なるべく学生どうしによるペアワーク・グループワークを最大限に行う形で進めていきます。 |
達成目標 /Course Goals |
教科書は全12課・各課6ページから成ります。各課を構成する以下の項目について、 ・Mini-situations:イラスト・文字・音声から話を理解でき、話を口頭で再現できる。指示された状況に入れ替えて、演じることができる。 ・coin prononciation : 発音の仕組みを理解し、正確・適切に発音することができる。 ・Exercices(文法の練習問題):何も使わずに正答することができる。 ・Dialogue:会話文を聞き取って、質問に答えられる。 ・Jeux:クイズやゲームを楽しみながら正答することができる。 ・Culture:フランス(語圏)の文化について造詣を深め、重要概念を略述できる。 |
授業内容 /Course contents |
1回の授業につき教科書約5ページを目安に進めていく予定です。 教科書は2人の主人公、フランスで経済学を学ぶ片瀬ゆうこと田中ケン(札幌出身)のお話が同時進行で展開します。学食ランチ、ショッピング、田舎での週末、友人たちとの外出などを通して、フランス留学生の過ごし方を疑似体験してみましょう。 各回のテーマは次のとおりです。ただし、文法項目の難易度・受講生の習得度合いなどに応じて進度を変更する場合があります。 1. イントロダクション、Initiation(はじめに) 2. あいさつをする、自己紹介をする 3. 家族を紹介する、人物について尋ねる 4. ものや場所を描写する(1)、人物を描写する 5. 好き嫌いについて言う、趣味や時間割について話す 6. 過去のことについて話す、気持ちを表す、活動を提案する(1) 7. 日常のことや過去について話す、頻度を表す 8. 進度調整 9. 過去の習慣や状況について話す 10. 未来の計画について話す、評価する 11. 交通機関について尋ねる、比較する、理由を言う 12. 誘う、道を尋ねる/示す 13. 活動を提案する(2)、誘いを受ける/断る 14. 人物を描写する(2)、印象や気持ちを言う、方法について言う 15. 進度調整、補足など |
事前学修・事後学修 /Preparation and review lesson |
■予習 ・会話文を聞いて、内容を理解しておく(未習の文法項目が含まれる場合は完ぺきでなくてよい)。内容正誤問題・空欄補充問題を解いておく。 ・入れ替え用の語彙の音声を聞いて、発音できるようにしておく。意味がわからなければ辞書などで調べておく。 ・発音問題を解いておく。 ・既習の文法項目を(フランス語Iの教材を使うなどして)復習し、練習問題を解いておく。 ・クイズやゲームにも目を通し、必要になりそうな語彙などを復習しておく。 ■復習 ・会話文の発音と意味を確認して、繰り返し発音練習をする(入れ替え練習についても同様)。 ・初習の文法項目の解説を復習して、練習問題を解く。 ・フランス(語圏)の文化について興味を引かれる項目があったら、自分でさらに調べたり、機会があればネイティブに尋ねたりしてみる。 |
使用教材 /Teaching materials |
『ショコラティーヌ!』 ロミュアルド・ブレッフュエル、五十嵐 玲美、ミシェル・サガズ 第三書房、2016年、ISBN:9784808620561 ※CDが付属しないため、音声は下記URLから無料ダウンロードしてください。 |
成績評価の方法 /Grading |
定期試験40点、実技レポート20点、その他の平常点(課題提出、授業参加・出欠状況など)40点を目安に総合的に評価します。 |
成績評価の基準 /Grading Criteria |
「成績評価の方法」によって算出される総合点数に応じて、以下の段階で評価します。 秀:100点~90点/優:80~89点/良:70~79点/可:60~69点/不可:59点以下 ただし、総合点数に関わらず、欠席届と欠席事由の証明書類を提出せずに5回以上授業を欠席した場合も不可とします。 |
履修上の注意事項 /Remarks |
・履修希望者が多い場合は(履修希望者に優先順位をつけて)履修制限を行うことがあります。初回授業には必ず出席してください。 ・出席(座席)確認にresponを併用するため、responを使用できる端末を毎回用意してください。 ・実技レポートは、ペアで収録した動画ファイルの提出を予定しています。 ・定期試験の欠席については、欠席届と併せて欠席事由の証明書類が提出された場合にのみ代替措置の実施を検討します。 ・秋~冬の昼下がりに、フランス語を一緒に楽しく学んで過ごせることを願っています。消極的だったり、予習・復習を疎かにしたりするようでは授業を楽しめません(やるべきことをやらない状態が続けば、楽しむどころか単位取得すら危うくなるでしょう)。選択科目ですから、主体性・計画性・自律性に加えて積極性のあるみなさんの履修を歓迎します。 |
リンク先ホームページアドレス /URL of syllabus or other information |
https://www.daisan-shobo.co.jp/book/b211037.html |
実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない |
備考 /Notes |
フランス語Ⅰ-2とは連動していません。フランス語Ⅰ-1で既習の内容も、フランス語Ⅰ-2の範囲を超える内容も含まれます。ただし、Ⅰの範囲外で解説に時間を要する文法項目については詳しく扱いません。 |