科目一覧へ戻る | 2023/03/17 現在 |
科目名/Subject | 現代企業管理論I |
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担当教員(所属)/Instructor | 中山 健一郎 (商学部) |
授業科目区分/Category | 夜間主コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2021年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 火/Tue 6 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School |
配当年次/Years | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2021/03/01 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
■授業の目的 本授業の目的は現代企業が直面する課題を理解し,その課題をどのように対処すればよいのか,またどのような方法があるのかについて,管理方法や手法,理論について学習する。 現代企業が直面する課題は様々であるが,本授業では3部構成とし,第1部では「企業内・企業間の企業経営管理」,第2部では「顧客満足対応の企業経営管理」,第3部では「危機対応の企業経営管理」に焦点をあてる。 第1部では第2部,第3部にかかる論点の基本的な論点を再確認する。第2部では顧客満足対応の企業経営はどうあるべきかを試論を交えて議論する。第3部では平時のみならず緊急時や臨時対応での企業経営はどうあるべきかの議論をする。その意味では本授業では現代企業の経営管理を平時から異常期も含めて学習,考察することを目的とする。 ■授業の方法 ・本講義は,Zoom等による時間割に沿ったライブ配信授業を行う。ライブ授業は録画をとり,オンデマンド対応も行う。ライブ授業への参加を基本とし,オンディマンドは復習に活用することをお勧めする。 ・授業方法は,情報機器や視聴悪機器を使用し,パワーポイントやワード,PDFにて作成した資料を投影しながら,講義形式で説明することを基本とする。 ・必要に応じて学生同士のディスカッションや学生と教員による双方向のやりとりを実施するという方法をとる。 ・部(全部で3つの部)ごとに小テストや課題レポートを課してその理解度を確認する。 ・Zoom参加時には顔出しをお願いしたい。受講者の顔が見えないと進行スピードを測りかねる場合がある。適切な授業スピードに努めたい。 |
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達成目標 /Course Goals |
本講義での学習を通じて、現代企業をめぐる経営管理のあり方や課題について理解することを目的とする。具体的には、企業における組織メカニズムや組織デザインを学び、組織についての理解を深め、組織の不祥事を防ぎ、業績を高める方法について理解することが達成目標である。また,本科目の履修を通して獲得が期待される能力・技能は以下のとおりである。 ・現代企業管理論に関する基礎的な理論,基礎的な分析を理解することができる。 ・現代企業管理論の観点から、現代企業の実践について批判的に検討できる。 |
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授業内容 /Course contents |
〔第1部〕企業内・企業間の企業経営管理 第 1回:現代企業管理論とは/進め方/学習のポイント(イントロダクション) 第 2回:管理原則を知る 第 3回:企業間競争とグループ競争力 第 4回:人材育成・人材開発・人材定着 〔第2部〕顧客満足対応の企業経営管理 第 5回:品格経営の概念 第 6回:サービス品質を理解する 第 7回:企業内部の問題をどう解決するか:QC改善 第 8回:事例考察:人員不足下の病院経営 第 9回:事例考察:後継者不足における技能継承問題 第10回:小括 〔第3部〕危機対応の企業経営管理 第11回:リスクマネジメント・BCP(事業継続計画) 第12回:事例考察:超高齢化社会と産業集積 第13回:事例考察:タイ洪水危機下のサプライチェーン対応 第14回:事例考察:企業不祥事と信頼回復 第15回:総括 |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
事前学習としては,講義テーマのキーワードを提示することで,宿題を通じて問題意識を持って授業に臨めるように準備してもらう。気になる用語や理解できない用語等を事前に経営学用語辞典等を使用して調べてもらう。あるいは専門用語を事前に提示し、その指定用語について調べてきてもらう。各回約2時間の事前学習を要する。 事後学習としては,授業の終わりに出席カード等を利用し、授業をつうじてわからなかったことや理解できなかった点を各自、明記してもらうともに、各自でその部分について事後学習してもらう。またその部分のフォローを次回の授業最初におこなう。各回、約2時間の事後学習を要する。 |
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使用教材 /Teaching materials |
テキスト教材は指定しないが,以下の参考文献(一部紹介)が手元にあると授業の理解がより深まる。講義で使用した資料は可能な限りmanabeへアップロードする。 第1部…塩地洋・中山健一郎『自動車委託生産・開発のマネジメント』中央経済社,2018年 山本寛『人材定着のマネジメント』中央経済社,2009年 第2部…中山健一郎・武者加苗・菊地武『品格経営の時代に向けて』日科技連,2015年 猶本良夫・水越康介『病院組織のマネジメント』中央経済社,2012年 第3部…亀井利明・亀井克之『リスクマネジメント総論』同文館出版,2009年 佐伯靖雄『中国地方の自動車産業』晃洋書房,2019年 清日向一郎『日本自動車産業の海外生産・深層現調化とグローバル調達体制の変化』社会評論社,2017 年 |
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成績評価の方法 /Grading |
・定期試験(60%) ・課題レポート(25%):授業理解を踏まえた上で,深堀した課題を提示し,分析と独自見解の力量を考査する。 ・平常点評価(15%):講義内容の重要な論点に関する小テスト(5点×3回程度,講義中に行う) ※定期試験は講義内容や配布資料に依拠して作成する必要があり,授業に出席しない学生には不利となる点に留意すること。 |
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成績評価の基準 /Grading Criteria |
秀(100〜90):現代企業管理論の基本的知識について十分理解し応用力も身についている。また重要なポイントをほぼ完全に理解している。 優(89〜80):現代企業管理論の基本的知識について十分理解しており,独自の主張を持っている。 良(79〜70):現代企業管理論の基本的知識についてほぼ理解している。重要なポイントを過半は理解している。 可(69〜60):現代企業管理論の基本的知識について最低限理解している。 不可(59〜0):現代企業管理論の基礎的な理解が不足している。また,間違った理解をしている。 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
・経営学関連の内容が多いので、経営学分野の他の授業を併せて受講することが望ましい。また、経済・産業の動きについて、日ごろから新聞・ニュースを見ることを勧める。 ・5回以上欠席の場合には評価しないので注意すること ・本授業は非常勤講師が担当するため,必要な相談やアドバイスはメール等を活用することを勧める。 E-mail naka-ken@sapporo-u.ac.jp |
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実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当する/Yes | ||
実務経験の概要 /Outline of their practical experiences |
授業担当者はQCサークル北海道支部副世話人として支部活動の運営や北海道エリアでの出前研修等を通じて実務的指導経験を有する。 | ||
実務経験と授業科目との関連性 /Relevance between their practical experiences and the course |
本授業は一部,品質管理にかかる内容を含み,特に第2部ではQC的問題解決思考や手法に基づくアプローチを試みる。QCサークル北海道支部が所有する実務者向け教材資料を活用しながら,問題解決に向けた具体的な方法論を学ぶ機会を提供したい。 | ||
遠隔授業 /Online class |
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