シラバス参照

授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2022/04/06 現在

科目名/Subject 言語・文学特別講義(言語学)
担当教員(所属)/Instructor 權 恩熙 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 共通科目
開講学期/Semester 2022年度/Academic Year  後期/Fall Semester
開講曜限/Class period 金/Fri 4
対象所属/Eligible Faculty 商学部/Faculty of Commerce
配当年次/Years 1年 , 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2022/03/01
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
■ 授業の目的
言語学の基礎を学ぶことによって、言葉への関心を深めることを目的とする。

■ 授業の方法
(1)基本的にはパワーポイント・スライドを活用した講義形式で行う。
(2)適宜グループワークを通して討論・発表をさせることもある。
達成目標
/Course Goals
(1)言語学の基本的な考え方に親しむこと
(2)言語学の基本的な術語の意味を理解すること
(3)初歩的な言語分析ができるようになる
授業内容
/Course contents
【第 1 回】ガイダンス、「言語」と「言語学」
【第 2 回】音の作り方(音声学)
【第 3 回】音の使い方(音韻論)
【第 4 回】単語のしくみ (形態論・語彙論)
【第 5 回】意味の世界、単語間の意味関係(意味論)
【第 6 回】文のしくみと意味(統語論)
【第 7 回】談話と会話のしくみ(語用論)
【第 8 回】「社会言語学」とは何か―映画とミュージカル「マイ・フェア・レディ」鑑賞
【第 9 回】言語のバリエーション~地域方言、社会方言、方言コスプレ、役割語~
【第10回】言語の選択~多言語使用、ダイグロシア、コード切り替え~
【第11回】言語の接触~ネオ方言、新方言、ピジン・クレオール、移民言語~
【第12回】北海道朝鮮学校とニセコ町から見る北海道の多言語状況―映画「ウリハッキョ」鑑賞
【第13回】言語とコンテキスト~スピーチ・アコモデーション、フォリナー・トーク、やさしい日本語~
【第14回】言語政策と言語計画
【第15回】(1)まとめ、(2)期末試験についての説明、(3)学生からの質問

※ 第1~7回目の授業は「教材①」の第1~10章、第8~14回目の授業は「教材①」の第11~12章と「教材②」の内容を扱う。8回目以降から社会言語学の諸テーマが中心となる。
※ 状況によってシラバスの内容が一部変更になる場合がある。
事前学修・事後学修
/Preparation and
review lesson
<事前学修>
教材の該当箇所を読み、よく分からない単語や概念を調べておくこと。
<事後学修>
授業内容を復習するとともに、各章の最後にある問題や教員からの問いについて自分なりの答えをまとめて提出すること。
使用教材
/Teaching materials
① 高橋留美・大塚みさ・杉本淳子・田中幹大『やさしい言語学』(研究社)ISBN: 978-4327377489
② 東照二『社会言語学入門<改訂版> 生きた言葉のおもしろさに迫る』(研究社)ISBN: 978-4327401573

※小樽商科大学付属図書館と市立小樽図書館で借りることも可能
成績評価の方法
/Grading
定期試験60%、小テスト又は課題30%、平常点(予習・復習の有無、積極性など)10%
成績評価の基準
/Grading Criteria
秀(90~100点)、優(80~89点)、良(70~79点)、可(60~69点)、不可(59点以下)
履修上の注意事項
/Remarks
(1)欠席回数が5回以上になると単位取得資格を失う。
(2)すでに「言語学」の単位を取得済みである場合は、履修できない。
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当しない
備考
/Notes
授業に関する質問や意見等は、オンラインによる「リアクション・ペーパー」で随時確認対応する。

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