 シラバス参照
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| 科目一覧へ戻る | 2023/03/17 現在 | 
| 科目名/Subject | 道徳教育 | 
|---|---|
| 担当教員(所属)/Instructor | 安宅 仁人 (商学部) , 岡部 善平 (商学部) | 
| 授業科目区分/Category | 昼間コース 教職科目 | 
| 開講学期/Semester | 2021年度/Academic Year 後期/Fall Semester | 
| 開講曜限/Class period | 火/Tue 3 | 
| 対象所属/Eligible Faculty | 商学部/Faculty of Commerce | 
| 配当年次/Years | 3年 , 4年 | 
| 単位数/Credits | 2 | 
| 研究室番号/Office | |
| オフィスアワー/Office hours | 
| 更新日/Date of renewal | 2021/02/22 | ||
|---|---|---|---|
| 授業の目的・方法 /Course Objectives and method | この講義では,主に中学校における道徳教育の理念と制度的な変遷を理解し,特別の教科「道徳」の教育内容や教材の活用方法,さらには評価方法についての検討を行います。また,道徳教育と人権教育・主権者教育等との領域横断的な関係性と,小学校から高等学校に至るまでの道徳教育の縦断的な関係性に着目し,道徳について総合的な視点から理解を深めることを目指します。講義の終盤は,受講生各自が道徳教育のための指導案の作成と模擬授業の実践を行うとともに,その振り返りを行うことを通じて,教育現場で求められる道徳の実践力を獲得することを目的とします。 | ||
| 達成目標 /Course Goals | 〇道徳の理論や歴史的な変遷を理解しているとともに,学校教育における道徳の目的を自身の言葉で説明することができる。 〇学習指導要領等に示された道徳の目標・内容を踏まえたうえで,道徳の授業の編成,計画ならびに評価をすることができ,教育実習生として道徳の授業を展開することができる。 | ||
| 授業内容 /Course contents | 第1回:道徳教育とは何か──小・中学校の道徳教育を想起する── 第2回:道徳教育の理論と実践の歴史──戦前・戦後・近年の道徳教育── 第3回:「中学校学習指導要領解説 道徳編」の分析 第4回:生徒指導と道徳教育──ネットリテラシー・いじめ防止・人権教育と道徳── 第5回:道徳教育と他領域(学習活動,特別活動,主権者教育等)との連携。小学校・高等学校における道徳教育 第6回:現職教員に聞く──教育現場における道徳教育の実際── 第7回:特別の教科「道徳」における評価の方法 第8回:道徳とカリキュラム編成──道徳の年間計画の策定── 第9回:道徳の教材研究──『私たちの道徳』の分析── 第10回:道徳教育の指導案の作成──学習目標の設定,教材研究,発問,板書案の作成── 第11回:模擬授業と授業改善に向けた集団討議①──視聴覚教材を用いた道徳── 第12回:模擬授業と授業改善に向けた集団討議②──新聞教材を用いた道徳── 第13回:模擬授業と授業改善に向けた集団討議③──アクティブラーニング的手法を用いた道徳── 第14回:模擬授業と授業改善に向けた集団討議④──自作教材を用いた道徳── 第15回:全体のまとめと自身の模擬授業の実践を通じた省察 | ||
| 事前学修・事後学修 /Preparation and review class | 〇事前学習については,ニュースや報道を通じて道徳や倫理に関するトピックにアンテナを常に張っておくことが望まれます。また,資料・文献等をあらかじめ配布した場合には,不明な語句などをあらかじめ必ず調べてください。 〇事後学習については,授業で興味を持った点や,提示された「参考文献」等に示された文献・資料等についても積極的に入手のうえ目を通すことが望まれます。 | ||
| 使用教材 /Teaching materials | 文部科学省『中学校学習指導要領解説 道徳編』 文部科学省『私たちの道徳 中学校』 (いずれも文部科学省HPからダウンロード可) | ||
| 成績評価の方法 /Grading | 毎回提示する課題の提出(30%),グループワーク・集団討議への参加(20%),模擬授業の内容と振り返りレポート(50分間用の指導計画書を含む)の提出(50%) | ||
| 成績評価の基準 /Grading Criteria | 秀(90〜100%):道徳教育をめぐる理論や歴史的変遷について秀でた理解をしているとともに,教育実習生に求められる道徳の授業を展開するための秀でた構想力と実践力を有していると認められる。 優(80〜89%):道徳教育をめぐる理論や歴史的変遷について優れた理解をしているとともに,教育実習生に求められる道徳の授業を展開するための優れた構想力と実践力を有していると認められる。 良(70〜79%):道徳教育をめぐる理論や歴史的変遷について良好な理解をしているとともに,教育実習生に求められる道徳の授業を展開するための良好な構想力と実践力を有していると認められる。 可(60〜69%):道徳教育をめぐる理論や歴史的変遷について理解をしているとともに,教育実習生に求められる道徳の授業を展開するための構想力と実践力を有しているとおおむね認められる。 不可(59%以下):道徳教育をめぐる理論や歴史的変遷について理解をしていないとともに,教育実習生に求められる道徳の授業を展開するための構想力と実践力を有していると認められない。 | ||
| 履修上の注意事項 /Remarks | 教員あるいは良識ある市民として求められる振る舞いを常に意識しながら受講してください。 | ||
| 実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences | 該当する/Yes | ||
| 実務経験の概要 /Outline of their practical experiences | 現職公立中学校教員による特別講話を実施します。 | ||
| 実務経験と授業科目との関連性 /Relevance between their practical experiences and the course | 現職公立中学校教員を招き学校現場における道徳の実践と課題をめぐる講話を実施するとともに中学校訪問を行い,道徳教育を担当する教員としてもとめられる資質・能力の向上を目指します。 | ||
| 遠隔授業 /Online class | 
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