科目一覧へ戻る | 2023/03/17 現在 |
科目名/Subject | 商法II |
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担当教員(所属)/Instructor | 多木 誠一郎 (商学部) |
授業科目区分/Category | 夜間主コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2021年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 月/Mon 6 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School |
配当年次/Years | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office |
多木 誠一郎(435号室(1号館) 電話 0134-27-5374 電子メール taki@res.otaru-uc.ac.jp(電子メールを送信する際には、連絡先電話番号の記載をお願いします) ) |
オフィスアワー/Office hours |
多木 誠一郎(前期:水曜日 12時00分〜12時50分 後期:月曜日 13時00分〜14時00分 コロナ事態が終息していない間は、ZOOM仮想空間で面談します。事前に面会時間の希望をメールで連絡下さい。) |
更新日/Date of renewal | 2021/03/01 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
(授業の目的) この授業では、商人にかかる制度の基礎を学ぶとともに、商事売買をはじめとする、商人が主体になっている取引を巡る法律関係について勉強します。商事にかかる制度・取引について、筋道を立てて説明できるようになることを目的にします。 (授業の方法) 指定する教材にできるだけ沿って担当教員が解説する形で、授業を進めていきます。上記目的を達成するために、実際に裁判所に持ち込まれた具体的な事例を参照しながら解説していきたいと思います。 (コロナ事態への対応) 講義は、ZOOM仮想教室におけるリアルタイム配信で行います。コロナ事態の変化によっては、変更する場合もあります。その場合には講義あるいはmanaba(コースニュース)で連絡します。 |
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達成目標 /Course Goals |
事案を見て、①商法の視点から見ると何が問題になっているのか、②その問題に対して商法はどのような解決をしているのか、について説明できることを目標にします。 細かいことを暗記するのではなく、法律の条文にあたりながら自分の頭で考えていきましょう。 |
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授業内容 /Course contents |
各回の講義内容は次の通りです。取り上げる順番・内容を変更する場合もあります。例えばある事項についてより深掘りすると、(時間は限られていますので)それに応じて取り上げる事項は少なくなります。 第1回 商法の意義 第2回 商行為 第3回 商人 第4回 商業登記 第5回 商号 第6回 営業 第7回 商業使用人・代理商 第8回 会計帳簿 第9回 商行為に適用される規定 第10回 商人に適用される規定 第11回 商事売買 第12回 仲立営業 第13回 問屋営業 第14回 その他の営業 第15回 まとめ |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
・事前学修よりも事後学修をよりしっかりとしましょう。事前学修は、配布レジュメにさっと目を通すだけで差し支えありません。 ・なぜ、このような法規整がなされているのか、法規整の背後にある実態や法規整の趣旨を常に考えましょう。 ・教科書に書いてあることや担当教員が話したことを丸暗記するのではなく、「ああでもない、こうでもない」と自分の頭で考えてみましょう。 |
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使用教材 /Teaching materials |
(1)教科書・判例集(授業の際には必ず携帯して下さい。) ①教科書 道野真弘編著『ネオ・ベーシック商法1 商法入門/総則/商行為』(北大路書房、2019年) ②判例集 神作裕之=藤田友敬編『商法判例百選(別冊ジュリスト243号)』(有斐閣、2019年) (2)参考書(準備する必要はありません。図書館等で閲覧してみて下さい。) ・北村雅史編『スタンダード商法Ⅰ 商法総則・商行為法』(法律文化社、2018年) ・大塚英明ほか『商法総則・商行為法(有斐閣アルマ)』(有斐閣、第3版、2019年) ・落合誠一ほか『商法Ⅰ 総則・商行為(有斐閣Sシリーズ)』(有斐閣、第6版、2019年) ・近藤光男『商法総則・商行為法』(有斐閣、第8版、2019年) ・弥永真生『リーガルマインド商法総則・商行為法』(有斐閣、第3版、2019年) |
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成績評価の方法 /Grading |
(1)定期試験の結果を、100点を満点として評価します。 (2)①授業中に課題を課した場合にはその評価、②授業時間内外で質問があった場合には質問の質に対する評価、以上2点を上記(1)による試験の評価に対する加点要素にします。試験の評価を受講生にとって不利益的に変更することはしません。すなわち加点はしますが、減点はしません。 (3)上記(1)(2)による評価をして得られた成績(点数)が6割(100点満点で60点)以上の受講生が、2回の試験双方を受験した受講者の「概ね6〜7割」を超える場合には、そのまま最終評価とします。概ね6〜7割に満たない場合には、概ね6〜7割程度を合格とするように点数補正します。受験者の成績レベルによって多少の変動はあります。 詳細は、第1回目の授業の際に説明します。 |
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成績評価の基準 /Grading Criteria |
秀(100〜90):商法総則・商行為法について秀でた理解力を有する。 優(89〜80):商法総則・商行為法について優れた理解力を有する。 良(79〜70):商法総則・商行為法について良好な理解力を有する。 可(69〜60):商法総則・商行為法について理解力を有する。 不可(59〜0):商法総則・商行為法についての理解力が不十分である。 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
・試験前に一挙に勉強するのではなく、コツコツと地道に勉強していきましょう。 |
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実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない/No | ||
遠隔授業 /Online class |
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