科目一覧へ戻る | 2023/03/17 現在 |
科目名/Subject | 社会科教育法I |
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担当教員(所属)/Instructor | 菊地 達夫 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 教職科目 |
開講学期/Semester | 2021年度/Academic Year 後期/Fall Semester |
開講曜限/Class period | 木/Thu 1 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部/Faculty of Commerce |
配当年次/Years | 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2021/02/06 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
本授業では、中学校学習指導要領(平成29年度告示)解説社会編(地理的分野)の目標・内容を確認した上で、地理的区分の在り方に触れ、基礎・基本的となる地理的な指導技術について作業を通じて理解を深めます。 地理的指導技術として、単元・授業構造、発問・指示、地図、図表、写真、博物館資料、図書資料(新聞活用を含む)の活用等を取り上げます。最後に学習指導案の作成及び模擬授業の実践(授業分析)を通じて、指導技術の有効性、どのように公民的資質の育成につなげるか確認・検討します。加え、高等学校地理歴史科地理総合(地理探究)への接続ポイントの理解を深めます。 本授業は、対面授業を基本としますが、遠隔授業へ切り替えが必要となった場合、別途指示します。 |
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達成目標 /Course Goals |
1 中学校学習指導要領(平成29年告示)解説社会編(地理的分野)の、改訂点、目標、内容について理解できる。 2 基礎・基本となる地理的な指導技術について理解できる。 3 模擬授業を通じて、望ましい地理授業(中学校社会科)のポイントについて理解できる。 4 高等学校地理歴史科地理総合(地理探究)への接続ポイントについて理解できる。 |
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授業内容 /Course contents |
第1回: オリエンテーション(授業のテーマ・到達目標、展開、成績評価方法、参考文献等の説明) 第2回:中学校学習指導要領(平成29年度告示)解説社会編 地理的分野の改訂点について説明します。 第3回:中学校学習指導要領(平成29年度告示)解説社会編 地理的分野の目標・内容について説明します。 第4回:日本・世界における地理的区分の在り方について体験的に学びます。 第5回:単元・授業構造(地理授業)について学びます。 第6回:地理的な発問・指示について作業をしながら学びます。 第7回:地図(地球儀を含む)の活用について作業をしながら学びます。 第8回:グラフ・表の活用について作業をしながら学びます。 第9回:地理写真の活用について作業をしながら学びます。 第10回:博物館資料(文化遺産を含む)の活用について作業をしながら学びます。 第11回:図書資料(新聞活用を含む)の活用について作業をしながら学びます。 第12回:地理的な授業づくり(学習指導案作成を含む)について作業をしながら学びます。 第13回:模擬授業(世界の諸地域学習)を実践し、その後省察して学びを深めます。 第14回:模擬授業(日本の諸地域学習)を実践し、その後省察して学びを深めます。 第15回:各回の重点について整理・確認をします。また、高等学校地理歴史科地理総合(地理探究)への接続ポイントについて学びます。 |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
事前学修では、各回の学習内容に関係する学習指導要領解説の部分を一読しておくこと。 事後学修では、各回の学習内容について復習(授業内容)・確認(学習指導要領解説)しておくこと。 |
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使用教材 /Teaching materials |
文部科学省(2017):『中学校学習指導要領(平成29年度告示)解説 社会編』東洋館出版社。 | ||
成績評価の方法 /Grading |
最終試験(50%=模擬授業時の学習指導案の内容及び実施内容や意見交換を含む) 授業時の課題提出(30%)、参加意欲・受講態度(20%) 課題等の結果は、返却時に講評・補足解説します。 |
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成績評価の基準 /Grading Criteria |
秀(90点~100点) 模擬授業(学習指導案の内容を含む)における指導技術が高く、高度な省察を行っている。授業時の課題を多角的・多面的に実践している。 優(80点~89点) 模擬授業(学習指導案の内容を含む)における指導技術が高く、一定の省察を行っている。授業時の課題を多角的・多面的に実践している。 良(70点~79点) 模擬授業(学習指導案の内容を含む)における指導技術は標準的で、一定の省察を行っている。授業時の課題を一定に実践している。 可(60点~69点) 模擬授業(学習指導案の内容を含む)における指導技術は低くく、一定の省察を行っている。授業時の課題を一定に実践している。 不可(59点以下) 模擬授業(学習指導案の内容を含む)の実施がなく、省察も不十分である。授業時の課題も不十分な面がある。 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
・日頃より、身近にある地理的事象に興味関心をもち、教材化への意識を高めておくこと。 ・模擬授業は、原則、履修者全員に実施してもらいます。ただし、人数調整によって、模擬授業時間の短縮する場合があります。 |
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実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当する/Yes | ||
実務経験の概要 /Outline of their practical experiences |
高等学校地理歴史・公民科教諭の経験を有する。また、教育実習生の指導実績を有する。 | ||
実務経験と授業科目との関連性 /Relevance between their practical experiences and the course |
現在も、現場教員(小中高)と研究会等を通じて継続的に情報交流を行っている。また、その知見を活かし授業展開も行っている。 | ||
遠隔授業 /Online class |
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